【2020年版】サンフランシスコの気候とオススメの服装を解説！

サンフランシスコはアメリカの西海岸にあるカリフォルニア州の北部に位置しており、ニューヨークの次に発達した都市です。シリコンバレーやカリフォルニア大学バークレー校にも近く、コンピュータ系の企業も多いのが特徴です。

地中海性気候で、年間を通して寒暖の差は少ないです。観光や留学先としても人気があり、海外以外にもアメリカ人にも観光地として人気がある都市です。

そんな魅力たっぷりのサンフランシスコの気候やベストシーズン、適した服装についてご紹介していきます。

年間を通して涼しさを感じるサンフランシスコの気候

Photo by : Sean Pavone

サンフランシスコは、福井県と同じ位の緯度に位置しています。西海岸というと暖かいイメージがありますが、実際のところあまり暖かい地方ではありません。

夏でも平均気温が20℃程度までしか上がりません。真冬の平均気温は13℃程度で、夏と冬をみても年間の最高気温はそれほど差はありません。

2019年のサンフランシスコと東京の月別平均気温

例年（1982-2012年）のサンフランシスコと東京の月別平均気温

データ参照:気象庁「平均気温 」、timeanddate.com、CLIMATE-DATA.ORG

2019年のサンフランシスコの月別最高気温・最低気温

例年（1982-2012年）のサンフランシスコの月別最高気温・最低気温

データ参照:timeanddate.com、CLIMATE-DATA.ORG

日本のようにはっきりとした四季はなく、年間を通して温度差が少ないです。サンフランシスコには、マイクロクライメイトという局所気候の特徴を持っています。これは、隣の市や車で少し走った場所で気候が変わる現象です。同じ市内でも、湾側と海側では5℃くらいの気温差があったり、天気が違うことは珍しくありません。

サンフランシスコは起伏が激しい地形をしているため、このような現象が起こりやすくなっています。また、朝晩の冷え込みが厳しいことから、朝方は霧に包まれる日が多く、日中は明るい太陽が出て暖かく感じます。

2019年のサンフランシスコと東京の月別降水量

例年（1982-2012年）のサンフランシスコと東京の月別降水量

データ参照:気象庁「平均気温 」、気象庁「地点別データ・グラフ」、CLIMATE-DATA.ORG

サンフランシスコの年間降水量約601mmで、東京の年間降水量の約1528.8 mmと比べるとはるかに少なくなっています。12月〜1月にかけて雨が降ることが多くなります。

サンフランシスコの季節ごとのおすすめな服装

サンフランシスコに観光で行って、イメージよりも寒くて現地で服を購入したという方が多いです。現地で無駄な出費をしないよう、しっかりと現地に合った服装を持ってくようにしてください。また、サンフランシスコは坂が多いので、履き慣れた歩きやすい靴で行くようにしてください。

サンフランシスコの春の服装（3月〜5月）

サンフランシスコの春は、最高気温は平均18℃前後、最低気温も平均8～10℃前後で、日本の春とあまり変わらない位の気温です。日向は日差しが差して暖かく感じても、日陰に入ると気温自体は高くないため、寒く感じてしまいます。

長袖のシャツに長ズボンというような服装でちょうど良いです。朝晩の冷え込みが激しいので、羽織りもののパーカーやジャケットがあると良いでしょう。

サンフランシスコの夏の服装（6月〜8月）

Photo by : サンフランシスコ留学体験記

7〜8月という本来最も気温が上がる時期でも、最高気温は18℃程度しか上がりません。気温的には東京の4月頃と同じですが、太陽が出ている時間帯は体感温度が高く感じられます。

ただ、太陽が出ていないと寒く感じてしまうので、夏でも羽織りものは必須です。夏場でも朝晩の冷え込みが激しいので気温差にはご注意してください。

サンフランシスコの秋の服装（9月〜11月）

サンフランシスコは、夏と秋の気温差があまりありません。服装も夏の時期と同様に長袖のシャツに羽織りものを用意しておくと良いでしょう。

ただ、10月〜11月にかけてインディアン・サマーという高気圧に恵まれて、晴天になる時期があります。気温が27℃位まで上昇し、心地よい時期が1週間ほど続きます。

インディアン・サマーの時は、半袖のシャツに短パンでも快適に過ごすことができます。ただ、建物内の冷房がきついことがあるので、羽織りものは必須です。

サンフランシスコの冬の服装（12月〜2月）

Photo by : Tony Prince

気温は最高気温15〜20℃、最低気温が10℃前後と、少しずつ下がっていきます。12月頃〜3月頃になるとサンフランシスコでは雨季が始まります。ぽつぽつとした雨が降り始め、何日も続くことがあります。

サンフランシスコはその年によって雨の状況が変わっていきます。2015年までは雨期に十分な雨が降らず、水不足になったこともあれば、2016年には大雨で大洪水が起きました。
その年の雨の予想をすることは難しい状況です。

折りたたみ傘などの機能的な傘は、現地調達が難しいので日本から持って行くと良いでしょう。この時期に適した服装は、日本の秋で過ごすようなセーターや軽めのカーディガン、薄手のコートです。

サンフランシスコのベストシーズンは5月〜10月頃！

Photo by : eddie-hernandez.com

年間を通して気温差があまりないサンフランシスコでは、雨季が開けて少し暖かくなってきた5月〜10月頃がベストシーズンです。西海岸に位置しているため、暖かい印象を持ちやすいサンフランシスコですが、どんな時期に行っても常に少し寒いということを意識して支度をするとよいです。

サンフランシスコ留学に持っていくべき服は？

ここまで四季それぞれの気候とおすすめの服装を紹介しました。ここでは留学生向けに具体的にどんな服装を、どれくらい持って行った方がよいかを紹介します。

留学では最低1週間分を用意！

留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。

サンフランシスコ留学中に服を購入できる場所と値段

サンフランシスコでは、以下の場所で服を購入できます。

特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。

サンフランシスコの気候まとめ

以上サンフランシスコの気候と季節ごとの服装についてでした。西海岸の都市のため常に温暖だと思われがちですが、風が強いことも多く体感温度は寒く感じることもありますので、防寒対策もしていきましょう。

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