長野市の業者が調理した「おかず」を食べた未就学児ら149人が、軽い食中毒の症状を訴えていたことがわかりました。保健所は10日から3日間、一部営業停止処分にしました。

一部営業停止処分を受けたのは、長野市で受託給食を手がける「デリクックちくま」です。

今月1日、デリクックちくまが提供した長野市など未就学児の施設で昼食を食べた後に、下痢や腹痛を訴えていると市民から連絡がありました。

保健所によりますと、7つの施設で149人に軽い症状があったということです。

長野市保健所は、デリクックちくまの提供したおかずによるウエルシュ菌の食中毒と断定。この事業者を10日から3日間、一部営業停止処分にしました。

配送時の温度管理が不十分だったとみられています。

患者は全員、回復したということです。