自閉症を知る②違和感

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前回↓

『発達障がい→自閉症を知る①序章』前回の続きです2歳差で次男が生まれ、昔から三人きょうだいに憧れていて(私が歳の離れたきょうだいと2人で、保護者が3人という雰囲気で、ずっとアウェー感を感じてい…リンクameblo.jpの、続きです。




1歳半検診の予診表をチェックしながら、あれ?出来ない事が多いな…


これはまた引っかかるパターンだなと感じていた私。



反って寝て逆さの世界を楽しむようなところがある

初めてのことを異常に嫌がる(怖がる)

大丈夫だよ!と諭してもギャー!と泣く。

名前を呼んでも振り向かない。

目が合わない。

自分の世界にいるような感じで、コミュニケーションが取れない。




長男の時のように発達相談&親子教室に案内されるパターンだなとは思っていました。

そして、長男の時よりさらに何かあるな、とは思っていました。



でも1歳半。



まだ分かんないよと、思っていました。


いや、長男のようにグレーの範囲内で、普通に混じれる!混じって欲しいと願う自分もいました。



そう、検索魔になっていた私は自分と息子が歩むであろう人生が、今までにない大変な道になりそうで怖かったのです。


未知の世界=怖い



でした。



案の定、発達相談&簡易的な発達検査を経て、親子教室を案内されました。


親子教室に通い始め、絵本の時間も自由に動き回り、手遊びもしない。


指差しもしない。


穴に指を突っ込み。


寝転がってミニカーのタイヤを眺める。


長男の時と同じだ。


でも明らかに違うことがある。



やり取りが出来ない…



長男の時は、

〇〇行くよ〜、と呼びかけたら私の元に来てくれた。


切り替えはやや遅かったけど、あと〇回でおしまい!などを理解していた。


〇〇はどれ?と聞くと指差しをしてくれた。


お友達とのやり取りで取り合いになっても、"どーぞ、してウインク"というと、渡したり、渡さなかったり意思表示が出来た。



三男は…

呼びかけても無視。たぶん聞こえてない。

肩をつかんだり、体ごと目的を向くようにしないと動けなかった。

〇回したらおしまいね!も何回も何回も伝えて、それでも切り替えられなくて泣いてしまったり。

そうかと思えば、お友達が同じおもちゃで遊びたそうにやってくると、サッとその場を離れていき、トラブルにはならず…


だから、私は、三男は自由人タイプかな、お友達とトラブルにならないなら、私が付き合えばいいし、フォロー出来るだろう、と、また楽観的に考えてしまいました。



2歳を過ぎ、親子教室では改善が見られない。


担当者さんから、本格的な発達検査を勧められます。


そして、療育について知るのです。




2歳で療育??

まだ早いんじゃ?

こんなに小さいのに…

もう少し先じゃダメ??

まだ幼稚園にも行っていないのに…



そうです。

療育とは何か?を知らなかった私は、恐ろしく感じてしまったのです。

普通に近づけるための矯正施設というような間違ったイメージを持っていました。


そして、当時、ニュースで発達支援デイ、放課後デイサービスを語り、補助金を巻き上げる粗悪な業者があると騒がれていた頃で…



不安も増し増しでした。



また、誤解を恐れずに書かせてもらえるなら…、実は、当時の私は他人に幼い子を預けるのが怖かったんです。


保育園や、ファミサポ等の事件や事故を見るたび、他人は信用出来ない、万が一我が子に何かあったら、預けた私の責任だ!と思っていたのです。



我が子でもうっかり目を離してしまう事がある。

言葉の通じない三男は、ふとした瞬間に事故に遭うかもしれない、怪我をするかもしれない。

(実際に2歳前に椅子ごと倒れ電話台に瞼をぶつけ、瞼を縫う大怪我をしています。上の子達の相手をしていてほんの一瞬目を離してしまった事で救急搬送されるほどの怪我をし、ますます怖くなりました。)

それが他人だったら、"すみません、うっかり目を離してしまって"では許せない、もし命に関わるような事だったら、絶対に相手を恨んでしまう。(しかも、相手に責任を問うとか、裁判するとか出来そうにない。誰だって過失はある。他人に頼った私が悪いと思ってしまい、どこにもぶつけようのないモヤモヤを抱えてしまう。)


そんな負担を負わせるくらいなら、自分の手で、自分の責任のもと、育てようと思ったのです。

(他人を責めるより、自分を責めるほうがマシ。でも恨みを積らせるくらいなら少しくらい吐き出すくらいでちょうど良いのかもしれませんが、極端な性格なので、程良くが難しかったのです。)



役所の担当者さんからは、デイや施設の見学だけでも…と言われ、しぶしぶデイの見学に行きました。(公的な施設もありましたが、今思えばそちらも見学に行っておけば良かった…)


2歳半を過ぎた頃です。


12月生まれの三男は、3歳になり数ヶ月で入園です。

いきなり集団生活もしんどいだろうし、見学に行ったデイの責任者さんがとてもしっかりした方で、私の不安もよく理解してくださり、安全面に関してすごく考えられた施設だったので、契約する事にしました。


少しでも、三男が生きやすくなるのなら。


2歳10ヶ月。


平行して幼稚園の面談も始まりました。



上の子達が通った幼稚園。

私も安心しきっていました。


ですが、長男とは明らかに違う。

しかも、長男は5月生まれ。ほぼ4歳になる直前での入園。

少々の発達の遅れはカバーできるほどの時間がありました。


三男はまだ話せない。

2歳のイヤイヤ期も重なっていたし…

それでも、私の中であと半年もすれば、幼稚園生活が始まれば少しは落ち着くだろう。

そんな風に感じていたのです。



甘かった…



続きます。







ザーッと流した感じになりましたが、大丈夫でしょうか??

伝わってますか?

端折り過ぎ??

もっとこういうところが知りたい等あれば、コメントやメッセージお待ちしております。


さて、いよいよデイ入所、幼稚園入園に向けて進んでいきます。


まさか、こんな波瀾万丈が待っているとは、この時はまだ思ってもみませんでした…