その後、警察が山奥の民宿に到着し、ひとつの殺人事件は幕を閉じた。


 この事件は『たまたま居合わせた大学生が犯人を捕まえた』ということで、それなりにメディアが取り上げることになった。


 佐伯涼太の名は『現代の名探偵』として、いくつかの新聞の紙面を飾っていた。



佐伯涼太

…………てなワケよ。

そして金本さんの荷物を漁ったらビンゴ。
謎の毒物が入った小瓶と、加工した注射針まで見つかった。
それで金本さんの犯行は確実となったワケさ。


 大学の学生食堂。

 2階テラス席。


 お馴染みの場所で涼太は自身の『探偵物語』を、天野と前島悠子まえしまゆうこに聞かせていた。


 前島は思わず腕組みをして唸った。


前島悠子

凄いですね……。
完璧です。
完璧に事件を解決しています。
涼太さんがそこまで完璧な名探偵を演じたなんて、まるで想像できません。

佐伯涼太

うぷぷっ。
これでも僕は秀才なんだよ?
いつも勇二の後を追っかけてる金魚のフンじゃないんだ。

僕ってば顔もいい!
頭もいい!
喧嘩も強くて寝技が得意!


ああ、完璧すぎる!
神様!
僕に二物も三物も与えてくださり、ありがとうございます!

前島悠子

信じられませんね……。
こんなチャラ男がそれほどの切れ者なんて……。


 前島は半信半疑の様子だったが、天野は素直に涼太を賞賛した。


天野勇二

大したものだ。
お前がそのタイミングで民宿に辿り着かなければ、完全犯罪が成立していた。
これは表彰状を貰うべき行いだな。

佐伯涼太

でしょでしょー?
きっと神様が僕に、

『事件を解決して欲しい』

と依頼したんだよ!
天才クソ野郎ではなく、この僕を指名したんだ!

ああ! 神様!
ご指名ありがとうございます!
僕は使命を全うしました!


 涼太はかなり「天狗の鼻」を伸ばしている。


 天野はその鼻を少し折ることにした。


天野勇二

……だが、お前が10分早く民宿に着いていたら、殺人事件は発生しなかったかもな。
殺人を防げる以上の良いことはないな。

佐伯涼太

うぐっ。
そ、そうだね。

天野勇二

その場合、お前は自販機でお茶を購入して死んだな。

佐伯涼太

むむっ……。
そ、そうなるかもね。

天野勇二

神とやらは、本当は、お前に死んで欲しかったのかもなぁ。


 涼太はがっくりと肩を落としながら、口もタチも悪い友人を見つめた。


佐伯涼太

そんな意地悪なこと言わないでよ。
結果が全てだよ。
僕は必死に頑張ったんだ。
次の日なんて、頭使い過ぎて知恵熱が出ちゃった。

天野勇二

あっはっは。
そうだな。お前は立派だ。
特に女の顔面に蹴りをぶち込んだところがいい。
お前の甘さがひとつ解消され、レベルアップしたな。


 天野は悪い笑みを浮かべながらタバコを取り出した。



天野勇二

……それで。
何を使ったんだ?



 タバコに火をつけながら尋ねる。


佐伯涼太

うん? 何のこと?


 涼太が首を傾げると、天野は当たり前のように言った。


天野勇二

とぼけるなよ。
『腕時計』じゃないか?

佐伯涼太

……へぇ。


 涼太は呆れたように肩をすくめた。


佐伯涼太

やっぱり勇二は天才だね。
それ、この話だけで見破る?

天野勇二

当たり前だ。
そうでなくては、俺様の『右腕』としては物足りない。


 前島が不思議そうに2人の顔を見つめた。


前島悠子

うん?
2人とも、何の話をしてるんですか?

天野勇二

ゴム風船のことだよ。
『なぜ割れたのか』ということだ。

前島悠子

……えっ?
金本さんのスリッパにある針が刺さったから……じゃないんですか?


 涼太が「あはは」と軽い笑みを浮かべ、前島の顔を残念そうに覗きこんだ。


佐伯涼太

それが理想なんだけど、理想なんてなかなか実現しないんだよ。
結局のところ、スリッパのどこに針が隠されていたのか、警察に訊いてみたけど教えてもらえなかったんだ。


 涼太は金本が用意した凶器を調べてはいない。


 一切手をつけず、ビニール袋に入れたまま警察に渡している。


 スリッパのどこに針が刺さっていたのか、知らないのだ。


 警察も当然ながら、そんな機密情報を涼太に話さない。


佐伯涼太

針はさっきも言った通り、生身で扱うのは危険なんだ。
そうなると足が触れるスリッパの中ではなく、靴底、もしくは 『靴底とスリッパの接着面』に隠された可能性が高いんだよ。

針は山根くんの体を突き刺して、尚且つ引っ掻いていた。
一度刺したくらいでは、簡単に引っ込まないようにしてあったはずだよね。


 天野が煙を吐きながら、その続きを横から奪った。


天野勇二

そうだ。
それであるならば、金本は犯行後にスリッパのつま先を床で強く叩き、針をスリッパの中に引っ込めればいい。
それだけで 『凶器のスリッパ』『ただのスリッパ』に早変わりだ。

そして俺様ならば、スリッパはそのまま持ち帰って処分するな。
民宿のスリッパがひとつ減ったところでバレることはないだろう。
針なんて取り出さずに捨てるさ。

前島悠子

なるほど……。
そこまで推理しちゃうとは、やっぱり師匠は天才ですねぇ。


 涼太が慌てて口を開いた。

 このままでは、手柄が天野に横取りされそうだ。


佐伯涼太

だ、だからね、ゴム風船が金本さんのスリッパに接触した瞬間、僕は 自らゴムを破ったんだ。

勇二の言う通り、腕時計の 凸凹おうとつを使ったよ。

ゴム風船は針に刺されたワケじゃなかった、ってことさ。


 天野が満足気に頷く。


天野勇二

それでいい。
天才クソ野郎のやり方は『ライ・チート・スティール』だ。
騙してズルして盗み取る。
見事に実現できたな。
スリッパの針はそうやって、金本が引っ込めていた可能性が高いしな。


 前島が首を傾げながら尋ねる。


前島悠子

どうしてですか?
針が引っ込まずに残っていたかもしれませんよ?
金本さんは確認するはずです。


 天野は「クックック」と悪い笑みを浮かべ、指先を気障ったらしく振り回した。


天野勇二

金本にはそれができないんだよ。
針の存在を外側から確かめると、当然ながら身体に刺さる危険があるからだ。
かといって、全員の前でスリッパを解体して針を取り出すワケにもいかない。

金本は恐らくどこかのタイミングで針を引っ込めていた。
だが、それも金本には自信がなかったんだ。
スリッパの凶器は『そこ』が弱点だった。

金本もゴム風船が破裂するまで、針がスリッパに残っているのかいないのか、わからなかっただろうなぁ……。
だがゴムは破裂した。
その瞬間、自分のスリッパに『針が残っている』と錯覚させられた。
それで逃げ道を失ったのさ。


 前島が感心して頷く。


前島悠子

そ、それじゃ……。
涼太さんは 金本さんを確実に追い詰めるために、わざわざゴムを膨らませ、自ら破いてみせた……ってことですか?


 じろりと、前島が疑いの視線を涼太に向ける。


佐伯涼太

な、なにさ?
そうに決まってるじゃん。

前島悠子

ホントですかねぇ……?
涼太さんがそこまで考えて……?

佐伯涼太

なんでそんな疑うのよ!?
それ以外にゴムを膨らませる理由がないでしょ!

前島悠子

だって、涼太さんは『変態パコ野郎』じゃないですか。
セクハラしたかっただけじゃないんですか。

佐伯涼太

うわっ! 酷っ!
僕がどれだけ変態でも、人が死んでる場所でそんなこと考えないよ!
金本さんを確実に追い詰めるために、わざわざ膨らましたくもないゴムを取り出したんだ!
僕だってゴムに口をつけるのはイヤだってば!
好きでセクハラ発言をしたワケでもないんだよ!

前島悠子

うーん。
信じられませんねぇ……。
隙あらば、ジュニアを披露するつもりだったんじゃないんですか…‥?

佐伯涼太

そんなワケないじゃん!
僕は露出狂じゃないって!
なんか僕の 印象イメージ悪すぎない!?


 天野は2人のやり取りを愉快そうに見つめ、タバコを携帯灰皿に押し込んだ。


天野勇二

まぁ、涼太の言う通り、結果が全てさ。
ゴムを用いた 『ブラフ』は成功したんだ。
涼太にしかできない『たったひとつの冴えたやり方』じゃないか。

スリッパに針が残っていたのかどうか、その謎を解く必要はない。
それは警察にしかわからん。
だが、わからなくてもいいのさ。
とにかくあの瞬間に、 『ゴム風船が割れれば』な。


 前島はうっとりした目つきで天野を見つめた。


前島悠子

はぁ、これだけの話でそこまで推理しちゃうなんて、やっぱり師匠は天才です。
凄いですねぇ。

天野勇二

当然だ。
俺様なら3分で解決したな。

前島悠子

さすがですねぇ。
夜更けまで手こずった涼太さんとは、天才レベルがケタ違いですねぇ。


 涼太は憮然ぶぜんとして黙り込んだ。



 美味しい説明のところを、全部天野に持っていかれた。


 前島は純真無垢な笑顔を浮かべ、とにかく天野にベッタリ。


 そして天野なら、本当に3分で解決しそうだから怖い。


佐伯涼太

(はぁ、思い出した。僕ちゃん凡人だった。やっぱりクソ野郎には勝てないよ)


 天狗の鼻をへし折り投げ捨てる。

 ため息を吐きながら立ち上がった。


佐伯涼太

もういいもん。
僕ちゃんの名前はこれで有名になったからね。
キャンパスでの知名度と好感度はハネ上がるよ。
ストップ高なんてない!
また合コンがやりやすくなるぞぅ!
いやっほぅ!


 涼太はスキップをしながらテラスを後にした。


 その背中を見て、前島が呟く。


前島悠子

ホント、涼太さんはどうしようもないですね。

天野勇二

そうだな。
アイツの下半身はどうしようもない。
救いようのない男だよ。


 天野はニタニタと悪い笑みを浮かべていたが、内心では涼太の活躍を嬉しく思っていた。


 自分と同じ進路を選び、そのために努力した秀才だ。


 努力した涼太の頭脳が、事件を解決に導いたことを素直に喜んでいた。


前島悠子

……ねぇ、師匠。
ちょっと気になることがあるんです。

天野勇二

うん?
なんだ、改まって?


 前島はマジメな視線を天野に飛ばしている。

 天野の腕に触れながら口を開いた。


前島悠子

私なんだか、金本さんの気持ちもわかるような気がするんです。

天野勇二

ほう……。
物騒なヤツだ。
毒針で刺してみたいのか?

前島悠子

違いますよぉ。
動機のことです。


 前島はスネたように唇を尖らせると、どこか切なげに言った。


前島悠子

もし、ただの恋人から酷い仕打ちを受けたとしても、その男をブン殴って捨てるだけです。

でもその人が『本当に愛する人』だったら、これ以上の苦しみはありません。

愛が歪み、気が狂うかもしれません。


 天野は少し悲しげに頷いた。


天野勇二

なるほど……。
それが『愛』とやらの『本質』というワケか。
お前すらも気が狂って殺したいと願うかもしれない、ということか。

前島悠子

はい……。
だって私、師匠にそんな酷いことをされたら、きっと心が歪みます。
これ以上ないほどの苦しみです。
あくまで仮定ですけど、そんなことになったら、師匠を殺してしまうかもしれません。

だから、その……。

私には、優しくしてください……ね?


 前島はかなりストレートに自らの気持ちを表現したつもりだった。


 だが、天野はのんびりと煙を吐き、不思議そうに首を傾げた。


天野勇二

なぜお前の気が狂って、俺様を殺すことになるんだ?

前島悠子

そ、そんなの決まってるじゃないですか。

天野勇二

はぁ?
何が決まってんだ?

前島悠子

なにがって…………もう!
師匠のバカ!!!


 前島はプリプリして頬を膨らませた。



 天野はとにかくニブすぎる。


 いくらなんでもニブすぎる。


 案外まんざらでもないのかな、と思わせておいてやっぱりニブすぎる。


 最近は 「ワザとやっているのではないか」と、前島は思っていた。



 天野は小首を傾げながら言った。


天野勇二

何が言いたいのかよくわからんが、お前は俺を殺さないさ。

前島悠子

そうですね。
私はか弱い乙女です。
師匠の腕力には勝てませんもんね。
ふんだ。

天野勇二

腕力の問題ではない。
俺様にもよくわからないのだが、お前は俺様を殺さない気がする。
そんな想定をしていない。

なぜだろうな?
師弟関係か、信頼関係の問題かな?

前島悠子

えっ……?
それって……。


 前島はこれ以上ないほどの切ない感情に襲われた。



 天野は前島を信じている。


 いや、信じるというよりも、前島が「敵になる」という疑いすら抱いていない。


 弟子からの信頼を疑っていないのだ。



 前島は一瞬、天野の無意識に潜む、強い感情を告げられたような錯覚に おちいった。


前島悠子

し、し、師匠!
わ、私……!!!

天野勇二

どうした?
急に大声を出して?


 前島はぎゅっと拳を握り、天野の顔を強く見上げた。




 そして、覚悟を決めた。




 今この場で、師弟関係を壊すのだ。


 それ以上の関係になるのだ。


 前へ進むのだ。



 そう決意して口を開く。


前島悠子

師匠、聞いてください。

天野勇二

ああ。
ずっと聞いているぞ。


 前島は頬を赤く染め、もじもじしながら口を開いた。


前島悠子

わ、私、私は……。

そのですね。
あのですね。
いきなりなんなんですけどね。

師匠のことをですね。

そのですね。

一人の男性としてですね。

なんというかですね。


その、ずっとですね……。


ずっと前から……。



す、す、す……。



すすすすす……。



すすすすす……!




 前島が次の言葉を言う直前、テラスの階段を駆け上がる足音が聴こえた。



佐伯涼太

勇二! 凄いよ!
これ見て見て!
これ見てよ!
やっべぇぞ!


 涼太がやって来た。

 天野と前島の間に割り込み、スマホの画面を突きつける。


天野勇二

なんだ?
これがどうかしたのか?

佐伯涼太

これはね!
もうすぐブレイク間違いなしの地下アイドルちゃんのSNSなんだ!
しかもスタイル抜群で最高に僕好みの女の子!
それがなんとね、僕ちゃんをフォローしてリプまで飛ばしてくれたんだよ!
僕の名探偵っぷりを褒めてくれたのさ!


 SNSの画面を見せつけている。

 涼太はとんでもなく有頂天だ。


佐伯涼太

やっべぇぞ!!
これ、やっべぇぞ!!


僕ちゃんついにここまでメジャーになったんだ!
このチャンス、絶対モノにするからね!
勇二に前島さんという『アイドル相棒』がいるように、僕ちゃんも相棒を作るから!
その時はWデートしよう!
マスコミさんにはナイショだよ!
センテンススプリングされたら困っちゃうもんね!


 涼太はテラスをぴょんぴょん飛び跳ね、全身で喜びを表現している。


 何がそんなに嬉しいのか、天野にはまるで理解できない。


天野勇二

うるせぇなぁ……。
テラスをドタバタ走るな。
俺様はもう行くからな。


 心底嫌そうな表情を浮かべ立ち上がる。

 前島は慌てて白衣の袖を掴んだ。


前島悠子

ちょっと!!!
師匠待ってください!


ま、まだ、その、あの、お話しが……。

天野勇二

ああ、また今度な。
コイツがうるせぇから消える。

前島悠子

えぇっ!?
ちょっとだけ!
あと一言だけ!
それだけなんですけど!

天野勇二

大した話でもあるまい。
いつでもいいだろ?
じゃあな。


 その言葉で、前島の堪忍袋かんにんぶくろの緒は切れた。


前島悠子

う、うわぁぁぁぁ!
結構いい感じだったのに!

もう!
やかましいんですよ!
涼太さんはいつも邪魔ばっかりしてぇ!


 前島が憤怒の表情で立ち上がる。

 ギロリと涼太を睨む。

 涼太はぎょっとして尋ねた。


佐伯涼太

えぇっ!?
な、なんで、前島さんが怒ってるの!?
僕なんかした!?
何もしてないよね!?

前島悠子

だまらっしゃい!
天誅てんちゅうしてやります!
この場にきたことが、涼太さんの罪なんですよぉぉぉぉ!!!

佐伯涼太

え、え、えぇ!?
ちょ、やめて!
何の罪もない椅子を持ち上げないで!
やめて!
僕は今回かなり頑張ったじゃん!
こんなの酷い!
酷いって…… ぎゃああああああああああああ!!!!


 前島の『天誅』が、何の罪もない涼太に下された。


 天野はその様子を横目で眺めると、


天野勇二

ああ、平和だ。
今日もテラスは実に平和だ。


 と呟き、テラスから去った。


 残されたのは前島と天誅された涼太だけ。


 前島は悔しそうに両腕をブンブン振り回し、テラスから見える青空に叫んだ。


前島悠子

もう!!!
なんなんですかぁ!


師匠のバカ!
涼太さんのバカ!

私はいったい、いつになったら幸せになれるんですかぁぁぁぁ!?


 澄み切った青空に、前島の絶叫がこだましていた。








(おしまい)



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つばこ

ご愛読いただきありがとうございます。
何かひとつでも心に残るものがあれば幸いです。
 
 
涼太くん「好きでセクハラ発言をしたワケでもないんだよ!」
前島&つばこ「ホントかなぁ……( ゚д゚)」
 
 
さてさて、次回は久々(?)にコミカルな天野くんを紹介したいと思います。
天野くんに振りかかる最大の危機。
かつてない難問を目の前にして、クソ野郎は四苦八苦することになりそうです。
昨年末公開の『24時間編』に登場した娘たちも出演しますので、色々お楽しみいただければ幸いです。
 
それでは今週土曜日、
『彼と上手にお付き合いする方法』
にて、お会いしましょう。
 
つばこでしたヽ(*´∀`*)ノ.+゚

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コメント 228件

  • ピカルディの3度

    何の罪もない…?
    告白現場への乱入は重罪だと思うの

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  • 肴松

    前島絶叫エンディングwww

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  • ゆんこ

    作者殿サイコー

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  • まこと

    椅子殺傷事件発生

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  • スカイ

    天野にとって前島ちゃんは弟子で自分を追いかける存在。でも涼太は右腕…隣に立つ存在なのかな…と思いました。口は悪いけどちゃんと涼太のことを信頼しているのが見えて素敵です。でもやっぱり涼太はチャラ男ですね(笑)

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