教諭が工作用ばさみで髪を切る 山梨市に11万円延賠償命令 甲府地裁

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山梨2021.11.30 20:30
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 中学校の女子生徒が教諭に無断で髪を切られたとして、山梨市を相手取り損害賠償を求めた裁判だ。甲府地裁は市に11万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 この裁判は5年前、山梨市の中学校で女子生徒が教諭に無断で髪を切られたとして、市に対し慰謝料など約770万円の支払いを求めていたもの。

 判決で甲府地裁の鈴木順子裁判長は「教諭は生徒の同意を得た上で髪を切った」とした。その一方で「理容師でもない教諭が廊下で工作用ばさみを使い髪を切った行為は生徒に精神的な苦痛を与えた」として、訴えの一部を認め、市に対し11万円の支払いを命じた。

 判決について市の教育委員会は「判決を厳粛に受け止め適切に対応する」としている。

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