佐伯涼太

つまりこれで君はゲームオーバー。

君の仕掛けたトリックも『Q.E.D.』ってワケさ。

金本さん、もう逃げることはできないんだよ。


 金本は悔しそうに唇を噛み締めた。


 殺すような視線で涼太を睨みつけている。


遠藤真奈

うそ……?
本当に金本さんが……?

村松侑輝

か、金本、ウソだろ?
なんで山根を殺したんだ?


 遠藤と村松が唖然あぜんとして尋ね、女将は苦しそうに顔を落とした。


 金本は必死に叫んだ。


金本玲子

こ、殺してない!
私は殺してないわ!

佐伯涼太

往生際が悪いねぇ。
もうゴムが 『君のスリッパに針がある』って教えてくれたじゃん?
君が履いているスリッパ、そして君の荷物を調べれば全てバレる話だよ?
それじゃ、まずスリッパから見せてもらおうかな。

金本玲子

ち、近づかないで!

やめろ!!!

ち、近づくなって、言ってんだよッ!


 金本は凄まじい怒号を発し、鬼のような形相を浮かべた。


 村松と遠藤は見たことのない金本の姿に目を疑い、次の瞬間には、 金本の右足が振り上がったことに恐怖した。


 右足の蹴りだ。


 スリッパの先端を当てるような蹴り。


 その標的は、涼太だ。



村松侑輝

あぶない!!!


 村松が叫んだ瞬間、涼太の素早いミドルキックが金本に直撃した。


金本玲子

ぎゃあ!


 手加減の一切ない、重く鋭い蹴り。


 金本の身体は壁まで吹き飛ばされた。


金本玲子

い、痛い……!

痛いじゃねぇかこのヤロウ!!!


 脇腹を押さえながら立ち上がり、真っ先に自らが履いていたスリッパに手を伸ばす。


 だが、その手がスリッパを掴む前に、涼太の容赦ない前蹴りが金本の顔面を蹴り飛ばした。


金本玲子

ぎゃぁぁっ!!


 金本は情けない悲鳴を発し、後方に倒れこんだ。


佐伯涼太

……悪いね。
僕はどこかの誰かさんと違って、ただのフェミニストなチャラ男じゃないんだよ。


 涼太は軽くステップを踏むと、金本の右足を蹴り上げた。

 凶器のスリッパを払い飛ばす。


佐伯涼太

僕だってね、昔は

『女子には手を上げない』

ってポリシーを持ってた。
そのせいで喧嘩になってもボコボコにやられることが多かった。
だけどある時、友達に鼻で笑われたんだ。


 涼太は金本のスリッパを拾い上げ、言葉を続けた。


佐伯涼太

その友達はこう言ったよ。


女子だから暴力を振るわないなんて、ただのキザなナルシストの間抜けがやることだ。
お前の深層心理の中には『女より男のほうが喧嘩が強い』という男女差別のクソ思想が隠れている。
負け犬が偉そうに吠えてんじゃねぇよ。


ってバカにされたのさ。
あれはショックだったね。
今も一字一句覚えてるよ。


 涼太は「あはは」と苦笑した。


佐伯涼太

そいつが一番のフェミニストのキザなクソ野郎で、いざとなったら女の子に甘いくせにね。
全くまいっちゃうよ。

とにかくそれ以来、僕は相手が女性でも敵であるならば、遠慮なく蹴り飛ばすことにしたのさ。


 涼太は冷静に告げ、小さく笑みを浮かべた。


佐伯涼太

(ふふっ。懐かしいなぁ。空手を習い始めた頃、勇二に説教されたんだ。勇二の方が女の子に甘いってのにさ)


 涼太としては懐かしい思い出の笑みだったが、他のメンバーにとっては違う。


 女性の顔面を本気で蹴り飛ばして、薄ら笑いを浮かべているように見える。


 冷酷な殺戮マシーンのようだ。


 人を上辺だけで判断してはいけないと、涼太を見て思っていた。



佐伯涼太

ねぇ、教えてよ。
どうして君は、山根くんを殺したの?


 涼太は金本のスリッパをビニール袋に放り込みながら尋ねた。


金本玲子

うぐぅ、うぐっ……。
うぐぅぅぅ……。


 金本は呻き声とも、泣き声ともつかない声をあげるだけ。


 容赦ない蹴りを2発も受け、痛みと恐怖に震えている。


 涼太は冷酷に言い放った。


佐伯涼太

ブタみたいに鳴いてんじゃないよ。

君は山根くんを殺した。
おまけに無関係な僕まで殺すつもりだった。
それなのに、ここでだんまりってのは酷いんじゃないかな。


 涼太はそう言うと、足を高く掲げ、鋭く振り下ろした。


 綺麗な踵落としの実演。


 金本への脅しだ。


 まだ抵抗するなら蹴るぞ、とアピールしている。


村松侑輝

そ、そうだ。
金本、どうして山根を殺したんだ?


 村松が尋ねた。


 遠藤と女将も小さく頷いている。


 金本は口から血を吐き出すと、憎しみをこめて涼太を睨んだ。


金本玲子

……お前さえ、お前さえいなけりゃよかったんだ!
ちくしょう!
この邪魔者がぁ!


 般若の形相で怒鳴っている。

 地味で大人しい娘の面影はない。


佐伯涼太

まぁ、そうだね。
僕がここに来なかったら、完全犯罪が成立していた。

だけど僕は別に正義の味方ってワケじゃない。
山根くんが死ぬに相応しいクズかもしれない。
理由次第では、君を警察に突き出す面倒な作業をしたくないね。


 涼太がそう言うと、金本はボロボロ涙を流しながら叫んだ。


金本玲子

山根はクズなのよ!
死んで当たり前のヤツなんだ!


私は悪くない!
こんなことになったのも全て山根のせいなんだ!


 遠藤が怯えながら尋ねる。


遠藤真奈

ど、どうして……?
山根さんと何があったの?
やっぱり、わ、私のせいなの……?


 金本は少し迷ったが、意外にも首を横に振った。


金本玲子

違う……。
悪いのは山根……。
遠藤さんじゃない。

遠藤真奈

じゃあ、どうして……?


 金本は溢れる涙を拭いもせず、震える口唇を開いた。


金本玲子

みんなも知ってる通り、私は山根と付き合い、そして別れた……。
でも実際のところ、私は山根に『捨てられた』のよ。

私の存在が 『重い』って……。

山根を本気で愛して、心から尽くして、色々なものを貢いだのに、重いって……私の愛情が重いって、言われたのよ……。

あんまりだわ……。


 村松が少々困惑しながら言った。


村松侑輝

だ、だけど、それで山根を殺すことは、ないんじゃないのか……?


 金本は泣きながら顔を歪めた。


 唇からは血がこぼれ、瞳は燃えるような怒りに満ちている。


金本玲子

あんたは知らないのよ!
あの男がどれほど酷い男なのか!
重いって言って、私をゴミみたいに捨てたくせに、都合の良い時は、私を慰み者にしたのよ!


 狂ったかのように叫ぶ。


金本玲子

私には捨てられても山根への未練があった!
だから利用された!
あいつにとって都合が良いだけの女!
しかも、私の 『絶望する顔が面白い』という理由だけで、山根は遠藤さんに『言い寄るフリ』をしてたのよ!


 遠藤がどこか納得したように頷く。


遠藤真奈

確かに……。
山根さん、みんなの前じゃ私にアプローチしてたけど、2人きりの時は全く言い寄って来なかった。
そういうことだったのね……。

金本玲子

そうなのよ!
アイツは最低の男なんだ!
私の絶望する泣き顔を見て笑っていた!
私の反応を見て楽しんでいたのよ!
もう何もかも限界だった!
山根に振り回されることも、いいように遊ばれることも、何もかもがイヤだったの!


 涼太はその声を聞き、金本の中にある歪んでしまった「愛情」を感じた。



 金本は本当に山根を愛していたのだろう。


 山根もきっと理解していたはずだ。


 しかし、山根は『自分に一途な女を弄ぶ』という快感に囚われてしまったのだろうと、涼太は感じた。



佐伯涼太

なるほどね……。
山根くんが 『殺された』と、ダイイングメッセージを残した理由が何となくわかったよ。


 ため息を吐きながら言葉を続ける。


佐伯涼太

君がスリッパで山根くんを刺した時、たぶん君はその場の空気にあわせて、穏やかに微笑んでいたんだろうね。
山根くんも微かな痛みを感じながらも、君の微笑を見て、可愛いイタズラだとでも思ったのかな。

だけど毒が回って死に至る瞬間、君は瞳の奥で怒りの炎を燃やしていたんだ。
山根くんはその炎を見た。
その時初めて、自らの行いが罰となって帰ってきたことを理解したんだろうねぇ……。


 同情したように首を振る。

 金本は涙を流しながら呟いた。


金本玲子

そうよ……。
アイツ、死ぬ間際まで、余計なことを言いやがった……。

しかも、あんたまで来て、何もかもバレた……。

ちくしょう……。
山根に天罰が下るはずだったのに……。

山根を殺して……。

山根と……。


 金本は嗚咽をあげながら叫んだ。


金本玲子

あの世で一緒になれると、思ってたのに!
全部テメェのせいだ!!!



 涼太はその哀れな姿と声を聞いて、冷徹な判断を下した。



佐伯涼太

……くだらないね。
君を殺人犯として警察に突き出す。
それ以外の選択肢はないね。


 村松がおずおずと涼太に声をかけた。


村松侑輝

やはり、ダメか……?
本当に警察へ突き出すのか?

佐伯涼太

そりゃ突き出すよ。
全てが彼女のせいではないけど、殺人は彼女自身が選んだ道だよ。

山根くんを殺した理由だって僕には理解できない。
腐るほど存在する男女問題のひとつでしかない。
殺すほどの問題じゃないね。

村松侑輝

俺たちが警察に言わなければ、これは殺人事件にならない……。
それでいいんじゃないのか……?

佐伯涼太

ダメに決まってるよ。
なに?
金本さんに同情したの?

村松侑輝

ああ……。
金本もある意味被害者じゃないか。
悪いのは山根だ。
金本が可哀相だ……。

佐伯涼太

可哀相? はぁ?
何バカなこと言ってんの?


 涼太は大きくため息を吐いた。


佐伯涼太

ひとつ違えば君が死んでたんだよ?
君の恋人である遠藤さんも、贔屓ひいきにしている宿の女将さんも、みんな死んでいたかもしれないんだ。

村松侑輝

ああ、自販機のトラップのことだよな。

佐伯涼太

そうさ。
金本さんは恐らく複数の殺害方法を用意していた。
自販機の『トラップ』はそのひとつさ。
山根くんの水筒を隠し、自販機に誘導させるつもりだった。

でもね、誰かが気まぐれを起こして自販機を利用していたら、その人は死んでいたんだ。


 涼太はビニール袋に入れたスリッパを掲げた。


佐伯涼太

それだけじゃない。
この凶器となったスリッパ。
山根くんに『運良く』命中したからいいものの、遠藤さんや君が毒針を踏んだり、足を変な風に伸ばしていたら、君らに刺さったかもしれないんだよ。


 村松も遠藤も思わず顔を歪めた。


 確かに犯行時、金本はテーブルの下を覗きこんだりしていない。


 山根の足の位置を予測し、スリッパを振り上げただけ。


 その針が自分たちに刺さる可能性があったことを理解した。


佐伯涼太

わかったみたいだね。
金本さんは君たちに対しても『間接的な殺意』があったワケさ。

目的のためなら知人が死んでもいい。
もしくは君たちも死ぬべきだ。
金本さんはそう思っていたんじゃないの?


 金本は両手を振り上げながら叫んだ。


金本玲子

思ってないわよ!
思ってない!
勝手に人のことを決めつけんじゃねぇ!

佐伯涼太

無意識に思ってるに決まってんじゃん。
そうじゃなきゃ、こんな風に山根くんを殺さないよ。


 涼太は村松、遠藤、女将の3人に、言い聞かせるよう言葉を続けた。


佐伯涼太

そもそも、金本さんは君たちを『トリックの一部』として利用したんだ。
金本さんが何よりも欲しかったのは、君たちの

『誰も毒を盛ってない。殺害に及んでもいない』

という証言さ。
この証言が認められれば事件にならない。
事件にならなければ警察は動かない。
つまり永遠に犯人を捕まえないんだ。

君たちは殺人の片棒を担がされた『共犯』であり、無差別殺人の『被害者』でもあった。
金本さんにまんまと利用されたんだよ。


 涼太は金本を指さしながら吐き捨てた。


佐伯涼太

こんなことを考える彼女の心は狂ってる。

それにここで見逃しても、毒針を用いて『自殺』する可能性が高いね。
金本さんを見逃すという行為は、間接的に人を1人殺すことに等しいんだ。

君たちが仲間や友達だと思うなら、狂った彼女の感情を元に戻し、更正できるよう手助けをすべきだよ。


 村松は言葉を失い、肩を落とした。


村松侑輝

そうか、そうだな……。
わかった……。
お前の言う通りだ……。


 顔を伏せる村松たちの姿を見て、金本が泣き叫んだ。


金本玲子

なによ!!!
部長なのに、友達なのに、結局私を警察に突き出すの!?
悪いのは全部山根なのに!

遠藤真奈

でも、金本さん、私たちはあなたのためを思って……。


 遠藤の弁解も金本には届かない。


金本玲子

黙れよぉ!!!
あんたも山根に言い寄られて悪い気がしなかったくせに!

悪いのは全部山根なんだ!
私は山根を心から愛していたんだ!
だから、捨てられて弄ばれたことが許せなかった!
山根を愛していたから、殺すしかなかったんだ!!!


 涼太は哀れみをこめた視線を金本に送った。


佐伯涼太

……愛していたって?
冗談じゃないね。

君は愛ってやつを何も理解していない。
愛どころか、命の『重さ』ってやつを何ひとつ理解しちゃいないよ。


 涼太は自らの『手のひら』を見つめた。


 ぼんやりと何かを懐かしむように、両手を見つめている。


 そして吐き捨てるように言った。


佐伯涼太

愛していたなら、どうして君は山根くんの温もりが消えるまで、彼を抱きしめなかったんだ。

もっと生きたいって。
もっと幸せになれる未来を探したいって。
そんなことを願う命は世界中に山ほど存在している。
君はそのひとつを、身勝手なエゴで奪い去ったんだ。

僕は絶対に認めない。
それが愛だなんて認めるワケにはいかない。
それが愛だって神様が決めるなら、僕はそんな愛なんかいらないよ。


 そう言うと、涼太はその場にしゃがみこんだ。



 さすがに体力の限界だ。


 朝からナンパに励み、女の子と一戦交え、暴風雨の中に東京から秦野まで車を走らせ、山奥で道に迷い、民宿では殺人事件に遭遇し、その謎を解いているのだ。



 まだ夜明けの時間は遠い。


 熱いシャワーでも浴びて眠りたいところだ。



佐伯涼太

ふわぁ……。
でもまだ、やることがあるしね。


 涼太が頬をパンパン叩いて気合を入れ直していると、女将が口を開いた。


有坂彩

あ、あの……。
皆様に、お、お茶でも、お出ししましょうか……?

佐伯涼太

ああ、お願いします。
コーヒーがいいな。
毒の入ってない濃いやつをお願いします。


 涼太はそう告げると、遠藤に言った。


佐伯涼太

遠藤さん、警察がここに来るまでに時間がある。
金本さんの荷物を調べるのを手伝ってよ。
毒や凶器を回収しないとね。

遠藤真奈

は、はい……。

佐伯涼太

村松くん、君は金本さんを見張っていて。
凶器はここにあるけど、他にも隠しているかもしれない。
金本さんが自殺せず、君も殺されないように気をつけてね。

村松侑輝

お、おう。
わかったよ……。


 この役割はかなり責任が重い。

 村松が青ざめた顔で頷くと、金本が泣き叫んだ。


金本玲子

ちくしょう!
あたしの荷物に触わんな!


 涼太に飛びかかろうとする金本を、村松が床に押さえつけた。


村松侑輝

やめろ。
もう、やめろよ。
もうお前は、終わりだよ。

金本玲子

終わりってなんだよ!
アイツを止めろ!
アイツは部外者じゃないか!
なんでいちいち口を突っ込むんだよ!
テメェさえいなければ、全てうまくいったのに!


 その言葉を聴くと、涼太は小さく冷たい笑みを浮かべた。


佐伯涼太

全てうまくいった……?

ふふっ……。
その台詞が似合うヤツは、この世界でただ1人しかいないってのに。


 涼太は指をパチリと鳴らした。


 大げさに指先を振り回す。


 そして気障キザったらしく言い放った。


佐伯涼太

悪いけど、浅はかな君の企みを暴くことなんて、 『天才チャラ男』こと、僕ちゃんにかかればオールオッケーなんだよね。


僕と君が出会ったのは運命。
きっと僕は神様からの使いさ。
君が道を間違えても、正しい道に戻れるためのね。


 これ以上ないほどキザで嫌味な台詞。


 当然ながら、金本の逆鱗げきりんに触れた。


金本玲子

黙れぇ!
テメェ黙れよぉ!
くそぉぉぉ!
この偽善者の邪魔者ッ!
消えちまえぇぇッ!


 村松が暴れる金本を必死に押さえている。


 涼太は何事もなかったかのように、口笛を吹きながら、2階へ続く階段を上っていった。





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つばこ

今回の涼太くんは古今東西の名探偵はもちろん、相棒であるクソ野郎を気取っている箇所が点在しており、書いていて楽しかったですね(´∀`*)ウフフ
 
今回のエピソードで一番好きだったのは、
 
「僕は天才クソ野郎じゃない……」
「でも、僕にしかできない解決方法があるとしたら……?」
 
という涼太くんの独白です。
彼は天才になれやしないけど、彼にしかなれないものがあるんです。
きっと誰だってそうだと思います。
『歩くゴム屋さん』だの、『変態パコ野郎』だの、『天才チャラ男』だの、色々な名や顔(どれもどうしようもない)を持つ涼太くんですが、彼の本質はまた違った形をしているように感じます。
いつかそのことを描ける日がくるといいなぁと、願っております。
 
『名探偵編』は次回の「後日談」でラスト!
いつもオススメやコメント、本当にありがとうございますヽ(*´∀`*)ノ.+゚チョリース

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コメント 167件

  • ピカルディの3度

    涼太君とおかみさんが1番の被害者だろ
    涼太君は明確に命狙われたし、損害に関しては一番でかいよね
    おかみさんに至っては、1人で切り盛りしてた旅館で殺人事件起こされて、評判が落ちるのは明らかで、今後の経営に関わるし
    私ならおかみさんの立場なら、事件起こされた時点で今後の経営についても嘆くと思うよ

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  • 肴松


    君は愛ってやつを何も理解していない。
    愛どころか、命の『重さ』ってやつを何ひとつ理解しちゃいないよ。

    涼太は自らの『手のひら』を見つめた。

    ぼんやりと何かを懐かしむように、両手を見つめている。

    ↑このくだりでとりあえず涙出た…(´;ω;`)

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  • すず

    女相手に躊躇なく蹴りとばす涼太を見て新たな世界に目覚めそうになった…

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  • ゆう

    作者コメ見て誰が犯人だったか見に来たやつ絶対いるでしょ...

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  • 綾夏

    作者様!私も同じです!涼太くんのその部分が1番好きです!!
    「俺は天野じゃない」
    「俺にしか出来ないやり方があるはず」
    この気づきは、仕事にも、家庭にも、人生にも非常に大切なことだと思う。素晴らしい!

    今回では、涼太くんが天野をどれだけリスペクトしてるかもよく分かった。
    なんで涼太くんが、あんなに酷い目に遭いながらも天野とくっついてんのか、少し分かった気がする。ブラボー。

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