※こちらは『天才クソ野郎の事件簿』の本編とは関係のない宣伝ページになります。


つばこは『ちょっと変わった黒魔術を紹介します』という物語を発売することになりました。


つばこの持ち味(?)であるゲスさや下品さが濃縮された学園ラブコメディ。


しかも『天才クソ野郎の事件簿』と同一世界の物語。


今回はその第1話を紹介したいと思います。


※注意点※
かなり下ネタが多いです。
苦手な方はお気をつけください。

ちょっと変わった

黒魔術を紹介します


◆第1話◆


後ろ斜め45度から見ると

巨大な男性器に見える黒魔術






「だからセンターは柏田かしわだ麻紀まきしかいないって、言ってんだろ!」



 伊達だてえた。

 その声にかぶせるように、 加藤かとうは更に大きな声で叫び返した。



「センターは前島まえしま悠子ゆうこだ! 悠子ゆうこちゃん以外のセンターは考えられない! 悠子ちゃんは歴史上最強のアイドルなんだ!」

 

「うるせぇ! まきりんはモデルもやってるし前島よりも巨乳だ! 前島の時代はもう終わったんだよ!」



 伊達と加藤は、先ほどから大好きなアイドルグループのセンターの座について、白熱した議論を交わしていた。


 お互いに高校1年生。

 帰宅部のため、放課後の教室で議論を交わすことが多い。


 最初は冷静に議論を重ねていた2人だが、いまや胸倉を掴みあう大ゲンカになっている。



「悠子ちゃんをバカにするなんて、伊達はクズだ! もう顔も見たくない!」


「それはこっちのセリフだ! みてろよ! 次の選抜総選挙じゃ前島を抜いてやるからな!」



 2人は捨て台詞を吐き、その場を後にした。




「加藤のヤツめ……。何が前島だ!」




 伊達はブツブツ言いながら下校の途についた。

 落ちている小石を蹴り上げながら、最寄りの駅へ向かう。



「……あっ、今日はもう木曜日か」




 スマホの日付表示を見て思い出した。

 今週はまだ愛読している週刊漫画雑誌を購入していない。

 今週号は伊達が愛する柏田麻紀かしわだまきが表紙を飾っているのだ。


 伊達は駅前に向かうと、顔馴染みのホームレスに声をかけた。




「おっちゃん。今週の雑誌ちょうだい」


「あいよ。100円だよ。おにいちゃんいつもありがとうね」



 このホームレスはゴミや忘れ物を収拾し、駅前で勝手に販売している。

 明らかな違法行為だが、100円で最新号の雑誌が買えるのは、小遣いの少ない伊達にとって魅力あるものだ。

 しかも時折、伊達が買えない成人雑誌やDVDまで販売している。

 その日も目当ての雑誌以外に目ぼしいものはないか、伊達は露店を眺めた。



「なんだこりゃ?」



 文庫本の隣。

 真っ黒の分厚い本が置かれていた。

 表紙はどこかの外国語が記載されており、なんと書いてあるか伊達には読めない。


 伊達はなんとなくその黒い本をペラペラめくってみた。



「おっちゃん、この本なに? 『自販機でジュースを購入する時に「ポチッとな」って言ってしまう黒魔術』って?」



 伊達は笑いながらホームレスのおっちゃんに尋ねた。



「ああ。それ黒魔術の本だよ」



 ホームレスのおっちゃんはのんびり答えた。



「黒魔術? 黒魔術ってあの黒魔術?」


「そうだよう。それ本当に効くよ。かなり面白いよ」


「あっはっは。黒魔術なんて効くワケないじゃん」


「それがね、本当に効くんだよ。めっちゃ面白いよ」



 伊達はペラペラ本をめくってみる。

 途端にまた変なページを見つけた。



「あっはっは。何これ? 『後ろ斜め45度から見ると巨大な男性器だんせいきに見える黒魔術』って。こんなの本当になるワケないでしょ」



 ホームレスのおっちゃんは相変わらずのんびり答える。



「いや、本当に効くんだよ。面白いよ。でっかいチ○ポに見えるからね」


「あっはっは。何それ超ウケる」



 伊達は笑いながらページをめくった。

 1ページごとに黒魔術が紹介されているが、どれもこれもふざけた内容のものばかりだ。



「もうそれ飽きちゃったからさ。よかったらおにいちゃんにあげるよ」


「え、マジで!? いいの?」



 伊達は嬉しそうに答えた。

 タダでこんな面白いネタが手に入るなら大歓迎だ。



「いつも買ってもらってるからね。特別だよ。あと最初のページに注意点が書いてあるからちゃんと読むんだよ」



 伊達は漫画雑誌と黒魔術の本を鞄にしまい、意気揚々いきようようと帰宅した。

 黒魔術なんて伊達は信じていなかったが、学校の友達に見せればそれなりにウケるだろう。



 部屋に戻った伊達は漫画雑誌を開き、柏田麻紀かしわだまきのグラビアをうっとり見つめた。



「あぁ……。やっぱりまきりんが至高だよ。可愛いなぁ」



 来週号の予告を見ると、前島悠子が表紙とグラビアで登場する、と書いてある。

 伊達は舌打ちをした。

 また加藤が「悠子ちゃんのほうがまきりんよりグラビアが綺麗」とか言い出すに違いない。

 ふとホームレスのおっちゃんから貰った黒魔術の本を思い出した。



「加藤め。お前をでっかいチ○ポにしてやる」



 伊達は最初のページを読んでみた。

 そこには、



『黒魔術の内容を人に公言こうげんしないこと』

『呪文を間違えないこと』

『効果は翌日のみ』



 と書かれていた。



「ええっと。さっきのデカチ○ポの黒魔術のページは……」



 お目当てのページを見つける。

 そこには次のように書かれていた。






『後ろ斜め45度から見ると巨大な男性器に見える黒魔術』


<使用方法>

1:相手の名前を書いた紙を両手で挟んでください。(複数可)

2:「スガジマジッキコッツンデフルセッキテハイデバー」と唱えてください。

3:相手の名前を書いた紙を破って燃やしてください。





 実に簡単だ。

 伊達はメモに『 加藤かとう大輔だいすけ』と記入すると、それを両手に挟んだ。



「スガジマジッキコッツンデフルセッキテハイデバー!」



 伊達は紙を破り、耐熱皿の上で火をつけて燃やした。



「ふっふっふ。加藤よ、これで明日の貴様はデカチ○ポだ」



 再び漫画雑誌を手に取り、ベッドに横たわる。



「あぁ……。やっぱりまきりんは可愛いなぁ……」



 伊達はすっかり黒魔術に興味を失い、柏田のグラビアを眺めていた。

 黒魔術のことはあっさり記憶の片隅に追いやられていた。





 翌日。

 伊達が登校すると、加藤が頭を下げてきた。



「伊達……。昨日はごめんね。ちょっと言い過ぎたよ」



 伊達も一晩たって加藤への怒りはあっさり消えていた。

 加藤の肩を抱いて笑う。



「なぁに、推しメンの言い争いなんていつものことじゃないか。気にすんなよ! 俺もごめんな!」


「うん! また一緒にメンバー応援しようね!」



 加藤は嬉しそうに頷き、伊達に背を向けて教室に入ろうとした。

 その瞬間、加藤は巨大な男性器に姿を変えた。



「うわぁ!!!」



 伊達は仰天して声をあげた。

 加藤が驚いて振り向く。

 不思議そうに伊達を見つめている。


 いつもの加藤だ。

 加藤は相変わらず加藤のままだ。

 眼鏡をかけてちょっと小太りで頬が膨らんでいるブサイクな加藤だ。


 なぜ一瞬、デカチ○ポに見えたのだろう。



「なに? どうかした?」


「い、いや……。なんでもない……」



 伊達は首を傾げながら教室に入った。

 すると後方から、



「キャア!」



 女生徒の悲鳴があがった。

 クラスメイトの長瀬ながせだ。



「どしたの?」


「あれ? いや、今、あれ?」



 長瀬はしきりに目をこすって加藤を眺めている。

 するとまた加藤の後方から、



「うおっ!」



 男子の悲鳴があがった。

 クラスメイトの中島なかじまだ。



「どしたの?」


「いや、お前? ……あれ?」



 中島もしきりに目をこすっている。

 この時、ようやく伊達は昨日の黒魔術を思い出した。




『後ろ斜め45度から見ると巨大な男性器に見える黒魔術』






 まさかなぁ……。



 伊達は加藤の後方に回ってみた。

 まだ加藤の姿に変化はない。



(45度というとこのあたりか?)



 その瞬間、加藤はデカチ○ポに姿を変えた。



「うおっ!!」



 加藤が驚き振り返る。

 加藤はもとの加藤に戻った。

 不安げに顔を歪めている。



「な、なんだよさっきから……?」



 伊達は驚いた。

 加藤は身長170cmほどの背丈だ。

 それと変わりないほどの、立派に隆起りゅうきした男性器に加藤が見えたのだ。



「おい、加藤。ここに立ってくれ」


「え? なんで?」


「いいから頼むよ。そんであっち向いて、絶対後ろを振り向くなよ」


「なんだよぉ。何かこわいなぁ」



 ゆっくり後ろ斜め45度に移動してみる。

 たちまち加藤は巨大な男性器に姿を変えた。



「おお……! す、すげぇ……!」



 全長170cmのデカチ○ポだ。

 直立不動にビンビンに勃起している。


 加藤が振り向かないように伊達は必死に声を抑えた。

 周囲を見回し、近くにいた女子の香川かがわを小声で呼んだ。



「どうしたの伊達くん?」


「ちょっと香川さん。ここに立って加藤を見てくれないか」


「えー? 何か変なことするんじゃないでしょうね」


「しないしない」



 伊達は香川を加藤の斜め45度に立たせてみた。



「キャアアァッ!」



 香川は大きな悲鳴をあげた。

 加藤もクラスメイトも全員振り返る。

 加藤はいつもの加藤に戻った。



「香川さん!? どうだった!?」


「あれ? あ、え? いま?」



 香川は仰天して口元を押さえている。



「香川さん、今、加藤が何に見えた!?」



 香川は顔を真っ赤にした。

 伊達をビシバシ叩く。



「何か変なことしたんでしょ!」


「してないって! 何もしてなかったでしょ!」



 香川はぶすっと黙り込んだ。

 確かに何も変なことはされてない。

 ただ加藤が、とてつもなく巨大な男性器に見えただけだ。



「ちょっと何してるんだよぉ」



 加藤が困惑したようにやってきた。

 その後方から「えぇ!」「キャァ!」「うそぉ!?」と、悲鳴があがる。



「おい、加藤」



 伊達は念のため確認することにした。



「お前、もうズルムケか」


「はぁ? なにが?」


「チ○ポだよ。チ○ポの皮がズルムケかと聞いてるんだ」



 隣の香川が「もうやだぁ」と言って離れた。



「まぁ……。ズルムケだけど……」


「そうか、やはりな」



 伊達は加藤の後方45度に素早く移動する。

 途端に立派なデカチ○ポに加藤は変化した。


 このチ○ポは加藤のチ○ポなのだ。


 これは偉いことになった。


 あの黒魔術は本物だ。





 幸か不幸か、加藤は一番後ろの席だった。
 移動教室や昼食のために廊下を歩いている時に、


「うわぁ!」

「キャァ!」

「えぇっ!?」



 という悲鳴があがる以外は、特に被害がなかった。


 伊達は何度も加藤に「お前は俺の黒魔術のせいでデカチ○ポに見えてるんだ」と言いたくなったが、如何いかんせん黒魔術だ。
 公言したらどうなるかわからない。
 それに放課後になった頃には、


「いいなぁ。加藤のチ○ポは立派で」


 ぐらいしか思わなくなった。




 その日の帰宅後。
 伊達は部屋の隅に追いやられていた黒魔術の本を取り上げた。
 改めて注意点が記載されたページを調べてみる。
 そこには、


『効果は翌日のみ』


 と書いてあった。
 つまり明日になれば、加藤は普通の加藤に戻る訳だ。
 伊達はとりあえず安堵した。
 仲の良い友人が毎日デカチンポに変身されたらたまらない。

 伊達は他のページもペラペラめくってみた。
 どれもこれも奇妙キテレツで、くだらない黒魔術ばかりだ。
 ホームレスのおっちゃんの言う通り、これは確かに面白い。

 だが本当に黒魔術のせいなのか、伊達はまだ半信半疑だった。
 明日は別のことを試してみようと考えていると、ひとつのページが伊達を捕らえた。










『語尾に「~やんす」をつけた時だけ超絶イケメンに見える黒魔術』


 これだ!

 伊達は早速ペンを手に取った。










本物の黒魔術を手に入れてしまった伊達くんの運命やいかに!


comico  アプリ、もしくはスマホのインターネットブラウザで



『comico ノベル 黒魔術』



てなカンジで検索すると見つかります!


電子書籍としても発売中!


ここでは紹介できない(過激なので)イラストが盛り沢山!!!


2話以降に登場する黒魔術は、




『4時間目が終わると男性器が激しく勃起してしまう黒魔術』

『意中の異性を「ゴミムシ」と呼んでしまう黒魔術』

『「ポチョムキン」と額に書いてある人と話をしたくなる黒魔術』

『愛の告白が西部劇風になってしまう黒魔術』



どれもこれもクレイジー!


2話までは無料なので、宜しければ読んでみてくださぁーい!!!



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つばこ

つばこ「ねぇねぇ担当さん。黒魔術の2巻は出せるかな? 今のところ、全部で8巻ぐらいになる予定なんですけど」
担当さん(♀)「まず1巻が売れないと無理ですね」
 
 
ということなので、宣伝ページをつくりました!!!!!!!
 
お願いです買ってください(´;ω;`)
電子書籍にもなり、お買い求めやすくなりました(´;ω;`)
是非ともお友達などに「巨大な男性器に見えちゃうんだって」とオススメしてください(´;ω;`)
 
以上! 宣伝でした!

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コメント 43件

  • rtkyusgt

    挿絵がないからセーフだね(笑)

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  • バルサ

    凄いな〜下ネタ オンパレード(^^)

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  • すかい

    昔(6,7年くらい前)、小説を読もうで連載してたから読んだんだけど、最高に面白いよ!
    すごく笑えるし、泣ける展開もあるんだ。
    8巻までお金出して読む価値は絶対にあると思う(^_^)

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  • phenyl

    こいつらグアムで天野くんにシメられてたよなww

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  • こめこ

    天クソと同世界www
    見に行きますww

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