「優勝旗ずっと楽しみだった」
ヤクルト20年ぶり日本一 キャンプ地の松山 歓喜に沸く
2021年11月28日(日)(愛媛新聞)
高津臣吾監督(中央)就任後初の秋季キャンプで歓迎セレモニーに臨むヤクルトの選手ら=2019年11月1日、松山空港
高津臣吾監督(中央)就任後初の秋季キャンプで歓迎セレモニーに臨むヤクルトの選手ら=2019年11月1日、松山空港
プロ野球日本シリーズ第6戦で東京ヤクルトスワローズが27日、オリックスを延長の末に下して20年ぶりの日本一に輝いた。秋季キャンプや選手の自主トレーニング拠点となっている愛媛県松山市では、関係者が歓喜に沸いた。
秋季キャンプ誘致を機に2004年に発会した東京ヤクルトスワローズ松山協力会の一色昭造副会長(78)は「病院慰問や野球教室など、選手は来るたびにさまざまな取り組みをしてくれる身近な存在。近年は最下位に沈んでいたが応援を続けた。非常にうれしい」と声を弾ませた。
今季主将を務めた山田哲人内野手や、日本一を決めた第6戦で決勝打を放った「代打の切り札」川端慎吾内野手らが毎年1月に松山市権現町の権現温泉を拠点に行う自主トレは、今年四半世紀を迎えた恒例行事。同温泉で生まれ育ち、選手らと交流する石丸篤史さん(40)は「最下位から日本一になる並々ならぬ努力を、間近で少しだけ見てきたので『おめでとう』と『ありがとう』と声を掛けたい」と喜びを爆発させた。

























