やる気も才能も使命も偶然の産物、再現性はどこにもない

詐欺師にズルズル騙され続けないための俺的心得です。

・こうすればやる気が出る!(たとえば、とにかく着手してみるとか)
・才能の育て方!(たとえば、自主性を尊重してどうこうとか)
・使命はこのようにして見つけろ!(あるいは、使命がなければこう生きろ!とか)

↑これ全部ウソです。

特定メソッドや特定の考え方が全人類に当てはまる?
そんなラクな話はありません。
もしそういう理論が本当にあるなら、既に法律に組み込まれているでしょう(国力増強のために義務化する)し
公務員を辞める人は0になっているはず(国家機密として実践されているため)です。

「過去にこういう実験をして何%の効果があった」?
「何%の人が効果を実感」?
はい、その実験やアンケートが行われたことは事実でしょうね。
で?それが何か?
その実験やアンケートでの数値は、
俺自身のやる気に何の関係があるというのでしょうか?
俺自身はその実験に関わってなかったので関係ないですよね。

こういうメソッドや考え方を発表したり本にしたりする側の人も、そのことをよ~~く理解しています。
理解しているので、発表する際には「聞き手にわざわざ感動を与える」「絵や動画などを見せて話す」「わざと特別感を出す」「話の内容に権威感を出す」「聞き手の選民思想を煽る」「声質や抑揚をコントロールする」など、各種「自分の話を黙って相手に受け入れさせる詐欺師の小手先テクニック」をうまく混ぜて発表しています。

人によって「刺さる(効果的である)」メソッドは違いますし
人によっては「何をしてもダメ、あらゆるメソッドが刺さらない」もあります。
才能があるのかないのかも人それぞれ、伸びるかどうかも人それぞれです。
どうしようもない人はそのままどうしようもないかもしれませんし何かの偶然でジワジワ向上するかもしれません。
デキる人は何をやってもデキたのかもしれませんし何かの偶然でその才能がたまたま発揮されただけなのかもしれません。

他人の啓発的なモノ言い、特に断定的な表現には注意を払うのがオススメです。
その人の目的はあなたの才能を発揮することでなく、より多くの称賛や金銭を集めることです。
話を聞いてたまたまあなたのやる気がUPしたら感謝すればよいでしょう。
その時に限って多少の金銭を謝礼として支払うのもよいでしょう。
ただ、一度カネを渡すとその後もズルズルとカネを引っ張られることが多いのがこの世の中です。
今回のお話を聞いて何も感じなければ次から話を聞かない、二度とカネを払わない、と
毎回シビアに判断しないといつまでもカモにされますよ。

という提案でした。


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