土地には、
誰かがそこに重ねた気持ちの数だけ物語があります。
根づいた人、訪れた人、去ってゆく人。
そんなすべての人の思いや記憶が、
ほんとうはその土地をつくっています。
そして、私たちが普段飲んでいるお酒にも、
そんな土地の風土や歴史が詰め込まれています。
どこでどんな風に生まれ、誰につくられ、
どんな風景や感情の中を通りすぎてきたのか。
あなたと出会うまでにどんな物語を経てきたのか。
ただ消費するだけではなく、
そんなことを少しだけ思ってほしくて、
土地と人との関係性を「お酒と物語」という形に
編み直した〈ほろよい文庫〉を創りました。
誰かの土地のおいしいお酒と、
誰かの(あなたのかもしれない)物語に、
ほろほろ酔ってみてください。
そして、いつかその土地の物語と、
あなたの物語が交差するきっかけに、
この〈ほろよい文庫〉がなれば幸いです。