こんにちは! スイーチです🐸
JPYCからVプリカへ交換後の新しい決済ルートを開拓しましたので紹介いたします。
【新しい決済ルート】
JPYC→Vプリカギフト→Vプリカ→auPAY→Revolut→6gram→etc.
VプリカでauPAYのチャージができたことでau利用ユーザー限定になりますが、日常のあらゆる決済が間接的にJPYCでできるようになりました。
最大のポイントはauの利用料金をVプリカで支払う裏技※です。通常のやり方では決済できないため、後ほど「au利用料金をVプリカで支払う方法」で詳細を説明いたします。
少し前段の話が長くなりますので結果のみ知りたい方は目次から飛んで読んでいただけたらと思います。
※今回の決済ルートはサービス変更等で決済ルートが封鎖になる可能性があります。また、au料金を支払い日までに払えなかった場合には回線停止や解約のリスク等がありますのでくれぐれも支払い忘れに気をつけていただくとともに、もし試すのであれば自己責任のもと実施していただきたくよろしくお願いします。
JPYC→Vプリカ決済ルートの振り返り
みなさんは、Vプリカを使用していて下記のように思ったことはありませんか?
- Myページへログインしづらい
- 10万円を超える決済で使いたい
- 残高の有効期限をなくしてほしい
- 公共料金、税金の支払いに使いたい
- suicaにチャージして電車に乗りたい
- 実店舗のクレジットカード加盟店で使いたい
今までの決済ルートを振り返ってみます。JPYCから交換したVプリカギフトはVISAオンライン加盟店で使用できるため、Amazonギフト券を購入したり、PayPal決済用クレジットカードに登録してPayPal加盟店で使用することができます。
VプリカギフトをVプリカにすることによってクレジットカードの3Dセキュア(本人認証サービス)が使用できるようになるため、Vプリカギフトで使えた利用先に加えてQRコード決済(PayPay,楽天ペイ,d払い)の支払い用クレジットカードに登録してオンライン決済の他に実店舗決済が可能になりました。(図1.)
図1. JPYC→Vプリカ決済ルート振り返り
しかし、VプリカをQRコード決済の支払い用クレジットカードとして登録しても公共料金、税金の支払い、タクシーの支払いに使えなかったり、Vプリカの残高10万円の範囲内で使う必要があったりと、利用者にとっては制約が多くあるため、もう少し使いやすくならないかな?と思っている方も多いのではないでしょうか。
また、VプリカはApplePayには登録できなくなっており、GooglePayの支払い用クレジットカードとしては登録できますが、suica等の電子マネーにチャージして実店舗での電子マネー決済や電車賃支払いとして使用することができませんでした。
10万円を超える決済に使用するには、複数枚のVプリカでAmazonギフト券を購入してAmazonアカウント内で残高合算、Amazonネットショッピングで使用するか、AmazonPayをAmazonギフト券で支払うことで10万円を超える商品の購入(決済上限1,000万円/回)やふるさと納税の支払いに使用することができます。(図2.)
図2. ふるさと納税でAmazonギフト券が使えるサイト
Vプリカ残高をAmazonギフト券にすべてチャージすることで、Vプリカだけではできなかった10万円を超える決済、Vプリカアカウントにログインして利用履歴や有効期限、カード番号等の確認を決済毎に気にする必要がなくなるため、利用者にとっては便利な決済ルートの一つだと思います。
それではVプリカ残高をAmazonギフト券へチャージする決済ルートが最強か?と言われるとそうでもありません。Amazonギフト券には有効期限が設けられており、購入後10年となっております。また、AmazonPayを使用できる店舗数に限りがあるため、日常の決済手段として利用するのは難しいのが現状です。
そこで、Vプリカ→Amazonギフト券のようにVプリカ残高を他のプリペイド残高へチャージできる決済ルートがないか模索していたところ、au利用料金をVプリカで支払うことによってVプリカ→auPAY残高へチャージできる決済ルートを開拓することができました。
VプリカをauPAYへチャージする方法
auPAY残高にチャージする方法の一つに電話料金と合算で支払い可能な「auかんたん決済」があります。電話料金の支払いをVプリカですれば間接的にVプリカ残高をauPAY残高へチャージすることができるのです。auかんたん決済でauPAY残高へチャージを行う場合、月間のチャージ可能額が最大8万円(図3.)となっており、毎月こつこつ積立チャージをすることでauPAY残高の上限100万円までチャージすることができます。
図3 . auかんたん決済によるauPAYチャージ
図4. JPYCから交換できるVプリカ券種V(JPYC Appsより)
JPYCからVプリカギフトへ交換できる券種は3種類となっており、1万,5万,10万円の中から選べます。(図4.)
例えば、残高10万円のVプリカ1枚を使って8万円をauかんたん決済でauPAY残高へチャージ、au利用料金をVプリカで支払い、Vプリカ残高の余りは、次回1万円か5万円分のJPYCとVプリカを交換したあとでVプリカのMyページで残高合算をするか、Amazonギフト券を購入すればVプリカ残高の端数を気にする必要がなくておすすめの使用方法だと思います。
図5. auPAY残高の様々なチャージ手段
auPAYを高額な買い物に使いたいなら、希望額まで毎月auかんたん決済上限8万円を積立てチャージするか、残高が足りなければ楽天カードなどのクレジットカードでauPAY残高にチャージする、といったハイブリッドな使い方をすることでVプリカだけではできなかった10万円を超える決済が可能になります。
また、auPAY残高には有効期限はなく、残高上限は100万円までのため、とりあえずauPAYにauかんたん決済の上限額まで毎月チャージしておいても安心ですね。
au利用料金をVプリカで支払う方法
ここからが裏技の方法になります。まずは情報を整理します。
au利用料金の支払い方法には2種類あり、契約時に口座振替またはクレジットカードどちらかを選択する必要があります。(図6.)
図6. au利用料金の支払い方法(au公式サイトより)
VプリカはVISAオンライン加盟店で使用することができますが、例外があり、月額・継続契約のいわゆるサブスクリプションサービスの利用料金の支払いには対応しておりません。公式サイトにも電話料金の支払いには対応していないことが記載されています。(図7.)そのため、通常の方法では支払うことができません。
図7. Vプリカの利用できない加盟店(Vプリカ公式サイトより)
それなら、定額引き落としにしなければVプリカで払えるのではないか?ということで私が試してできた方法は以下になります。
① au利用料金の支払いをデビッドカードに設定
②デビッドカードの利用限度額設定
③KDDIからの支払い案内メールを確認
④払込み用紙以外のURLリンクへアクセス
⑤ Vプリカで支払い(3Dセキュア必須)
順番に説明していきます。
① au利用料金の支払いをデビッドカードに設定
下記リンクにアクセスしてau利用料金の支払いをデビッドカード支払いに変更します。
②デビッドカードの利用制限
au利用料金に設定したデビッドカードの利用限度額の設定を行います。(下記の写真では利用限度額を最小額の1万円に設定しています。)