新型コロナワクチンの毒性試験において、ワクチンを投与された実験動物に、有害事象による死亡例はみられませんでした。通常の毒性試験と同様に、実験動物の各臓器の変化を調べましたが、ワクチンによる明らかな毒性は認められませんでした(※1、※2)。
医薬品開発に当たっては、動物実験において、実験動物に毒性が認められない用量を確認した上で、ヒトでの臨床試験が実施されており、動物実験で十分な安全性が確認されることが必須条件となっています(※3)。
なお、「ワクチン接種された実験用のネズミやネコが全て死亡した」等のSNS上の情報には、根拠となる事実は確認されていません。
(参考資料)
※1:申請資料概要(ファイザー社のワクチン)
※2:申請資料概要(武田/モデルナ社のワクチン)
※3:「医薬品の臨床試験及び製造販売承認申請のための非臨床安全性試験の実施についてのガイダンス」について
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