「デジタルで絵をトレースしたいけど、やり方が分からない」とお悩みではありませんか?
デジタルだとアプリやソフトを使うので、アナログとやり方が違い分からない事が多いですよね
そこで今回は、デジタルでトレースする方法をご紹介します!
アイビスペイントでのやり方・上手くトレースするコツなども、あわせて書いてますので良かったらご覧ください
トレースすることにより学べる事がたくさんあるので、好きな絵や写真を選んで楽しく練習しましょう!
デジタルで絵をトレースするってどういう意味?
「デジタルで」とはパソコン・スマホ(iPhone)などのデジタル機器を使うことで、トレースは絵をなぞり描きすることです
「デジタル機器を使って絵をなぞり描きする」という意味
トレース→模写→オリジナルと練習して絵が上手くなっていくのですが、トレースはその第1段階です
デジタルで絵をトレースするメリット
トレースする事により得られるメリットがあります!
線が綺麗に描けるようになる
線を描くって簡単そうで実は難しいです
- 直線
- カーブ
が特に難易度が高く、慣れないうちは線がガタガタになってしまいます
トレースで慣れることにより、滑らかな線が描けるようになるよ!
人体の基礎を学べる
- 顔の大きさ
- 顔のパーツ位置
- 手足の長さ
- 関節の位置
などの基礎を学べます
人以外にも、動物や物を描く時も同じです
全体のバランス・関節の位置などをトレースすることにより覚えることができます
デジタルで絵をトレースする際の注意点
トレースする際の注意点もあります
何も考えずにトレースしても上達しない
ただひたすらトレースしても上達しません
「目や口の大きさはこれ位なんだ」
「手はこうやって描くんだ」
など、ちゃんと考えて吸収しながらトレースしないと上達しません
公の場で公開すると著作権侵害になる
個人的に練習でトレースするのは良いのですが、完成品を公の場で公開したり配布すると著作権侵害になります
SNSなどにアップする場合は自己責任です(アップしないのが無難)
デジタルで絵をトレースする手順
トレースのやり方を説明していきます(アイビスペイントでのやり方を主軸に書いてます)
アイビスペイントの超基本な使い方はこちらをご覧下さい
関連 アイビスペイント初心者はこれを覚えればOK!超基本的な使い方
アプリ・ソフトでトレースする画像を呼び出す
アプリ・ソフトでトレースしたい画像を呼び出します
画像の呼び出し方は、どのソフト・アプリも大体同じです
- クリップスタジオ ファイル→フォトライブラリ→画像選択
- SAI ファイル→キャンバスを開く→画像選択
- アイビスペイント レイヤーアイコン→カメラアイコン→画像選択
アイビスペイントで画像を呼び出す手順
- 下列右から2番目のレイヤーアイコンをタップ
- レイヤー詳細が開くので、左側のカメラのアイコンをタップ
すると、写真フォルダが開くのでトレースしたい画像をタップします
画像を呼び出したら、サイズを変えられるので2本指で拡大・縮小して好きな大きさに調整します(そのままのサイズでいいなら何もしない)
✔︎をタップしたら画像を呼び出せます
「線画抽出」と出てきたら、キャンセルをタップすればOK
レイヤーを追加する
レイヤーとは「層」という意味で、透明のフィルムのようなものです
同じレイヤーに描いてしまうと、手直しができなくなるので必ず元の画像の上にレイヤーを追加して描きましょう
アイビスペイントでレイヤーを追加する手順
- 下列右から2番目のレイヤーアイコンをタップ
- レイヤー詳細が開くので、1番左の+をタップ
すると、レイヤーが追加されます
レイヤーは、選択したレイヤーの上に追加されます
上のレイヤーになぞり描きしていく
追加した上のレイヤーに線を描いていきます
自分が描く線が見やすいように、元の画像レイヤーの表示を薄くするのがおすすめ
アイビスペイントでレイヤーを薄くする手順
- 下列右から2番目のレイヤーアイコンをタップ
- レイヤー詳細が開くので、薄くしたいレイヤーをタップ
- 右下の調整バーをスワイプして好みの%にする
私は大体50%前後にする事が多いです
線と線を繋ぐ時は、離れたりズレないように描きます
色を塗る
線が描けたら色を塗ります
線画の下にレイヤーを追加して色を塗ります
線の下で色塗りする事により、線が消えず綺麗に色を塗ることができます
色の塗り方は色々あるのですが、まずは塗りつぶしで塗るのが簡単です
最初は単色でOK。 慣れてきたら光や影など付けていきましょう
全部塗りつぶしたら完成!
デジタルで絵をトレースする方法まとめ
工程ごとにレイヤーを分けるのがポイントです
何回もトレースしていると、滑らかな線の描き方・全体のバランスの取り方など分かってきます
好きな絵や画像をトレースして、楽しく練習を続けましょう!