村重直子『さらば厚労省』2010/8/5講談社
2009新型インフル対策に当たった官僚が、無能な医系技官と硬直した厚労行政を批判した本だが、村重の議論は、当時村重とともに仕事をしていた高山義浩ら厚労省若手医系技官や岩田健太郎ら感染症専門医たちに共有された論調だと推測される。......
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2009新型インフル対策は、行動計画の運用の緩和に次ぐ緩和で経過するのだが、その中で村重が主張するのが①②の論点。
①”検疫無用論”。潜伏期にも感染性のある新型インフルはどうせ検疫をすりぬけるから検疫は無益だ、隔離措置・停留措置は前近代的な人権侵害だと論じた。(34頁)
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②”患者殺到で医療崩壊”論。患者を全員隔離入院すると医療キャパシティを超えて医療崩壊し重症者の死者を増やす、軽症者は受診せず家で寝ている方が安全、入院を重症者に限り、医療者と病院を守ることこそ最優先と論じた。(54,74頁)
インフル対策が緩和されていく経過については、以下の......
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講演1 2009年の新型インフルエンザ(A/H1N1)対策を振り返る ~想定外を減らし、想定外に動じないために~ (沖縄県立中部病院感...
「平成30年度新型インフルエンザの診療と対策に関する研修」の動画です。日時:平成30年10月28日(日)12:20~16:10会場:イイノホール&カンファレンスセンター (東京都千代田区内幸町2-1-1)
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...ところに日本の新型コロナ対策が始まる。
厚労省は法に定められた隔離措置・停留措置を棚上げ、武漢からのチャーター便帰国者すら部屋を人数分用意せず希望者を即日自宅に返す対応。特措法の適応も遅らせた。
彼らのホンネはコロナを5類化扱いして集団免疫戦略を進めたいんだろう。......
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...対外的に体裁が悪いから表向きを取り繕ってるけど。
コロナで1万8千人亡くなっても彼らは意に介さない。
SARS,MERSを経験しなかった日本の不幸かな。いや、SARS,MERSでも日本政府は同じことやったかも。
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