【巨人】若林晃弘　６００万円増の２８００万円でサイン　「いつまでも勇人さんに頼っていられない」

　巨人の若林晃弘内野手が、都内の球団事務所で契約更改に臨み、６００万円増の推定年俸２８００万円でサインした。

　来年の８月で２９歳を迎えるだけに、「毎年、毎年が勝負だけど特に来年は大事になる。いつまでも（坂本）勇人さんに頼っていられない。僕とかが後を継いでいかないといけない」と、リーダーの自覚を口にし気合いをみなぎらせた。

　今季は９６試合に出場し、打率２割３分９厘、５本塁打、１６打点。吉川、北村、広岡らとの激しい二塁手争いへ、「やっぱりセカンドが固定されていないので、そこをしっかり取りにいくつもりでやりたい」と燃える。

　得点圏打率は１割台と低迷した今季。勝負強さを課題に掲げ、オフに向けて「１つ１つの練習の中で限界を超えるというか、甘えをなくして突き詰めるというのは、直結してくる。１つ１つの練習で手を抜かない」と意気込んだ。