この記事ではOPPOから発売されたOPPO A55s 5Gと、OPPO Reno5 Aについて、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
OPPO A55s 5Gは2021/11に発売されたSIMフリー機種で、5G対応で必要最低限の機能を搭載して低価格を実現している、OPPOのAシリーズとなるエントリーモデルの機種です。
一方のOPPO Reno5 Aは2021/6に発売されており、国内では常に上位人気にランクインしていたOPPO Reno3 Aの後継機種です。本バージョンより5G対応したことから、発売前から話題性の高い機種です。
OPPO A55s 5GとOPPO Reno5 Aのスペック比較
早速、両者のパフォーマンス比較を始めます。価格はOPPO A55s 5G、OPPO Reno5 Aともに3万円台と、価格が近い2機種の比較になります。項目 OPPO A55s 5G OPPO Reno5 A OS Android11 Android11 カラー ブラック
グリーンシルバーブラック
アイスブルー価格 約30000円 約33000円 ディスプレイ 6.5インチ フルHD+
(2400x1080ピクセル)6.5インチ フルHD+
(2400x1080ピクセル)リフレッシュレート 90Hz 90Hz プロセッサー Qualcomm® Snapdragon 480 5G
(オクタコア) Qualcomm® Snapdragon 765G
(オクタコア)RAM 4GB 6GB アウトカメラ 広角:1300万画素
深度:200万画素メイン:6400万画素
超広角:800万画素
モノクロ:200万画素
マクロ:200万画素インカメラ 800万画素 1600万画素 ストレージ 64GB 128GB サウンド ハイレゾ対応
※ハイレゾ対応の出力が必要ハイレゾ対応
※ハイレゾ対応の出力が必要SIMカードスロット nanoSIM nanoSIM
※eSIM対応デュアルSIM あり(DSDV)
※eSIM対応あり(DSDV) SDカードスロット microSDスロット(最大1TB) microSDスロット(最大1TB) 認証 顔認証 指紋認証、顔認証 バッテリー 4000mAh 4000mAh コネクター USB-C™ USB USB-C™ USB 重さ 178g 182g 幅 高さ 厚み 74.7mm 162.1mm 8.2mm 74.6mm 162.0mm 8.2mm ヘッドホンジャック あり あり 通信機能 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth Bluetooth 5.0 Bluetooth 5.1 ネットワーク 5G(sub6) 5G(sub6) 防水 非対応 IPX8 防塵 非対応 IP6X おサイフケータイ 非対応 対応 FeliCa⁷ 非対応 対応 NFC 非対応 対応 ワイヤレス充電 非対応 非対応 急速充電 非対応 対応(18W)
OPPO A55s 5GとOPPO Reno5 Aのスペックの違い
OS

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
---|---|
Android11 | Android11 |
OOPPO A55s 5G、OPPO Reno5 Aともに発売時点で最新OSとなるAndroid11が実装されています。
新OSのほうが動作性能や機能アップデートが行われるものの、既に主要機能は搭載されており使い勝手が大きく向上するものではありません。強いこだわりがない方以外は他の性能で見ることをお勧めします。
ディスプレイ性能

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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6.5インチ フルHD+ (2400x1080ピクセル) | 6.5インチ フルHD+ (2400x1080ピクセル) |
リフレッシュレート:90Hz | リフレッシュレート:90Hz |
ディスプレイサイズはOPPO A55s 5G、OPPO Reno5 Aともに6.5インチと、ともに大型のディスプレイサイズとなっています。
OPPO A55s 5G、OPPO Reno5 AともにフルHD+に対応しており、ともにリフレッシュレート90Hzに対応しているため、滑らかな動作になっています。
いずれも90%を超える画面占有率と優秀で、サイズ感も優れたスマホとなっています。
プロセッサー、RAM(性能)

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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Qualcomm® Snapdragon 480 5G (オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 730G(オクタコア) |
4GB | 6GB |
プロセッサーの性能はOPPO A55s 5GのAntutuスコアは約26万、OPPO Reno5 Aは約30万後半と、スマホ性能に関してはOPPO Reno5 Aのほうが優れています。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
OPPO Reno5 Aは3D含めたゲーム利用においても、特にストレスなく利用できるスマホとなっており、同価格帯の中ではコスパ面で優れた性能となっています。
OPPO A55s 5GはWeb閲覧、動画閲覧には問題ありませんが、少し重たいゲームで遊ぶ場合は多種カクつきが気になるスペックです。
カメラ性能

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
---|---|
広角:1300万画素 深度:200万画素 | メイン:6400万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 マクロ:200万画素 |
メイン:800万画素 | メイン:1600万画素 |
OPPO Reno5 Aはメインカメラが6400万画素のクアッドカメラ、インカメラは1600万画素と、価格面から見ると非常に高い性能となっています。
一方のOPPO A55s 5Gは、同価格帯のAndroidスマホに比べるとカメラ性能としては物足りない性能です。
カメラを多用する方や、品質を重視したい方にはOPPO A55s 5Gはオススメしづらいスマホです。
デュアルSIM仕様
OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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DSDV対応 ※eSIM対応 | DSDV対応 |
OPPO A55s 5G、OPPO Reno5 AはDSDV形式に対応しているため、SIMカードの2枚利用が可能になっています。
詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。
内部ストレージ・SDカードスロット対応

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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64GB内部ストレージ | 128GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大1TB) | microSDスロット(最大1TB) |
内部ストレージは64GBと128GBでOPPO Reno5 Aのほうが大きな容量が搭載されています。
また2機種ともに大容量の外部SDカードに対応できており、対応容量が1TBまで対応できている数少ないAndroidスマホです。
特にOPPO Reno5 Aはカメラ性能が高いこともあり、外部ストレージ対応している点は嬉しいポイントの一つです。
認証方式

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
OPPO Reno5 Aは指紋認証+顔認証に対応しています。一方のOPPO A55s 5Gは顔認証のみの対応です。
暗闇だったりマスクや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため、指紋認証機能が搭載されていないOPPO A55s 5Gはデメリットの一つになります。
OPPO Reno5 Aは背面に指紋センサーがついています。
バッテリー性能

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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4000mAh | 4000mAh |
OPPO A55s 5G、OPPO Reno5 Aともに4000mAhと、一般的なAndroidスマホのバッテリーサイズです。通常利用では1日程度は持つ容量で、不自由なく利用が可能です。
ただしOPPO A55s 5Gは急速充電に対応できていないことから、小まめに充電をするタイプでない方には注意が必要です。
重さ、幅、高さ、厚み

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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重さ:178g | 重さ:182g |
幅・高さ・厚み 74.7mm 162.1mm 8.2mm | 幅・高さ・厚み 74.6mm 162.0mm 8.2mm |
同じOPPO製のスマホであり、ディスプレイサイズはいずれも6.5インチ以上の大型サイズですが、サイズ性能では若干ですがOPPO A55s 5Gのほうが優秀です。
ただほぼサイズ感としては同一であり、ディスプレイサイズも同一です。そのため他機能の優劣から選択するとよいでしょう。
防水・防塵機能

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
---|---|
防水:IPX8 防塵:IP6X | 防水:IPX8 防塵:IP6X |
OPPO A55s 5G、OPPO Reno5 Aともに防水・防塵機能に対応しています。
いずれも防水機能はIPX8で水面下での使用が可能という定義であり、お風呂場や台所でも利用は全く問題なく利用可能です。防塵性能にも優れており、防水・防塵機能はトップクラスの性能です。
特に2年以上の長期利用を考えている方には、今回紹介する2機種はおすすめです。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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未対応 | おサイフケータイ、Felica、NFC対応 |
OPPO Reno5 Aはおサイフケータイに対応しています。OPPO A55s 5Gはおサイフケータイ、NFC機能ともに未対応です。
おサイフケータイ対応を利用している状態から乗り換えを検討している方や、新しく利用を予定している方はOPPO Reno5 Aのほうがおすすめできます。
同価格帯でもおサイフケータイ対応されているスマホは増えてきているため、OPPO A55s 5Gのマイナスポイントの一つです。
急速充電・ワイヤレス充電対応

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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急速充電:非対応 ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:対応 ワイヤレス充電:非対応 |
OPPO A55s 5G、OPPO Reno5 Aともにワイヤレス充電には未対応です。
またOPPO A55s 5Gは急速充電に対応できていません。同価格帯のAndroidスマホではほぼ搭載されている機能であり、使い勝手の面からマイナスです。
OOPPO Reno5 Aは18Wの急速充電に対応できています。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
---|---|
OPPO A55s 5G | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28/38/39/40/41/42 |
OPPO Reno5 A | B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28/38/39/40/41/42 |
キャリア | OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
OPPO A55s 5G、OPPO Reno5 AともにSIMフリー版での記載となります。キャリア4社の重要な4G band対応が出来ており問題ありません。
国内では安心して利用が可能です。
5G対応

OPPO A55s 5G | OPPO Reno5 A |
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sub6対応(n3/28/77/78) ミリ波非対応 | sub6対応 (n3/28/77/78) ミリ波非対応 |
OPPO A55s 5G、OPPO Reno5 Aともに5Gネットワークのsub6に対応しています。ミリ波周波数帯には非対応です。
発売時点では5Gネットワークに対応している範囲が非常に狭いため、国内利用における大きなデメリットはありませんが、詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。
5Gスマホの選び方や買い時、各キャリアの5G状況も合わせて紹介しています。
上記記事にも記載していますが、5Gネットワークを利用するには5G対応のスマートフォンとキャリアでの5G加入の両方が必須となっています。
OPPO A55s 5GとOPPO Reno5 Aのコスパ比較まとめ
ともにOPPOから発売されたOPPO A55s 5GとOPPO Reno5 Aの比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- ディスプレイ性能は同一でリフレッシュレート90Hz対応
- スマホの動作性能はOPPO Reno5 Aのほうが高い
- OPPO Reno5 Aはクアッドカメラ搭載でインカメラも優秀
- OPPO A55s 5Gは顔認証のみ。指紋認証は対応できていない
- OPPO A55s 5G、OPPO Reno5 Aともに高い防水・防塵機能に対応
- OPPO Reno5 Aはおサイフケータイに対応
- OPPO A55s 5Gは急速充電に非対応
- OPPO A55s 5G、OPPO Reno5 Aともに5Gネットワーク(sub6)に対応
多少の価格差があるOPPO2機種の比較となりましたが、コスパ性能面ではOPPO Reno5 Aのほうが優れています。
上記まとめの通り、スマホの動作性能やカメラ性能、おサイフケータイ対応などOPPO Reno5 Aのほうが優れているポイントが多いです。
また急速充電に非対応な点もOPPO A55s 5Gのデメリットの一つです。
エントリーモデルということもありますが、OPPO A55s 5Gが優れているポイントがない状態であり、価格も大きく変わりません。迷っている方はOPPO Reno5 Aを選択しましょう。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2021/12/11に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、2021/2に発売された本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
HUAWEI nova lite 3+ バランスがよく軽いHuaweiスマホ
おすすめポイント
- メイン2400万画素を始めとしたトリプルカメラ搭載
- 159gと軽いスマホで幅や高さ・厚みも優秀
- 6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズ
この価格帯では、先ほど紹介したXiaomi RedMi 9Tがコスパで圧倒的ではありますが、もう1つ違う観点からの紹介です。
コスパが高いことで有名のHuaweiから発売されているHUAWEI nova lite 3+です。2020/5に発売されています。
スマホ性能やカメラ性能など、各種性能ではXiaomi RedMi 9Tには劣っていますが、重さ159gを始めとした幅や高さ・厚みなどのサイズ性能の高さが優れているポイントです。
Xiaomi RedMi 9Tの唯一の弱点として、約200gの重量がありましたが、HUAWEI nova lite 3+は比較すると約40g軽い軽量スマホです。
またディスプレイの大型化が進んでいる昨今において、6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズも人気の一つです。
コスパ面では劣るものの、スマホの持ちやすさやディスプレイサイズに魅力を感じる方は検討してみてはいかがでしょうか。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
ストアによっては2万円を切った、OPPOから発売された「OPPO Reno A」です。
実はこの機種は発売は2019/10と発売から既に1年以上経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」や「OPPO Reno5 A」が登場しています。
ただコスパ面では最新から2世代前となるOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初は3万円台でランキングトップに入るほど売れた商品ですが、すでに1万円台まで価格が下がっています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば、非常に良コスパの機種で、日常使いには全く問題ない性能・機能搭載となっているため、1万円台で長く使えるバランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯でも充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
Redmi Note 9S Snapdragon 720G搭載の高いスマホ性能
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
まずはXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯ではトップで売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
既に発売から半年以上が経過していますが、全く追従を許さないコスパ性能となっています。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
つづけて2万円台のスマホとして紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020/4に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
※タイミングによっては2万円を割っています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
OPPO A54 5G 5G対応かつ高いカメラ性能
おすすめポイント
- 2万円台 × 5Gネットワーク対応
- リフレッシュレート90Hzのディスプレイ
- メイン4800万画素のクアッドカメラ搭載
- 5000mAhの大容量バッテリー
- トリプルスロット対応によりSIMカード2枚+SDカード利用が可能
最後に同価格帯で紹介するのは、OPPOから主要メーカーではほぼ最安値となる5G対応スマホのOPPO A54 5Gです。
何といっても低価格で5G対応している点が評価されているポイントですが、他にも90Hzリフレッシュレート対応や高いカメラ性能など、バランスのよいスマホとなっています。
スマホ性能もSnapdragon 480 5Gが搭載されており、普段使いには全く支障のない性能です。
防水・防塵機能やおサイフケータイに対応できていない点はマイナスですが、その辺りを不要としている方からするとトップクラスの良コスパスマホでしょう。
発売当時からの値下がりもあり当初よりもさらに安価に購入できることから、なるべく安く5G対応スマホを購入したい方には、実質一択のスマホです。
本機種以降に、OPPOからエントリーモデルとなる「OPPO A55s 5G」が2021/11に発売されていますが、コスパ性能面ではOPPO A54 5Gのほうが優秀です。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、5G対応のスマホもいくつか入ってきます。
まだまだ5Gが一般的に普及していない状況ではあるものの、2年以上の長期利用を考えている方は、5G対応有無もチェックしてみてください。
Redmi Note 10 Pro 1億800万画素の驚異的なカメラ性能
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載でリフレッシュレート120Hz対応
- メイン1億800万画素を始めとした驚異的な性能のクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5020mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
- 防水・防塵機能に対応
- トリプルスロット搭載のためSIMカード2枚+外部SDカード利用可
「Redmi Note 10 Pro」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じXiaomiから2021/4に発売されたAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sと同じタイミングで発売されているMi Note 10 Liteに価格面や性能が近しい機種ですが、価格はほぼ変わらずスマホ性能・カメラ性能ともにMi Note 10 Liteから1段階レベルアップした性能となっています。
ディスプレイサイズはRedmi Note 9Sと同じ6.67インチですが、200gを切る重さになっておりバッテリー容量を考えると、サイズ性能もXiaomi系のスマホの中では優秀と言えます。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵機能にも対応しています。おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯のAndroid機種の中では最も優れている機種です。
特にカメラ性能に関しては、10万近くのハイエンド機種と比較しても遜色のない性能であり、3万円台では考えられないスペックとなっています。
さらにリフレッシュレート120Hzに対応しており、スマホのスクロールや動画再生・ゲームなど滑らかな動きを体感できます。この価格帯で120hzに対応しているスマホはほぼありません。
先に紹介しているRedmi Note 9Sとは約1万円の価格差があり、どちらを選択するかは悩ましいところですが、防水機能も含めて長く利用したい方にはRedmi Note 10 Proは非常におすすめできるスマホです。
このブロックの中では、3万円台前半と比較的安価な価格帯である点も魅力的です。
OPPO Reno5 A 5G対応かつバランスのよいOPPOスマホ
おすすめポイント
- 5Gのsub6対応
- リフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- Snapdragon765Gが搭載されておりスマホ性能が高い
- メインカメラ6400万画素のクアッドカメラ搭載
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
5G対応スマホからは、1つ目にOPPOから発売されているOPPO Reno5 Aを紹介します。
5G対応のAndroidスマホは、まだまだ4G専用のスマホに比べるとコスパ面では劣るスマホが多い状況ですが、その中でもOPPO Reno5 Aだけは、5G対応の中でも高いコスパ性能として話題となっており、発表直後からランキング入りを続けている人気機種になりました。
国内で人気のOPPO製の強みである、防水・防塵機能に完全対応、カメラ性能の高さ、おサイフケータイ対応などはしっかり対応しています。
さらに今までのOPPO製のミドルレンジスマホと異なる点として、スマホの動作性能面も満足できる性能である点が特徴で、ゲーム含めてストレスなく利用できる性能となっています。
他にもいくつか5G対応のAndroid SIMフリースマホは発売されているものの、本機種は価格から見ても抜けた性能となっており、長く使える良スマホです。
また発売当時の価格から値下がり率の高いスマホでもあり、安価に購入しやすいこともおススメできるポイントです。
OPPO Reno5 Aはコスパの高いスマホではあるものの、一方で全体的なコスパ視点では、次に紹介するMi 11 Lite 5Gのほうが上回る性能となっています。合わせてチェックしてみてください。
Mi 11 Lite 5G 5G対応のミドルレンジ帯コスパ最強スマホ
おすすめポイント
- Snapdragon780Gが搭載されており非常に高いスマホ性能
- 5Gのsub6対応
- 有機ELディスプレイ搭載かつリフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- メインカメラ6400万画素のトリプルカメラ搭載、インカメラも2000万画素搭載
- 防水・防塵機能、おサイフケータイ機能完備
- 厚さが6.81mm、重さ159gと驚異的なサイズ仕様
5G対応スマホから、もう1つ同価格帯の中ではトップのコスパ性能であるMi 11 Lite 5Gを紹介します。
先ほど紹介したOPPO Reno5 Aが、5G対応かつコスパ性能に優れるスマホとして発売され人気機種となりましたが、そのOPPO Reno5 Aを上回るコスパの5G対応スマホとして2021/7に発売されました。
本機種はXiaomiが強みとしているスマホ性能をはじめとして、おすすめポイントにも記載しているおサイフケータイ対応から、スマホのサイズ仕様まで幅広く強化されている点です。
6.55インチと比較的大きめなディスプレイサイズではあるものの、厚さが6.81mm、重さ159gとiPhoneと比べても、驚異的なサイズ性能でiPhone含めた他機種を圧倒しています。
※参考:人気の高い4.7インチディスプレイの「iPhone SE(第2世代)」が厚さ7.3mm、重さ148g
またOPPO Reno5 Aと大きく価格面でも変わらないことから、コスパ観点では実質一択のスマホとなっています。同価格帯で5Gスマホを探している方には一番おススメできるスマホです。
圧倒的なコスパ性能からしばらく販売価格が下がらなかった機種ですが、徐々に値下がりが始まっており3万円台中盤で購入できるようになっています。
OPPO Reno5 Aと比較した記事もありますので、気になる方はチェックしてみてください。Mi 11 Lite 5Gのコスパ性能の高さが分かる内容となっています。
2021/11に同価格帯で、AQUOSシリーズのAQUOS sense6が発売されていますが、前に発売されたMi 11 Lite 5Gのほうが同価格帯でコスパ面で優れています。