ヒストリエは完結しない？打ち切り終了の可能性と休載が多い理由を調査

人気漫画作品ヒストリエがいつ完結するのか？完結は無理ではないか？と言われている理由を紹介していく前に、ヒストリエの作品情報を紹介していきます。ヒストリエとは、「寄生獣」などのヒット作でも知られている漫画家・岩明均による漫画作品です。作者・岩明均が漫画家としてデビューする前から構想を温めていた作品で、2003年から月刊アフタヌーンにて連載されています。

ヒストリエは続きを心待ちにしているファンもたくさんいる、とても人気がある歴史漫画作品です。ヒストリエの単行本の正確な累計発行部数や売上は公表されていません。オリコンの記録では、ヒストリエのコミックス10巻の売上は13万部を超えていたと記録されています。

人気漫画作品・ヒストリエのタイトルの意味や由来を紹介していきます。ヒストリエの名前の由来は、ドイツ語の「Historie」から来ています。意味は「歴史」となり、アレクサンドロス大王の書記官として活躍した英雄・エウメネスの人生を描く歴史漫画として相応しいタイトルと言えます。

ヒストリエはアフタヌーンで連載中の人気歴史漫画作品なのですが、いつ完結するのか？完結は無理ではないか？との声も挙がっている作品なのです。完結が無理というだけではなく、打ち切り説まで囁かれているヒストリエ。また、連載ペースが遅く休載を挟んでいる作品でもあります。まず、ヒストリエの完結が無理と言われる理由をいくつか紹介していきます。ヒストリエは単行本の刊行ペースが非常に遅いと言われています。

ヒストリエの単行本は、2～3年に1巻しか刊行されておらず、他の漫画作品と比較すると非常に遅いのです。ヒストリエは毎月連載されているのではなく隔月連載となっており、この連載ペースも単行本の刊行が遅い理由となっています。ヒストリエの単行本ではおおよそ200ページが掲載されるのですが、現在の連載ペースだと1年に70ページ前後しかストックがたまらず、その為に単行本が発売される時期が遅いのです。

ヒストリエは完結しないのではないか？完結はいつになるのか？と言われていますが、打ち切りの可能性すらあると噂されています。現在ヒストリエは打ち切りにはなっておらず、月刊アフタヌーンで隔月連載されています。隔月連載の為に単行本のペースは非常に遅いヒストリエなのですが、このままのペースでは作者が構想している結末まで描き切って完結を迎えることは無理だと言われています。

ヒストリエの作者・岩明均は61歳になっており、連載ペースが非常に遅い漫画家としても知られています。ヒストリエはマケドニアのアレクサンドロス大王の書記官・エウメネスの生涯を描く作品なので、歴史巨編と言える作品になるはずですが、このままのペースでいくと完結しないのでは？と言われています。

ヒストリエの休載が多い理由には、作者・岩明均の病気が挙げられています。岩明均は近況で「効き腕にマヒがある」と明かしていました。漫画家としては、効き腕が思うように使えない事は大きなハンデです。また、目の病気があるとも噂されており、こういった理由で休載が多くなっていると言われています。

ヒストリエは2013年には隔月連載となっています。単行本作業などで休載期間も多いヒストリエですが、2018年の12月号から長期休載に入っていました。連載再開はいつになるのか？と注目を集めていましたが、その後2020年1月号から連載再開されています。

ヒストリエの最新刊は11巻となっています。ヒストリエの最新刊のあらすじを紹介します。アレクサンドロスの母親オリュンピアスは、エウリュディケを暗殺しようとしていました。洞察力の鋭いエウメネスはこの計画に気付き、フィリッポスに伝えます。

その結果、オリュンピアスは故郷で静養する事となります。故郷へむかうオリュンピアスでしたが、途中暗殺されそうになります。部下を使って抵抗するオリュンピアスの前に、アレクサンドロスにそっくりなパウサニアスが現れるのでした。

完結がいつになるのか？完結しないのでは？と言われているヒストリエですが、下書きのままで掲載されているのがひどいとも言われていました。ヒストリエの作者・岩明均は手や目の病気では？と噂されていますが、漫画を描く作業が若いころよりも困難になっており、背景等が下書きのままで掲載されているのです。

下書きのまま掲載されているとも言われているヒストリエなのですが、絵が下手だと酷評もされています。ヒストリエの作者・岩明均はアシスタントにも頼まずに一人で漫画を描いていると言われています。その上病気も抱えており、中々かつてのように書き込めなくなっていると考察されていました。

ヒストリエの漫画あらすじネタバレしていきます。まず、序章であり1巻のあらすじをネタバレしていきます。主人公のエウメネスは、奴隷の身分でしたが何故か博学です。事情あって故郷のカルディアを目指しているエウメネスは、ある時有名な学者アリストテレスと出会います。聡明なエウメネスはアリストテレスと意気投合し、一緒に旅をしていきます。

いざカルディアに到着したエウメネスでしたが、マケドニア軍に町が包囲されています。エウメネスはここでも知恵を絞り、なんとかカルディアの町に入る事に成功します。エウメネスはかつて自分が育った家に到着すると、在りし日を思い出していくのでした。エウメネスはカルディアの名家ヒエロニュモス家で育ったのでした。幼いころから聡明だったエウメネスはたくさんの書物を読んで過ごしていました。

エウメネスは名家の次男であるにも関わらず、奴隷にも優しく接する分け隔てない性格でした。ある日、エウメネスはスキタイ人の奴隷が鎖をはずしてもらったと聞きます。スキタイ人は非常に野蛮な人種として知られており、その奴隷は主人を殺して逃走したのでした。スキタイ人は凄腕の剣士でもあり、民兵を振り払って逃げますがやがて力尽きます。力尽きたスキタイ人の奴隷を発見したエウメネス。

父親の部下にそのことを報告したエウメネスでしたが、その後夜に目覚めたエウメネスが目にしたのは、庭で殺されている父親と側に倒れているスキタイ人奴隷の姿でした。エウメネスがスキタイ人奴隷に後をつけられたと主張する部下でしたが、賢いエウメネスは反論します。

しかし、その議会の場で、エウメネスが実はスキタイ人の血を引いており、ヒエロニュモスの実の子ではないと暴露されたのでした。権力を振りかざされ、冷静なエウメネスの反論も聞き入れられず、エウメネスは奴隷の身分に落ちてしまったのでした。

奴隷の身分にまで落とされてしまい、いままでは自分を名家の息子として丁寧に扱っていた仕様人や奴隷に、手のひらを返したような態度を取られるエウメネス。エウメネスは自尊心を傷つけられ落ち込みますが、すぐに気持ちを切り替えます。エウメネスは高値で買い取られ、船に乗せられます。エウメネスは育ったカルディアを出て行きますが、「よくも騙したな」と慟哭するのでした。

奴隷船では手厚い待遇を受けていたエウメネスでしたが、奴隷たちが反乱を起こして船は沈没してしまいます。浜辺に漂着したエウメネスは、ボアの村という場所で目覚めます。エウメネスはボアの村の人々を交流を深め、村に馴染んでいきます。数年間平和に暮らしていたエウメネスでしたが、ある時村人が何者かに襲われてしまいます。エウメネスは村人を守るため、隣のティオス市に乗り込んできます。

ヒストリエに関しての感想や評価を紹介していきます。まず、ヒストリエに関しての感想で多いのが、面白いといった感想です。ヒストリエは単行本が出るのが遅いと言われていますが、それは続きを心待ちにしている読者が多いからと言えます。

ヒストリエに関しての感想や評価では、「歴史考証がしっかりしている」という感想もみられています。ヒストリエでは、アレクサンドロス大王の書記官となるエウメネスを主人公としていますが、当時の歴史が非常に細かく描写されています。

ヒストリエに関しての感想では、新巻が早く出てほしいという感想も見られています。ヒストリエの単行本の刊行ペースは2～3年となっており、物語の続きを早く読みたいという声が続出しています。

ここでは、人気の歴史漫画作品でありながら、完結しないのでは？完結は無理ではないか？と言われているヒストリエについて、休載が多い理由が連載再開がいつだったのか？などの情報を紹介しています。単行本が出るペースが遅いと酷評されているヒストリエですが、続きを楽しみにしているファンはたくさんいました。

ここでは、人気の歴史漫画作品・ヒストリエの最新刊のあらすじや、各巻のあらすじも紹介しています。是非、ヒストリエをチェックして、激動のエウメネスの人生を描くストーリーを楽しんでみて下さい。