YASUHIRO  独り言  

山と医療の本音トーク

12月7日(火)

先日の白山は深夜0時半にスタートしたがゲートには車が一台ありすでに先行者のトレースがあった。何百回という白山の雪山登山の中でも自分の先に先行者のトレースを見たのは本当に初めてだった。主は自分の子供よりも遥かに若い学生二人パーティだった。1時間先に出ていたようだが別当出合にはほぼ同じ頃に着いたらしい、彼らは軒下で僕は休憩舎で休んでいたから会うことはなかった。

この先一本橋は雪が積もって難儀するし石畳はかなり高度な技術が必要だし、お手並み拝見ということで休憩舎では30分以上休憩してのんびりスタートした。かなり先を行ったことだろうと期待していたが一本橋は無事通過していたが石畳は登るというよりただもがいていた。メットをザックの後ろに付けていたのでちゃんと被るようにとアドバイスした。石畳でスリップして滑落して頭を打っと大怪我するからである。聞くと初山スキーと言う。いきなり冬の白山か?驚いて甚之助までにしときとアドバイスした。

彼らはすぐに敗退したようだが深夜23時半に出るそのガッツには敬服した。山スキーは体力はもちろんだが技術と経験が大きくものを言う。それを身に付けるまでには長い時間を要するがもし経験豊富な人と同行すればすぐに上達する。こういうモチの高い若者はぜひ同行して色々なことを教えてあげたいと思う反面、そのリスクの大きさからもう新たな同行者とは行くことは二度と無いという気持ちもある。

山スキーほど素晴らしい世界はないが、これほど怖い世界もない。

弥陀ヶ原のシュカブラ


12月6日(月)

昨日の白山は名前の通り真っ白であった。雪も格段に増えたおかげで山頂から別当出合まで1時間程度で降りてこられた。穏やかな一日で風もなく作業をしていれば室堂ではウインドブレーカーも手袋もいらないくらいだった。山は天候次第で天国にも地獄にもなる、そういう場所である。


 

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毎日が完全燃焼できる日々を過ごしたい、人生は長いようで短い

 

                             

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