この記事は、就活における「LGBT」をまとめた記事です。
就活で「LGBTでどのような問題があるか?」、あなたはご存じですか?
就活ブログを運営していながら、
私は調べるまで、全くと言っていいほど知りませんでした。
多くの人が、同様に知らないのではないでしょうか?
そこで私が『初心者でもわかるLGBT』、をまとめました。
これをきっかけに、「LGBTに対する認知が進む事」を期待しています。
では早速ですが、LGBTとは?
という所から、説明していきたいと思います。
LGBTとは
最近LGBTってよく聞くけど、
よくわからないよ~。
私もよくわからない一人でした。
そこで参考にしたのが、法務省のホームページでした。
LGBTとは、次の言葉を取って組み合わせた言葉で、
性的少数者(セクシャルマイノリティ)を表す言葉の一つです。
・「L」・・・レズビアン
・「G」・・・ゲイ
・「B」・・・バイセクシュアル
・「T」・・・トランスジェンダー
引用元:法務省 人権擁護局
知らない方もいるかと思うので、
ポイントを解説をしますね!
「LGBT」の「L」:レズビアンとは
レズビアンとは
レズビアンとは、女性の同性愛者です。
心の性が女性で恋愛対象も女性の場合も同様です。
見た目が女性的なレズビアンを「フェム」、
見た目が男性的なレズビアンを「ボイ」と呼ぶこともあります。
日本でレズビアンを公表しているのは、
一ノ瀬文香さん、Ayabambiさん、牧村朝子さん、尾辻かな子さんとなります。
「LGBT」の「B」:ゲイとは
ゲイとは
ゲイとは、男性の同性愛者です。
心の性が男性で、恋愛対象が男性の場合も含まれます。
マツコ・デラックスさん、三ツ矢雄二さん、ぺえさん、へえさんが有名です。
「LGBT」の「B」:バイセクシュアルとは
バイセクシュアルとは
バイセクシュアルとは、両性愛者です。
恋愛対象が、女性と男性のどちらにも向いている方となります。
日本で有名なのは、カズレーザーさん、壇蜜さん、鳥居みゆきさんとなります。
「LGBT」の「T」:トランスジェンダーとは
トランスジェンダーとは
トランスジェンダーとは、
「身体の姓」は男性でも「心の性」は女性というように、
「身体の性」と「心の性」が一致しないため、
「身体の性」に違和感を持つ人です。
「心の性」にそって生きたいと望む方が多いのが特徴です。
日本では、はるな愛さん、KABA.ちゃん、GENKINGさんが有名です。
ちなみに、最近では「LGBTQIA」というように、
「QIA」を追加するケースも出てきています。
それなので「QIA」についても説明しておきますね。
「LGBTQIA」の「QIA」とは:LGBTの多様性の事
LGBTQIAとは
LGBTの4つに当てはまらない性的少数者を内包する呼称。
LGBTより、多様性を含んだ言葉となります。
具体的には、
男女どちらにも恋愛感情を抱かない人や、自分自身の性を決めていない人、
あるいはわからない人など、多様性が広がっています。
「LGBTQIA+」のように、
最語に「+」を追加するケースもあります。
これは、その他にも多様なセクシャルが存在することを
表しています。
つい数年前の日本では馴染みはありませんでしたが、
多様性を受け入れる文化が徐々に広まってきています。
- 法務省人権擁護局:多様な性について考えよう
- ELEMINIST:LGBTに代わる新たな呼称「LGBTQIA」とは セクシャルマイノリティの多様化を知る
- JobRainbow:LGBTを公表している有名人まとめ 日本&海外【2021年8月 更新】
詳しく知りたい人は、チェックしてみてね!
私達にできるLGBTの受け入れ方、解決方法
LGBTの人が悩んでいるのはわかったけど、
私達にできる事ってあるの?
この方のように、LGBTを受け入れたいと思う人も増えていると思います。
私もチカラになれるなら、チカラになりたいと思います。
とはいえ、どうすればいいかわからない人も多いかと思います。
そこで再度、法務省のホームページを参考にさせていただきました。
私達にできるLGBTの解決法や、必要な事はこちらです。
LGBTを受け入れる為に、必要な事
- 多様な性について知る
- 習慣・常識を変える
- 理解者を増やす
LGBTを受け入れる為にできる事①:多様な性について知る
1点目のポイントは、人間には様々な「性」がある事を知りましょう!
専門家/当事者から話を聞く、
研修会を開催するなど、
性的指向・性自認に関する知識を持つ機会を設ける。
まずは、どういうLGBTがあるか、
知ることからスタートしましょう!
LGBTを受け入れる為にできる事②:習慣・常識を変える
2点目は、今までの考え方に縛られず、柔軟な考え方ができるようにしましょう
身の回りの習慣や常識となっている考え方を今一度点検し、
性的指向・性自認に関する差別やハラスメントにつながるものはないか、
見直しが必要なものはないか、考えてみましょう。
今までの常識は非常識。
新しく知って受け入れる心を持ちましょう!
LGBTを受け入れる為にできる事③:理解者を増やす
3点目は、LGBTを理解してくれる人を増やす事です。
組織内に、性的指向・性自認に関する知識を持つ理解者を増やす事が大事。
理解者に対して「理解者、支援者」であることを
目に見える形で行動することによって、
当事者たちの応援の姿勢やメッセージにつながることを知らせる。
家族、学校、職場の中で、
当事者が、「自分の居場所がある」
と実感できる機会を増やしていくことがとても大切です。
たとえ一人でも、きちんと気持ちを受け止めてくれる人、
安心感を与えてくれる人がいれば、前向きな気持ちが生まれるものです。
あなたの支えが、
大きな支えになる可能性があることを
認識しましょう!
ここまでは、LGBTとは、LGBTを受け入れるには?
という事を中心に解説してきました。
ここからは、就職活動において社会問題化してきた
「LGBT」に関する5つの問題について解説していきます。
就活における、代表的な5つの問題
LGBTが、日本の就職活動で問題となっている、
代表的な5つの項目について解説します。
就活での「LGBT」の問題点
- 面接と質問
- カミングアウト
- 髪型
- スーツ
- 不利になる
就活でよくある「LGBT」の問題①:面接の質問
LGBTに理解がある企業(特に大企業)では、
適切な質問が出されるケースが増えてきましたが、
中小企業や多くの企業でのLGBTの理解は不足しています。
その際に、LGBTの方が、質問されて困る項目はこちらです。
LGBTが困る、面接での質問の例
- エントリーフォームで性別の選択が「男」「女」しかない
- 女性なのにメンズスーツを着ていたら、なぜ?
- LGBTに関する質問をされた場合の、周りの雰囲気
うちみたいな会社にLGBTなんて関係ない。
あなたなんでそんな格好しているの?
こんな面接官がいる会社は辞めましょう。
また、この面接官みたいな質問をされた場合に、
「他の学生の反応」も面接官に同調されてしまうと、非常に心細くなり厳しくなります。
みんなの理解を深くして、支えていきましょう。
就活でよくある「LGBT」の問題②:カミングアウトをするか
就職活動時に、自分がカミングアウトするか、
迷う学生が多くいます。
なぜなら、カミングアウトする事のデメリットの方が大きいからです。
LGBTが困るカミングアウトについて
- カミングアウトしたら、周りが変な雰囲気にならないかな
- 同じ学生に変な目で見られたくない
- 影で何を言われるかわからない
- 選考で不利になるのでは?
- ネットを見ると、「カミングアウトしたら落とされた」という意見が多い
カミングアウトする事は、
本当に大きな決断です。
その気持を無駄にしないで。
就活でよくある「LGBT」の問題③:髪型をどうするか
問題③④は、見た目に関する項目です。
トランスジェンダーの方に多いのが、髪型の問題があります。
LGBTが困る、髪型の問題
- 見た目は女性、しかし心は男性。髪型は女性ぽくしないとダメ。
- 見た目は男性、しかし心は女性。短い髪型にはしたくない。
私が就活をしていた20年前に比べたら
多様性は広まったとはいえ、
難しい問題です。
就活でよくある「LGBT」の問題④:スーツをどうするか
先程の髪型と同様に、切実な問題です。
LGBTが困る、スーツ問題
- 見た目は女性、しかし心は男性。レディーススーツは着たくない。
- 見た目は男性、しかし心は女性。スーツにネクタイは無理。
朗報!
就活の性差別問題については、
2020年から問題提起がされています!!
#就活セクシズム という、性差別の根絶を求める署名活動がスタート!!
都内IT企業の会社員や、就活を控えた大学生など約10名が、
立ち上げた運動です。
署名の提出先は、リクルートやスーツのAOKIなどの企業から、
大学や専門学校などの高等教育機関になっています。
詳細を確認したいかたは、こちらからご確認ください。
こういった活動は非常に良いと思います。
なぜなら、個人では何もできないですからね。
就活でよくある「LGBT」の問題⑤:LGBTだと不利になる
最後の5つ目の問題は、
LGBTだと不利になるかもしれない、という事です
LGBTが困る、不利になるかも問題
- カミングアウトしたら、落とされるのでは?
- 面接官の反応が微妙
- 問題児としか思われてないのかな
- 地方だと受け入れてくれる企業は少ない
LGBTというだけで、
スタートラインに立てないのは、
不条理です。
では、これら5つの問題を解決するにはどうすればいいでしょうか?
それは先程、「 私達にできるLGBTの受け入れ方、解決方法 」
の項目で紹介をした、この3つを一人ひとりが行い理解を深める事です。
LGBTを受け入れる為に、必要な事
- 多様な性について知る
- 習慣・常識を変える
- 理解者を増やす
あとは、「#就活セクシズム」の署名のように、
社会問題に参加する事が必要となるでしょう。
LGBTの対策している有名な企業
最近ではLGBTの理解が深まり、
「LGBTを受け入れる制度」を作成した企業も多くあります。
その代表的な会社を紹介します。
LGBTの取り組みを行っている、代表的な企業
みなさんも名前を聞いた事がある企業ばかりですね。
大企業や世界でもビジネスを行っている会社は、
「LGBT」に対する姿勢は前向きです。
パンテーンさんと、資生堂さんは、髪の毛やメイク、
スタバやユニクロは、働き方や制度を整備しています。
ぜひリンクをクリックして、確認してみてくださいね。
他にもジョブレインボーさんの記事も参考になります。
LGBTを理解するためのおすすめ本
全部で5冊を紹介します。
LGBTの基本から、
社会や会社でのLGBTまで、
わかる入門的な5冊です
LGBTで困ったら、ここに問い合わせしよう
LGBTについて、身近に相談できる存在がいれば心強いですが、
なかなか難しい場合も多いと思います。
そんな時は、これらの会社やNPOに連絡してみましょう。
支えになってくれると思います。
困った時の問い合わせ先
- アイリスにじいろ電話相談(03-3464-3401)
- LGBTホットライン(011-728-2216)
- こころの相談(050-5539-0246)
- よりそいホットライン(0120-279-338)
- フレンズライン(080-9062-2416)
東京都は、「Tokyo LGBT相談専門電話相談」と、
都が運営している相談窓口があります。
ご自身の自治体に問い合わせをするのもおすすめです。
とりかく一人で悩まず、抱え込まないようにしましょう。
LGBTについて、まとめた感想
それは、この3つです。
・LGBTについて何も知らない
・個人でできる事は限られている
・LGBTの解決策が、具体的に見当たらない
私の身近にLGBTの方はいませんでした。
本当はいたかもしれませんが、気が付いてなかったので、
テレビやドラマ、小説の中の世界の話だと思っていました。
LGBTの割合は8名に一人なので、すごく身近な存在です。
様々な多様性の時代に、個人や会社、そして社会全体が理解を深めないといけません。
しかし、個人でできる事は本当に限られていると感じました。
だから、この記事を書いて、
本当に小さなチカラですが、貢献したいと思いました。
LGBTの理解を深める活動は困難だと思います。
時間もかかると思います。
しかし、いつかLGBTが当たり前の社会になると信じています。
そのためにサポートはしていきたいと思います。
就活とLGBTのまとめ
この記事では、「LGBTとは」という所からスタートして、
「就職活動におけるLGBT」の問題点をまとめました。
私が問題と思ったのは、この5点です。
就活での「LGBT」の問題点
- 面接と質問
- カミングアウト
- 髪型
- スーツ
- 不利になる
本来であれば、この問題について
解決策を示すのですが、
問題が大きすぎて書けませんでした。
2021年の日本では、個人でできる解決策は本当に限られています。
いまこそ社会全体でのLGBTに対する偏見をなくす必要があります。
2021年秋の総選挙の際、
各党が「LGBT」「SDGs」を多く取り上げていたので、
少しづつ変化が期待できる状況となっています。
私はブログを書いたり、本業でLGBTの方を支えられるようにしたいと思います。
長文となりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事でみなさんのLGBTに対する認識が少しでも
変わってくれたら嬉しいです。
ではまた。ライスパでした。
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運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
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運営会社 | 株式会社グローアップ |