arrive at/inとreachとget toの違い!意味と使い方を例文で解説!

英語で「到着する」という意味を表す言葉は、「arrive at 場所」「arrive in 場所」「reach 場所」「get to 場所」など、いろいろありますが、それぞれの使い方に違いあります。

これらの違いは自動詞と他動詞の違いで、それに伴い一緒に使う前置詞が変わったり、前置詞が不要になったりします。

今回の記事では、英語で「到着する」を表す言葉の使い方について例文で解説していきます。

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「arrive」「reach」「get」の意味の違い

「arrive」「reach」「get」は、自動詞と他動詞の違いがあります。

「arrive」と「get」・・・自動詞(前置詞が必要)
「reach」・・・他動詞(前置詞が不要)

自動詞の場合は前置詞を伴うので、「arrive at」「arrive in」「get to」のように前置詞と一緒に使います。他動詞の場合は前置詞無しで使います。

「arrive」「reach」「get」は、「到着する」や「達する」という意味で使われます。「reach」には、やっと「届く」や、苦労してなんとか「辿り着く」などの意味合いがあります。どちらかと言うとreachよりもarrive at/inの方が使う頻度は高いです。

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「get」は、様々な意味を持つ動詞ですが、「得る」や「手に入れる」という意味合いがあります。「get to 場所」で、場所にいる状態を得るというニュアンスになります。つまりは「到着する」という意味になるのです。

「arrive」「reach」「get」の意味については、若干のニュアンスの違いはありますが、どれも「到着する」や「達する」という同じような意味になります。しかし、「arrive」「reach」「get」の使い方については、自動詞と他動詞の違いがあるので、注意して使い分ける必要があります。

次では、「arrive」「reach」「get」の使い方の違いについて、簡単な例文を使って確認していきましょう。

arrive-at-in-reach-get-to-違い-意味-使い方-例文-画像1

「arrive at 場所」「arrive in 場所」の使い方

arriveは自動詞なので「arrive at 場所」や「arrive in 場所」のように前置詞と一緒に使います。ただし、到着する場所がhomeやhereやthereなどの場合は前置詞は必要ありません。

We arrived at the cinema before the movie started.
 
私たちは映画が始まる前に映画館に到着しました。

到着する場所が「建物」や「建物の一部」など比較的狭いエリアの場合は前置詞にatを使って「arrive at 場所」のかたちで表します。

この例文では、arrived atの後に、場所を表す名詞のthe cinema(映画館)が使われています。

When did you arrive in Tokyo?
 
いつ東京に到着しましたか?

到着する場所が「町」や「都市」や「国」など比較的広いエリアの場合は前置詞にinを使って「arrive in 場所」のかたちで表します。

この例文では、arrive inの後に、場所を表す名詞のTokyo(東京)が使われています。

We arrived home last night.
 
私たちは昨夜、家に着いた。

到着する場所がhomeやhereやthereなどの場合は前置詞無しで表すのが一般的です。これはarriveに限らず他の動詞でもhomeやhereやthereの前には前置詞を使わないことが多い。

I am here.(私はここにいます。)We went there.(私たちはそこに行った。)など、前置詞を使わずに場所を表します。ただし、絶対に前置詞を使わないというわけではありません。たとえば、I am at home.(私は家にいます。)I am home.(私は家にいます。)のどちらも使います。

基本的にはhomeやhereやthereの前には前置詞を使わないけれど、中には例外もあって、詳しい情報を伝えたい時や、前置詞が無いと意味が伝わりにくい場合などに、前置詞を使うことがあります。

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「reach 場所」の使い方

I finally reached the hotel at midnight.
 
私はやっと深夜にホテルに到着した。

reachは、他動詞なので前置詞無しで「reach 場所」というかたちで使います。また、「場所」の部分がhereやthereになる場合も前置詞を使わないのが一般的です。

この例文は、長い時間をかけて、finally(やっと、ついに)なんとかホテルに到着したという意味になります。

すでに述べていますが、reachには、苦労してなんとか「辿り着く」という意味合いがあるので、例文のようにホテルに着くまで長い道のりで苦労したというニュアンスが分かると思います。

それでも、「reach」を「arrive at」に置き換えて、I finally arrived at the hotel at midnight.(私はやっと深夜にホテルに到着した。)と言っても意味は通じます。

arrive-at-in-reach-get-to-違い-意味-使い方-例文-画像2

「get to 場所」の使い方

「get to 場所」は、「arrive at 場所」や「arrive in 場所」や「reach 場所」と同じような意味にあります。ただし、到着する場所がhomeやhereやthereなどの場合は前置詞のtoは必要ありません。

We got to the top of the mountain in half a day.
 
私たちは半日かけて山の頂上に着きました。

What time does she usually get home?
 
彼女は普段は何時に帰宅しますか?

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