「○○が大事」という言葉では、○○が大事ということは伝わらない

ウワベの説教、言ったもん勝ちとちゃうぞボケ!というツッコミの俺的心得です。

とりあえず3つほど例示して
その後にウワベ感の分解を記し
最後に提案を述べて終わります。


■例1「健康が大事」という言葉では、健康が大事ということは伝わらない

人に「健康が大事」って言うのは簡単です。
「健康が大事だぞ」と、口から言葉を吐けば完了ですね。
でも、そんなちゃっちいことでは誰も感銘受けませんし運動もしません。


■例2「勉強が大事」という言葉では、勉強が大事ということは伝わらない

人に「勉強が大事」って言うのは簡単です。
「勉強は大事だぞ」と、口から言葉を吐けば完了ですね。
でも、そんなちゃっちいことでは誰も感化されませんし本も読みません。


■例3「貯蓄が大事」という言葉では、貯蓄が大事ということは伝わらない

人に「貯蓄が大事」って言うのは簡単です。
「貯蓄は大事だぞ」と、口から言葉を吐けば完了ですね。
でも、そんなちゃっちいことでは誰も危機感覚えませんし節約もしません。


■ウワベ感の分解

当たり障りがない、誰でも言える、教科書的、そんなものでよければBOTでも言える
自分の行動が伴っていない、ラクして口先だけで他人に影響を与えようと思ってる
不健全かつ不勉強かつコストをケチったウワベ感丸出しのお説教が
「健康が大事」「勉強が大事」「貯蓄が大事」です。

他にも「○○が大事」シリーズは数多いです。
仕事、保険、結婚、学歴、努力、継続、家族、きょうだい、トモダチ、パートナーetc
「○○が大事」の構文は前述の通りカンタンに使えるのでバリエーション豊富です。
この形式で、自己の意見表明を行うだけならまだしも
こちらに何らかの行動を促してくるのは全部無視でOKです。
ソイツらそうやって言いたいだけですから放っといてあげてください。


■大事をホントに伝えたいと思ってるんならこうしたらどうでしょう(例)

・100万回でも言う、同じフレーズを繰り返し言う
 会うたびに言う、会話の終わりにちょいちょい言うなど。案外効きます。
・失敗/成功エピソード実体験を語る
 ウソの有無より話のリアリティの有無がモノ言います。
・大事をオロソカにしたヤツの失敗譚を山ほど教える
 成功者の話をするより失敗者を思いっきりdisる方が有効度が高い気がします(所感)
・仕組み、構造、そもそも論から説いて合理性を理解させる
 これは時間かかるので相手を選ぶテクニックです
・不安を煽る、これ以上やり直しは利かないと伝え、今言うことを聞けばまだ間に合うと説く
 手を変え品を変えの一策としてどうぞ。
・『「○○が大事」という言葉では、○○が大事ということは伝わらない』とそのまま言っちゃう
 伝えたいが伝わらないもどかしい思い、相手を気遣う思いが感情として伝わりやすいです。


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