随筆 「日本酒とワインの白は似ている」 この比較だとやっぱり日本酒の方が深い。 | kazukazu721's interest

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僕は日本酒の造詣が一番深い。

最近はワインにはまって大分飲んでいるが、
それはあくまでも赤中心である。

白はほぼテイスティングバーや試飲会の時しか飲まない。

本日、久しぶりに白を飲んだ時に感動した
「レイニャック・ブラン 2006」も
素直に美味しい!!!

とも思うのだが、う~ん。。。。。。
正直、


「白ワイン飲むなら日本酒の最高峰を飲んだ方が、
 奥も深いし、美味い!!!!!」


先日のテイスティング会でも
サンコムの1万ぐらいする白もでていたが、
1万も出すのに複雑味が圧倒的に
日本酒に負けている。

日本酒なんて世界一美味い日本酒でも
1升4000円も出せば飲める。

それも、恐らく白の1万や2万ぐらいのワインより、
よっぽど複雑で濃厚でコクがあるやつや、
キリット引き締まった中にも、
甘みのコクがあるやつものもある。


特に日本人は「米」の味わいに関しては
全ての人が


「プロの舌」


を持っているに近い。

下手をすれば365日、毎食

「米」を食べているからだ。

その米から造った酒は
当然、米を熟知している飲み手が、
より深い味わいをさぐれるのだ。


それに、

「白ワインと日本酒はにている」


白のバリエーションと日本酒のバリエーションが
殆ど一緒なのだ。


両方のお酒も


「スッキリサッパリ辛口~濃くあり」


というレンジだ。

これはワインの白も日本酒も一緒。

日本酒だって、酸味が強いものもある。

しかし、

「酸味」の種類が違う。


日本酒の酸味は

酵母が発酵する時に生じる酸味なので、
ちょっと癖がある。

ワインの白の酸味は果実味の酸味だから、
爽やかなのだ。

どうも僕は白を飲むと


「もの足りなく感じるのだ」


ワインの白はどうしても上記したように、
日本酒と似通ってきてしまうから、
僕みたいに日本酒の造詣が深くなると、


「深み」が足りない気がする。


日本酒は「米」から作った酒である。

当然、その米の甘みやほっこり感等は、
日本人のDNAに組み込まれているのだ。

それに、日本酒は温度が


「冷や~飛び切り燗」までそれこそ


5度づつ温度で呼び名が違うほど、
酒の温度管理によって味わいが変化し、

また、ぬる燗ぐらいで飲む日本酒の
あの「陶酔感」といったら、
ワインの白では味わえないのだ。

もちろん、白も奥が深いのは分かっているが、
白を飲むなら、日本酒の複雑なものを飲みたい。

もしくは僕はホワイトビールも好きなので、
ホワイトビールを飲むなぁ。


僕の位置づけ的には

白ワインってメインディッシュにもならない。

かといって、スターターでも

ホワイトビール等で複雑な味のものもあるからなぁ。


僕はやっぱりもう白は自分では買わないなw