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皮肉な話を知る。DDTという殺虫剤があり、かつて広く使われていた。これにより多くの昆虫媒介型の病が根絶され、例えばマラリアなどは百分の一まで犠牲者が減り、数億人もの人類を救った。しかし「沈黙の春」ヒットからのDDT禁止運動で全面禁止に。マラリア患者数はもとに戻った。
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なお、「沈黙の春」でカーソンは「使うなと言っているんじゃない使いすぎが問題、濫用すれば耐性を保つ昆虫が出てくるし人体影響も出てくる」という感じの主張をしており、絶対全面禁止というヒステリックな主張は特にしていなかった、ということも併記すべきらしい。
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また「沈黙の春」の描写には科学的裏打ちに乏しい印象描写も多く、例えば『農薬散布で空を飛ぶ鳥の数が減った』という描写は、実際のところDDT使用期間の頃が実際には野鳥の数が多かったという統計が示す事実とは真逆の物となっている。
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何故DDT使用後に野鳥が増加したかと言うと、 ・DDT使用により食餌の競合相手である昆虫の数が減少し、多くの木の実にありつくことができるようになった ・昆虫が媒介する多くの病から人間だけでなく鳥も保護された形となり、本来媒介病で死んでいたであろう個体も生き延びた ためらしい。
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「カーソンが生きていたらDDT撲滅運動とでも言うべき過激な行動は行われていなかっただろう」と言われているそうだ。カーソンは『沈黙の春』出版の一年半後に逝去しており、『沈黙の春』は農薬規制派の神輿として担がれ、客観的事実に基づかない環境保護運動の暴走を招いてしまったのだ。
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「使うなと言ってるんじゃない使いすぎが問題なんだ」というのが本来の主張であるところを、「使うな、DDTは絶対悪、絶対に使うな」とエスカレーションし、結果マラリアによる被害を元の規模まで戻してしまう辺り、日本の原発撲滅運動や、世界規模の二酸化炭素ヘイトにその味を感じなくもない。
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「使いすぎも駄目、使わなさすぎも駄目、両論を比べて現実的な運用をしていこう、DDTは便利だけど使いすぎると効かない虫とかもでてくるしそうなるとさらに過剰散布とかになるから使いすぎ気をつけよう」という現実的提案が絶対禁止か絶対肯定の二択になりがちなので、気をつけたいとこだ。
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ついでに私はアセンブラでDDTというバグとりのプログラムを書いたけど語源まで知らずに命名していた。 天竜の技の名前だったんだ。 なるほど。 今ごろ知りましたw
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結局のところ、多くの人間は事実を全て把握することは出来ず、都合と聞こえの良い部分のみ抜き出して解釈する その上であたかも自分が正しいと言わんばかりに声高々に叫んで承認欲求を満たし、愉悦に浸る その後に発生するであろう誤認や論争の数々などには目もくれず、無責任に自己解釈を吐き続ける
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