MELODIOUS　LYRIC　MASTER

僅かに勝ち残った人達の
少ない助言だけで助けて貰おうとは思わない
むしろ俺達が君達を助ける方法を
倍以上考えてる事に君達が気づけば

助けられた奴が助けてくれた友以上に
強くならなければ永い時代生きていけない

救世主より初めから寿命が短い
障害者としての自覚が俺達半死人あれば
夢に期日を付けるより
命そのものに期日を付ける事を選ぶ事で
何かを残す事に手段を選ばない労力だけは付く

君達被害者あがりの勝組が
詐欺師の放つ口八丁手八丁の言葉で
騙されてこれまで訴えて来た言霊を
無に欲しくはないし

いつまでたっても被害者を
救援出来ない悲観と徒労に絶望して欲しくない
強くなった後においても
君達が大事にしている弱点を狙われない様に

むしろそんな状態を過去に君達を脅かした奴等の
転生体は狙ってくる

俺達が死ぬまでに残した武器を使え
君の弱点である存在と仲良く出来る
俺の弱点だった存在を預かって欲しい
無償で　無論　俺達の命や身体以外の物を

勝組になった俺達の代わりである君達に
これは運命ともいえる極秘任務を与える
志半ばで散った同士になれる筈だった
戦友の遺品を遺産を集めるんだ
君達の資産や経費を使って
大丈夫借金はしなくてもいい
俺達の遺族が君達の傍まで運んで来てくれるから
ほら　今企画の講演会で読んでいる
その手紙がその一部分さ