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コロナ禍にあっても、今年の7月には新潟ジャズストリートが開催されました。このデューク・エリントンのポスターの前で力強い演奏が繰り広げられ、多くの市民が耳を傾けていました。1964年の新潟地震の際、新潟市の壊滅的な被害・惨状を聞いた彼は、東京で救済募金コンサートを行って、その収益をすべて新潟市に寄付したそうです。後日これがきっかけで、新潟市より国際親善名誉市民の称号を受けました。
この作品を通じて、デューク・エリントンの功績や善意、新潟のジャズの魅力を表現しつつ、現在のコロナ禍や過去の地震を重ね、人の善意や他者への思いやりをメッセージに込めたそうです。
来年1月に、再びジャズストリートの開催を待っています。
(新潟市医師会 穂苅 環)