【珍味コラム24】お酒との相性?ペアリングとマリアージュの違い
2020年08月11日
大正十四年創業の創作珍味専門店「かね徳」です。
珍味屋が知る、珍味情報をご紹介します。
最近、自宅でお酒を飲むことが増えた方も多いのではないでしょうか。
そんな家飲みをもっと美味しくするために、
今回は「ペアリングとマリアージュの違い」、
そして、「お酒と料理の相性」についてご紹介します。
印象を持っているのではないでしょうか。
本来ペアリングには “2つを組み合わせること” という意味があります。
お酒と料理にかかわらず、食材と食材も同様で、
オードブルで見られる、「生ハム」と「メロン」の組み合わせもペアリングの一例です。
また、意味としては、組み合わせということしか言及していないため、
おいしい組み合わせだけに限らず、様々な組み合わせも
ペアリングには含まれているように思えます。
しかし、レストランでソムリエがオススメするお酒はどれも料理に合わせたもので、
世の中で一般的に使われているペアリングは良い組み合わせがほとんど。
ペアリングの狭義としては、「相性の良い2つの組み合わせ」と言えそうです。
一方、マリアージュは、今ではすっかり定着した、ワインの楽しみ方の1つ。
意味は、お酒と料理を組み合わせることで“新しい味・第3の味が生まれる” です。
『新しい味・第3の味』とは、
「単体にはない新たな味わい」や「単体の特徴が飛躍的に強まった味わい」のこと。
そして、マリアージュを成功させるために必要な要素は、大まかに4つあります。
① 色の似ているもの同士を合わせる。
例)赤ワインと牛肉、鴨肉など / 白ワインと豚肉、魚など
② 味が似ているもの同士を合わせる。
例)濃厚な料理に重たいワインなど
③ 味が対極にあるもの同士を合わせる。
例)甘い料理に辛口ワインなど
④ 産地が同じもの同士を合わせる。
ここで分かるようにマリアージュを完成させるためには、“2つを組み合わせる”
ということが前提条件となるのです。
そのため、“2つを組み合わせること” という意味を持つ「ペアリング」の中に
「マリアージュ」は存在しています。
ペアリングとマリアージュの違いについてお話してきましたが、
この2つの意味合いは、概ね同じであると言えるのではないでしょうか。
ただ、「新しい味・第3の味」を感じることは、
マリアージュだけの特徴だと考えられそうです。
お酒・料理が持つ「一番強い味」に対し、食べ合わせで全体の味覚のバランスを整える。
そうすることで、美味しさが相乗的に向上したり、
全く違う味わいを楽しめることが、一般的に「相性が良い」と評価されています。
《日本酒の“相性の良い”例》
日本酒自体は、甘味・酸味・苦味・渋味の微妙なバランスが出来ています。
相性の良い料理と合わせた時は、甘味・食味(美味しさ)が増加し、苦味・渋味が減少。
相性の悪い料理と合わせた時は、苦味・渋味が増加し、食味が減少する傾向があります。
日本酒と相性の良い料理の代表格は、「いかの塩辛」。
日本酒のアルコールが魚介特有の生臭さを抑え、
塩辛の強い塩分が日本酒の甘みを際立たせます。
日本酒といかの塩辛の組み合わせは、双方の旨味をグンっと上げるのです。
家飲みの際は、冷蔵庫にある食材とお酒でペアリングを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。またその中で、普段とはちょっと違った組み合わせに挑戦すると、
ある日、マリアージュという今までにない特別な味に出会えるのかもしれません。
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家呑みセット 人気の珍味3種盛り
オススメの日本酒
かずの子松前漬 昆布と鰹節エキスが効いた上品な味。 ・大吟醸酒、吟醸酒
甲いかうに蟹味噌 ウニと蟹味噌を合わせた濃厚な旨味。 ・純米酒
梅くらげ さっぱりしていて箸休めにぴったり。 ・本醸造酒
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極上珍味セット 高級珍味3種類
オススメの日本酒
ほたて貝柱たたき 北海道産ほたて。甘みの濃さが自慢。 ・大吟醸酒、吟醸酒
極粒いくら だし醤油といくらの脂で濃厚な味わい。 ・純米酒
熟成粒うに ウニ好きにこそオススメしたいおいしさ。 ・長期熟成酒、古酒
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珍味屋が知る、珍味情報をご紹介します。
●● お酒との相性?ペアリングとマリアージュの違い ●●
最近、自宅でお酒を飲むことが増えた方も多いのではないでしょうか。
そんな家飲みをもっと美味しくするために、
今回は「ペアリングとマリアージュの違い」、
そして、「お酒と料理の相性」についてご紹介します。
ペアリングとマリアージュの違い
多くの方が、ペアリングに「お酒と料理のおいしい組み合わせ」という印象を持っているのではないでしょうか。
本来ペアリングには “2つを組み合わせること” という意味があります。
お酒と料理にかかわらず、食材と食材も同様で、
オードブルで見られる、「生ハム」と「メロン」の組み合わせもペアリングの一例です。
また、意味としては、組み合わせということしか言及していないため、
おいしい組み合わせだけに限らず、様々な組み合わせも
ペアリングには含まれているように思えます。
しかし、レストランでソムリエがオススメするお酒はどれも料理に合わせたもので、
世の中で一般的に使われているペアリングは良い組み合わせがほとんど。
ペアリングの狭義としては、「相性の良い2つの組み合わせ」と言えそうです。
一方、マリアージュは、今ではすっかり定着した、ワインの楽しみ方の1つ。
意味は、お酒と料理を組み合わせることで“新しい味・第3の味が生まれる” です。
『新しい味・第3の味』とは、
「単体にはない新たな味わい」や「単体の特徴が飛躍的に強まった味わい」のこと。
そして、マリアージュを成功させるために必要な要素は、大まかに4つあります。
① 色の似ているもの同士を合わせる。
例)赤ワインと牛肉、鴨肉など / 白ワインと豚肉、魚など
② 味が似ているもの同士を合わせる。
例)濃厚な料理に重たいワインなど
③ 味が対極にあるもの同士を合わせる。
例)甘い料理に辛口ワインなど
④ 産地が同じもの同士を合わせる。
ここで分かるようにマリアージュを完成させるためには、“2つを組み合わせる”
ということが前提条件となるのです。
そのため、“2つを組み合わせること” という意味を持つ「ペアリング」の中に
「マリアージュ」は存在しています。
ペアリングとマリアージュの違いについてお話してきましたが、
この2つの意味合いは、概ね同じであると言えるのではないでしょうか。
ただ、「新しい味・第3の味」を感じることは、
マリアージュだけの特徴だと考えられそうです。
お酒と料理の相性
一般的な味覚は五味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)で構成されています。お酒・料理が持つ「一番強い味」に対し、食べ合わせで全体の味覚のバランスを整える。
そうすることで、美味しさが相乗的に向上したり、
全く違う味わいを楽しめることが、一般的に「相性が良い」と評価されています。
《日本酒の“相性の良い”例》
日本酒自体は、甘味・酸味・苦味・渋味の微妙なバランスが出来ています。
相性の良い料理と合わせた時は、甘味・食味(美味しさ)が増加し、苦味・渋味が減少。
相性の悪い料理と合わせた時は、苦味・渋味が増加し、食味が減少する傾向があります。
日本酒と相性の良い料理の代表格は、「いかの塩辛」。
日本酒のアルコールが魚介特有の生臭さを抑え、
塩辛の強い塩分が日本酒の甘みを際立たせます。
日本酒といかの塩辛の組み合わせは、双方の旨味をグンっと上げるのです。
家飲みの際は、冷蔵庫にある食材とお酒でペアリングを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。またその中で、普段とはちょっと違った組み合わせに挑戦すると、
ある日、マリアージュという今までにない特別な味に出会えるのかもしれません。
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かね徳の “家呑み用” 商品
味の特徴が異なる3品!様々なペアリングをお楽しみいただけます。_ _ _
家呑みセット 人気の珍味3種盛り
オススメの日本酒
かずの子松前漬 昆布と鰹節エキスが効いた上品な味。 ・大吟醸酒、吟醸酒
甲いかうに蟹味噌 ウニと蟹味噌を合わせた濃厚な旨味。 ・純米酒
梅くらげ さっぱりしていて箸休めにぴったり。 ・本醸造酒
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極上珍味セット 高級珍味3種類
オススメの日本酒
ほたて貝柱たたき 北海道産ほたて。甘みの濃さが自慢。 ・大吟醸酒、吟醸酒
極粒いくら だし醤油といくらの脂で濃厚な味わい。 ・純米酒
熟成粒うに ウニ好きにこそオススメしたいおいしさ。 ・長期熟成酒、古酒
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