11月18日（木）日本テレビ系で放送の「THE突破ファイル」では、実際にあった事件を元にした警察官の突破劇を再現ドラマで紹介。

警察官役をハナコの岡部大、EXITの兼近大樹、新條由芽、ぺこぱの松陰寺太勇、霜降り明星のせいや、刑事役を古田新太、密着ディレクター役をココリコの遠藤章造、プロデューサー役をココリコの田中直樹、銀行員役をEXITのりんたろー。、一般人役をぺこぱのシュウペイが演じた。

とある銀行に、覆面を被った男2人が銃を持って乱入。錯乱する銀行員やお客さんに「全員動くんじゃねぇ！静かにしろ！」と脅し、「ここにありったけの金を詰めろ！」とスポーツバッグを投げた。



銀行員が隙を見て机の下の緊急ボタンを押そうとするが、犯人にバレて「お前が金を詰めろ！ 」と指示されてしまう。

銀行員はバッグにお金を詰め、犯人に手渡すと、犯人はバッグを持って逃走！バッグの中には1億円の金が入っている。



その日、突破警察ではテレビの密着取材が行われていた。ディレクターに指示を受けながら取材を受ける警察官たち。



「数々の難事件を解決してきた突破署ブロックは今回のゴールデンタイム特番『密着！命がけポリス24時』の超目玉なんで！皆さん、一つ、よろしくお願いします！」と、警察官に密着するディレクターたち。



別の所轄から異動していた警察官も登場し、賑わいを見せる突破警察だった。



と、そこに無線が。



「突破銀行で強盗事件が発生！現在、シルバーのセダンで逃走中の模様！」





銀行強盗の犯人たちはなんと海外逃亡をはかっていた。警察は主だった道路を全て検問で封鎖するが、一向に容疑者らしき車両は現れず。



そこから警察官たちは、犯人は検問を避けるため現金をどこか安全な場所に隠した後、車を捨てて逃走し、後日共犯者が回収するのでは、と推測。



近所にあるトランクルームに隠しているのではないかと向かうと、そこには1億円を隠そうとする犯人の姿が！



犯人は警察官に気づき、銃を発砲し威嚇し逃走！

追いかける警察官たちだが、犯人はパルクールでひょいひょいと逃げていく。



警察官は総動員で犯人を追ったが結局、2人は銃と1億円を持ったまま逃走。



残された手がかりは乗り捨てられた盗難車と1台のレンタルパソコン。



と、そこへ一人の刑事の姿が。



「追い詰めたのに取り逃がしたって聞いたから、わざわざ本庁から出張ってきたんじゃねぇか」

その間もカメラを回すテレビディレクター。一時、撮影を止めようとするも、撮影続行。



犯人が残した車は盗難車で、所有者以外の指紋は発見されず。ドライブレコーダーもナビも取り外されていて逃走経路も不明だ。





残されたパソコンは顔を合わせないオンラインで貸し出されている上、内部のデータなど借り主を特定する証拠は消去済み。



顧客をしらみつぶしに調べるにも貸し出された台数は全国で300台以上！その間に、犯人には国外へ脱出されてしまう恐れも。

残された時間はわずか、残された車とレンタルパソコンからどう犯人の行方を探し出すのか？



そこで警察官は盗難車のガソリンの残量からおおよその移動距離を割り出し、アジトの範囲を絞り込むことに！



車が盗まれてから走行した距離は計20キロ。



その内、銀行から車を乗り捨てたこの場所までの距離8キロを差し引くと残りは12キロとなり、車が盗まれた場所からアジトに寄り銀行で犯行を行うまで、12キロで移動できる範囲にアジトがあるはずと推測！

このエリアでレンタルパソコンを借りた人間を洗い出すと12名となった。



そこで、この範囲でパソコンを借りた顧客をしらみつぶしに調査。すると、1名の人物が実在しない番号でレンタルパソコンを登録していることが発覚。

「おそらく容疑者はアジトで逃亡のチャンスをうかがっている可能性が高いと思われます」





警察官たちはアジトと思われる場所に向い、聞き込みを開始した。テレビのカメラが撮影していた犯人たちの顔が写っている映像を見せ、見覚えがないか聞くと、見たことがあるという。





そして目撃者の証言により、倉庫の1つを特定！



倉庫の外から覗き込むと、中には犯人の姿が。警察官たちは犯人が逃走を図る前に入口と裏口の両面から突入することに！



「この倉庫の出入り口は2か所。そこで、入り口と裏口の、二手に分かれて突入する！やつらはチャカを持ってる、くれぐれも気をつけろ」



入口、出口からアジト内に一斉に突入。



「動くな！警察だ！！」

途端に犯人は出口に向かって逃げ出すが、そこにも構えている警察官の姿が。捕まえたかと思わせたが、犯人は拳銃を乱射！

そのスキに犯人の1人が倉庫内の階段を駆け上がり、2階から屋上の屋根へ飛び乗って逃走を図った。



警察官たちも犯人を追っていくが、屋根に登った犯人は姿が見えづらい上、銃を所持しているため、簡単に追い詰められない。



犯人は警察官に向かって拳銃をまたもや発砲。地上からも警察官たちは犯人を追うが、高い身体能力で屋根の上を逃げ続け、銃で武装しているため近づいて確保する事もできず。



このまま住宅街へ逃げ込まれる前に確実に捕まえるには、一体どうすれば？



「くそっ、やつが民家に押し入って立てこもったら大変なことになる…考えろ、考えろ。なにかいい方法がきっとあるはず…」

そして刑事から1つの突破アイデアが！



それは、他の逃走ルートを防ぎつつわざと別方向へ回り込むふりをして、事前に見つけていた人が乗ったら抜けそうな老朽化した屋根の上に犯人を誘導。屋根が抜け落ち、落ちてきたところを確保する作戦だ！





犯人は警察官の追撃をかわしながら屋根の上を四方八方に逃げ、後方から追いかけている警察官をまくために別の屋根へとジャンプする。すると、犯人の足元の屋根が抜け落ち、勢いよく下に落下！





そこで待っていた刑事と警察官により、無事犯人確保！



こうして見事犯人を逮捕することができた。