4つのJAがタッグを組んだパックご飯が完成 新潟県長岡市
新潟県長岡市の4つのJAが連携して、特別栽培米のコシヒカリを使ったパックご飯の生産・販売を行います。
食の多様化や少子高齢化、個食などの食スタイルの変化などからコメの消費が減少傾向にあった中、さらに新型コロナウイルスの影響による外食産業の不振などが追い打ちをかけ、米価の下落が深刻な問題になっています。
このピンチをともに乗り越えようと、JA越後長岡・JA越後さんとう・JAにいがた南蒲・JA柏崎の4つのJAがタッグを組んでパックご飯を完成させました。
パックご飯には長岡市内産特別栽培米のコシヒカリの新米が使われています。
家庭でコメ離れが進む中、手軽に食べることができ、需要が拡大しているとして、パックご飯がコメの販売促進に向けた共同事業に選ばれました。
11月17日の完成報告会で試食した長岡市の磯田市長は「炊き立てのごはんと同じようにおいしい。長岡市産のコメを使ったパックご飯を若い世代の人に食べてもらいたい」と述べました。
1個130円から150円での流通を想定していて、JAの直売所などで11月20日から販売を開始します。パッケージに印刷されたQRコードでコメの産地や生産者の紹介情報を読み取ることができます。
長岡市によりますと、こうしたパックご飯を異なるJAが一緒に開発するのは珍しいということです。
農林水産省によりますと、9月現在の令和3年産のコメの相対取引価格は、前年同時期に比べて12%下落しています。これは2年連続のマイナスで、全国的に米価の下落が深刻となっています。