今朝の「モーニングショー」での某選手のコーチの仰天発言に思うこと
11月19日にいただいたコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。

私、ほとんどテレビ見ないので、朝の情報番組も、今のように結弦くんの試合がないときは録画すらすることがありません。今朝、録画予約をチェックしようとして、たまたまテレビをつけたら、テレ朝のモーニングショーが放送されていました。鍵山選手の紹介をしていたので(ファイナルも近いですからね)、なんとなく見てたら…さすがに、ちょっと看過できない発言があったので、紹介します。



これが素人の親御さんの発言なら別にかまいません。「親バカなのね」で終わりです。しかし、彼の父親はコーチです。

私は、鍵山コーチの現役時代を知りませんが、知ってる人によれば「正しいジャンプを跳んでいた」そうです。それならば、息子のジャンプの欠点もわかっているはず。では、なぜ正しいジャンプを教えなかったのか? 正しいジャンプは難しい。教えようとはしたのでしょうが習得できなかった? あるいは習得するには時間がかかるから矯正を諦めた? ジュニアの頃にはルッツもフリップもエラーがついていたけれど、シニアに上がって2年目になって「!」すらとられなくなった。それどころか、高いGOEがつく。ジャンプは何も変わっていないのに。

父上は、長くフィギュア界に身をおいている。フィギュア界がどういう世界なのか知りつくしている。自分の息子が今「世界でも1,2を争うISUとスケ連の推し選手」であることをわかっておられる。それはGOEにも反映されています。実際の質の良し悪しなどは何の関係もない。「世界でも1,2を争うGOEがつくジャンプ」がイコール「世界でも1,2を争うレベルのジャンプ」なのです。そういうフィギュア村の掟からすれば、父上は確かに間違ったことは言ってないのかもしれません。




それでもフルッツはGOE+1.77を得た。このエラーはずっと前から存在していますが、(エラーを)とられないので、今後も存在し続けるでしょう。


世界で1,2を争うレベルのジャンプ?????






これはルッツではありません。 私には見えているのに、なぜジャッジには見えないの? FS界の謎のひとつですね🤔


お口直しに、結弦くんの完璧なルッツおいておきます。




ネイサンは上回りというより、中回りだと言われてる。おそらく許容範囲ギリギリ。



佐野さんの「4回転ジャンプの完成度が高い」発言だけなら、問題視はしなかった。解説者のヨイショ上げ上げ印象操作はいつものことだから。ただ、今回は、子供の頃から教えてきたコーチでもある父親の発言なので、衝撃を受けたのです。

小さい頃から教えていながら、自分の息子に「正しい技術」を教えなかったコーチ。
見逃されていることをこれ幸いに、息子の重大な欠点を矯正しようとしないコーチ。
「ちょろまかしジャンプ」だと知っていながら「息子の4回転は世界でも1、2を争うレベル」だとドヤ顔するコーチ。


ラファやエテリみたいなただの「ビジネスコーチ」なら、まだいい。彼らはどんな手段を使っても勝たせるのが仕事だから。ビジネスコーチにとっては「結果がすべて」です。

ただ、彼のコーチはビジネスコーチというだけではない。父親でもある。実の息子に正しい技術を教えず、「ちょろまかしでも勝てばいい」という選手に育てて…平気なのか、それで世間に自慢できるのか…と、ちょっと暗澹ある気持ちになってしまいました。

鍵山選手は、将来コーチになったとして、どうやって「正しいジャンプ」を教えるのでしょうか。
「自分の弟子なら見逃してもらえるから」と適当なジャンプを教えるのでしょうか。

日本のフィギュアの未来…本当に終了が近いですね。


これが正しいルッツの踏切です。
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