スペシャル・フィーチャーズ

ディレクターズ・カット’９３年版

１９９３年版「スペシャル・フィーチャーズ」のパッケージ。
１９９３年版「スペシャル・フィーチャーズ」の付属ブックレット。

けっきょく最後まで手を抜くことなく、パッケージまで含めて海賊版としては見事な仕上がりでした。
「海賊盤事典」のあの方も協力していそうな気がしますがどうなんでしょうか？

１９９６年リリース版

リリース・ヴァージョン「スペシャル・フィーチャーズ」のパッケージ。 収納トレイ背景となる壁のイラストも毎回少しづつ違っていました。
リリース・ヴァージョン「スペシャル・フィーチャーズ」の付属ブックレット。

ディレクターズ・カット’９３年版

DVD１枚目の収録内容

収録内容は次のとおりです。
EPK（エレクトロニック・プレス・キット）と呼ばれるビデオからの映像と
テレビの宣伝用スポットを集めたものでトータル９７分収録されています。

このビデオで使われているビートルズの映像はリリース版と同じものなので、
このプロモでのみ見られる関係者の映像やテレビ・スポットの
特徴的な場面のみを掲載しました。

ディレクターズ・カット’９３年版

DVD２枚目の収録内容

この「リアル・ラヴ」のプロモは冒頭の部分で紺のマクラーレンF１から３人が降りてくる場面で始まります。
「リアル・ラヴ」のプロモはテレビでも何度か放送されていて見ましたが、この冒頭部分を初めて見たのは
海賊版ビデオでは高画質で有名な「オール・グリーン・ビデオ」を見た時が初めてでした。

この映像を初めて見たときは本当に衝撃的でした。
ジョージが運転する車が止まるとガル・ウイングが開いて３人が降りてくる場面なんてカッコよすぎです。
リンゴはドアを閉めるときに両手をドアの上に乗せて「よっこいしょ」という感じで子どもみたいに閉めているのが可笑しいです。

ジョージはさすがにこの車のオーナーですから内側の取っ手部分に手を掛けてスムーズに閉めています。
ポールはこの車が気に入ったのか、歩きながら　"Nice Car"　と３回も連発しています。

しかし、こうやってリンゴが歩いていく姿はそのまんま「アビイ・ロード」ではありませんか。

アルバム"LOVE"なんか作っている暇があるんだったら、映画”Let　It　Be”とか、こういう映像をきちんとリリースしてほしいですね。
（２００６年１１月３日現在の私の率直な感想）

DVD２枚目の収録時間は１０３分。

キャピトル・レコード・タワーは積み上げられたレコードの上にレコード針が立っているデザインで１９５６年に建てられました。

スペシャル・フィーチャーズ

１９９６年リリース版

映像版の比較検証はここで一旦終わりです。

本来は完成版である９６年版（リリース・ヴァージョン）を先に紹介するべきだったのかもしれませんが、時間の流れの関係で
１９９３年版を先に紹介して、それから９６年版の映像を見ていただくという形にさせていただきました。

早いものでアンソロジー・シリーズがリリースされてから１０年が経過してしまいました。
まだまだアップルに眠っている貴重な音源や映像があるのかと思うと一刻も早く正規リリースして欲しいものです。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アンソロジー・プロモ

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