雪化粧 紅葉残る長野市街地 気象台が初雪観測

長野県 社会
twitter facebook

 県内は27日、冬型の気圧配置が続き、長野地方気象台(長野市)で初雪を観測した。北部を中心に雪が降り、午前11時時点の積雪の深さは野沢温泉6センチ、上田市菅平5センチ、信濃町4センチなど。中部でも山沿いを中心に降っている。

 長野市上松では朝、みぞれになったり、大きく湿っぽいぼたん雪になったりを繰り返した。所々に紅葉が残る中、歩行者は傘を差しながらぬれた路面を歩いていた。周辺の里山は白く雪化粧していた。

 気象台によると、冬型の気圧配置は28日午前中まで続き、次第に高気圧に覆われる。同日午前6時までの24時間予想降雪量は北部30センチ、中部20センチ、南部2センチ。

 気象庁は27日、この時期としては強い寒気が流れ込んだ影響で、東日本と西日本の日本海側を中心に、同日夜にかけて、大気が非常に不安定な状態が続くとして、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうや急な強い雨に注意を呼び掛けた。

雪が降る中、紅葉の向こうで自転車を押して歩く人=27日午前8時12分、長野市上松

レコメンドニュース

関連記事

長野県 社会