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情熱を伝えていく

板橋 光一Koichi Itabashi デュータグリヤサラナ 副社長

プロフィール

2002年 パソナ入社。営業部に配属後、10年間で首都圏エリア主要拠点の責任者を経験。2008年にはIT、サービス企業への多角的、スピーディーな営業攻略で、全国130のエリアチーム中1位を獲得。2011年 関西営業部長に就任。現在は、海外初の人材会社のM&Aに伴ない、2016年 インドネシアの人材サービス会社 デューダグリヤサラナ社 副社長として就任。

日本での経験を活かして、インドネシアで活躍

インドネシアのローカル企業、日系企業へのアウトソーシング事業、主に人材派遣、業務委託サービスを展開しています。これから海外へ進出する日系企業にとって現地での生産支援、販売支援のためにアウトソーシングは非常に有効と感じています。
国は違いますが、パソナの理念である一人でも多くの方に仕事を提供するという想いは変わりません。日本で培ったノウハウをもとに企業に対して企画・提案を行う。営業マネジメントと経営マネジメントの両輪を担いながら活動しています。

ネットワークを最大限に活かす

インドネシアは交通渋滞がひどく、効率よくスケジュールを計画し、いかにしてビジネスのネットワークを広げるか、どこでお客様と出会うかの工夫が大事です。
日本人のコミュニティでフットサルに参加したり、埼玉県人会(埼玉出身です)に参加したり、アクティブに動きながら人脈を作っています。
海外では、プライベートでいかに人間関係を作っていくかが大切です。家族と共に赴任しているので、息子の学校行事に参加したりホームパーティをしたり、家族ぐるみのおつきあいもまた重要な人間関係をつくる場となっています。

今のチャレンジは

経営に携わることは、キャリアの中では新たなチャレンジです。
社員のうち、英語ができる人は数名で、他の方とはインドネシア語でのコミュニケーションとなります。インドネシア語で細かいニュアンスを伝えるのはなかなか難しい。
また、イスラム教の人たちはお酒を飲まないので、私が好きな飲み会がありません(笑)
直接的な言葉で伝えられることが少ないので、行動で示すしかありません。そこで、会社のメンバーとも週1回フットサルをしたり、また毎朝 始業15分前から会社の玄関に立って、笑顔で「おはよう!」と言って迎えています。

これから海外で働きたいという方に

日本人としての強みを持っていないと、海外で働けないと思います。
お客様への名刺の出し方、席の座り方等の基本的なビジネスマナーを身につけていることがとても重要です。海外で通用するのは 日本人の堅実さです。お客様が求めているものが、日本人の仕事の進め方、安心感だからです。

決断した以上は覚悟をもって、とことん自分の決断に恥じぬ

入社して三年で辞めてしまう方が多くいますが、就職活動での自分の決断に自信が持てていないのかなと感じます。私はラッキーなことに、パソナしか就職試験を受けませんでした。
小学校一年生から大学時代まで、16年間 サッカー部で情熱を注いできました。チームプレーの大切さ、一つの目標を皆で目指す、情熱を持ち続ける大切さを学びました。就職活動をするときに、これからはその情熱を仕事にぶつけたい、情熱を持てる仕事をしたいと考えました。しかし、情熱は自分一人では維持できない、まわりにも同じ熱い人がいないと、自分だけで放電できない。パソナグループを選んだのは、「人」。この会社に入れば、きっとこの情熱を維持できると思って入社しました。
自分のマネジメントスタイル、仕事のやり方もそこから来ていると思います。
そして、この「情熱」をこれからもずっと維持し伝えていけるよう、パソナグループの最前線でがんばっていきます。