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文化事業で地方創生に挑む

須田 智朗Tomoaki Suda 株式会社パソナグループ イノベーションチーム

プロフィール

2015年、パソナグループ入社。地方創生・新規事業を担うイノベーションチームで、伝統工芸や食など様々なアプローチで新規事業に取り組む。2016年5月に淡路島へ移住。合唱サークルでのステージ 経験とリーダーシップを活かして淡路島で行われる音楽イベントを企画・運営する他、和太鼓集団「鼓淡」のメンバーとして様々なイベントで活躍。

グループの最前線で地方創生に取り組む

「仕事が楽しければ、人生は楽しくなる」をモットーに、パソナグループの最前線で新規事業に携わっています。入社した時には、まさか南部代表はじめ経営トップと直接接する機会がこんなに多いとは想像していませんでした。トップダウンで新しいことにチャレンジすることは刺激に溢れており、誰もやったことがないから正解もありません。イノベーションチームはグループ横断で色々なプロジェクトを掛け持ちしており、私も兵庫県「ふるさとワーキングホリデー」や「ニジゲンノモリ」など様々なプロジェクトに携わっています。常に新しい事業にチャレンジさせてもらえるのは醍醐味ですし、やりがいを感じています。

地元の方と初めて話す際、自分の仕事内容を一言で説明するのは難しいので、淡路島に移住し自分がどんな仕事にチャレンジしてきたか、熱意を伝えるようにしています。すると、「前向きだね」、「君は少し変わっているね(笑)」と覚えてくださり、一度記憶に残ると、様々な場面で助けてくださいます。常に相手に対して真摯に向き合い、最大限の力を発揮できるよう心掛けてます。

仲間の力に頼る

UNDOKAI WORLD CUPの様子

2016年秋、約3万名が来場した「UNDOKAI WORLD CUP」の運営に携わり、開会式・閉会式の企画・運営、全体予算管理を担当しました。今までは、どちらかというと全て一人でやりきるタイプでしたが、これまで経験したことのない大規模なイベントで、仲間に潔く頼ることの大切さを学びました。
幸いなことに、淡路島のオフィスには、日々切磋琢磨している同期の仲間以外にも、支店長や事業部長などを経験されたベテランの先輩方が近くにいますし、「ここから村プロジェクト」の卒業生や、ギャップ社員など、様々なバックグラウンドをもつ社員がいます。それぞれが得意分野を活かし、助け合うことで、「UNDOKAI WORLD CUP」のように実現できると、手ごたえを感じています。

"外"からきた自分にできること

淡路島を拠点に活動する「鼓淡」の一員として和太鼓を演奏

私のように外から淡路島にきた人間だからこそ気づく問題点もあります。「人口減少を食い止めるために、こうしましょう」と直接的に働きかけるのではなく、「こんな面白いことを一緒にやりませんか?」と投げかけ続けることで、淡路島が活性化し、人口も増えていくと考えています。自治体だけでは難しいことも、民間企業と協力することで、可能性は広がります。アイディアを出し、提案し続けてきたからこそ、6年続けてきた「のじまスコーラ」も今では島内外の方々に愛され、遊びにきてくれる場所になりました。  

また進学や就職で若い人が都市部にいくことが本当に多い反面、都市部から淡路島に移住してくる人も増えています。都市部にでた人も、もう一度地元で働くことも考えてもらえるよう、地方に魅力ある産業をつくり、淡路島を盛り上げていきたいと思います。