2021年11月26日(金曜日)
戦争なんて誰一人として望んではいないのに、一部の人の思惑で戦争が始まります。
北朝鮮はミサイル発射を“実験”と言ってはいますが、いつ誤った発射がされるのか心配になります。
朝鮮半島は東アジアに於いて「火薬庫」だと言う人もおられます。
今まででも朝鮮半島を巡っての戦争は度々起き、周辺国を巻き込んでもいます。
朝鮮半島の二つの国家は、国力・軍事力から見ても戦争を引き起こせる国家とは思えないのですが、北朝鮮は核保有国でもあり、ミサイルはいつ発射されるかわかりません。
朝鮮半島周辺国といえば中国、ロシアがあります。
特に中国の勢力は影響大と言ってもいいでしょう。
古くから朝鮮半島には、中国と満洲勢力が影響を与えていました。
満洲は、朝鮮半島と唯一地続きでした。
この地の勢力が次第に中国大陸王朝と拮抗し始めると、朝鮮半島の国家は中国か満洲のどちらに与するかの選択を迫られました。
この選択を誤ると戦争しかありませんでした。
私達が忘れてしまった歴史が朝鮮半島にはありました。
満洲が不安定になると、モンゴル帝国が満州を占領し、モンゴルは朝鮮半島に南下して行ったのです。
20世紀、帝政ロシアが満洲の実質支配を試みると、朝鮮半島にも浸透したのです。
このことを知ると、日清戦争、日露戦争が起きたのもわかる気がします。
第二次世界大戦でアメリカに屈した日本。
今度はアメリカが朝鮮半島に影響を持とうとしました。