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Xiaomi Redmi Note 10 Proは3月31日に日本市場登場。4月16日発売開始
Xiaomiが3月31日に日本市場向けにリリースしたRedmi Note 10 Pro。すでにRedmiのスマートフォンはRedmi Note 9S、Redmi 9T、Redmi Note 9Tの3モデルが先行投入されています。その3モデルの中で最も高い人気を持ち、日本のスマートフォン市場でXiaomi革命を起こしたのがRedmi Note 9Sです。

Redmi Note 9SとRedmi Note 10 ProのSoc、メモリ、ストレージ、充電、ディスプレイ、カメラといった主要性能を比較して、本当に買いと言えるのかを検証していきたいと思います。
Xiaomi Redmi Note 9SとRedmi Note 10 Proの主な仕様
| Redmi Note 9S | Redmi Note 10 Pro | |
|---|---|---|
| Soc | Snapdragon 720G(8nm) CPU:Cortex-A76×2(2.3GHz)、Cortex-A55×6(1.8GHz) GPU:Adreno 618(750MHz) | Snapdragon 732G(8nm) CPU:Cortex-A76×2(2.3GHz)、Cortex-A55×6(1.8GHz) GPU:Adreno 618(810MHz) | 
| 容量 | 4GB/64GB、6GB/128GB メモリ:LPDDR4X ストレージ:UFS2.1 | 6GB/128GB メモリ:LPDDR4X ストレージ:UFS2.2 | 
| 電池 | 5,020mAh(最大18W急速充電) | 5,020mAh(最大33W急速充電) | 
| 重量 | 209g | 193g | 
| 画面 | サイズ:6.67インチ タイプ:液晶 解像度:FHD+ リフレッシュレート:60Hz タッチサンプリングレート:170~180Hz(実測) ピーク輝度:450nits(標準)、 HDR10:対応 素材:ゴリラガラス5 | サイズ:6.67インチ タイプ:有機EL 解像度:FHD+ リフレッシュレート:120Hz タッチサンプリングレート:240Hz ピーク輝度:450nits(標準)、1200nits(HDR) コントラスト比:4,500,000:1 HDR10:対応 素材:ゴリラガラス5 | 
| カメラ | 【メインカメラ】 イメージセンサー:Samsung ISOCELL GM2 解像度:4800万画素 F値:1.79 焦点距離:26mm センサーサイズ:1/2.0 画素サイズ:0.8µm、1.6µm(ピクセル統合時) オートフォーカス:PDAF【超広角カメラ】 解像度:800万画素 画角:水平119度 センサーサイズ:1/4.0 F値:2.2 画素サイズ:1.12µm【マクロカメラ】 解像度:500万画素 F値:2.4 オートフォーカス:対応【深度測定カメラ】 解像度:200万画素 F値:2.4 | 【メインカメラ】 イメージセンサー:Samsung ISOCELL HM2 解像度:1億800万画素 F値:1.9 焦点距離:26mm センサーサイズ:1/1.52 画素サイズ:0.7µm、2.1µm(ピクセル統合時) オートフォーカス:デュアルピクセルAF【超広角カメラ】 解像度:800万画素 画角:水平118度 センサーサイズ:1/4.0 F値:2.2 画素サイズ:1.12µm【マクロカメラ】 解像度:200万画素 F値:2.4 オートフォーカス:対応【深度測定カメラ】 解像度:200万画素 F値:2.4 | 
| 防水防塵 | 撥水コーティング | IP53 | 
| オーディオ | シングルスピーカー、3.5mmヘッドフォンジャック | デュアルスピーカー、3.5mmヘッドフォンジャック、ハイレゾオーディオ認定、ハイレゾオーディオワイヤレス | 
Xiaomi Redmi Note 10 ProはSocにSnapdragon 732Gを搭載。ゲーム性能でSnapdragon 720Gを上回る
SocはRedmi Note 9SがSnapdragon 720G、Redmi Note 10 ProはSnapdragon 732Gを搭載しています。詳細を見ていくと、CPUの性能はほぼ同じ。GPUもAdreno 618を採用しているので一見同じですが、Snapdragon 732Gの方が60MHz周波数は上。ゲーム性能に関してはRedmi Note 10 Proの方が高いと言えます。

Redmi Note 10 ProをAntutuベンチマーク(ver9)で実測したところ、スコアは352,611となりRedmi Note 9Sの329,731を上回る結果に。もっとも差が出ているのはGPUの部分なので、上記の内容で間違いなさそうですね。

Snapdragon 732Gを搭載するXiaomi Redmi Note 10 ProのAntutuベンチマークスコア

Snapdragon 720Gを搭載するXiaomi Redmi Note 9SのAntutuベンチマークスコア
Xiaomi Redmi Note 10 Proはメモリが標準で6GBに増量。ストレージ128GBモデルは新規格UFS2.2を採用
メモリはRedmi Note 9Sの標準モデルは4GBなのに対し、Redmi Note 10 Proは6GBに増量。メモリサイズは複数のアプリを同時に立ち上げた時の動作速度に影響を及ぼすので、ヘビーユーザーの人は重視すべきスペックの一つです。

また、Redmi Note 10 Proは64GBと128GBでそれぞれストレージ規格が異なります。64GBにはRedmi Note 9Sと同じUFS2.1、128GBには新規格となるUFS2.2を採用。UFS2.1と2.2は読み書き速度に開きがあり、UFS2.2ではデータの処理が素早くなります。つまりRedmi Note 10 Proの128GBモデルは容量が大きい以上に付加価値あり。日本で発売されるのが128GBモデルというのはとても喜ばしいことですね。
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Xiaomi Redmi Note 10 ProはRedmi Note 9Sと同じ5,020mAhの大容量電池搭載。最大充電速度は2倍近い33W
電池容量は5,020mAhと同じ。ただし充電速度はRedmi Note 9Sが最大18Wなのに対し、Redmi Note 10 Proは最大33W。日本で発売されているスマートフォンはiPhoneも含め充電速度がイマイチ。18Wでも速い部類に入ります。33Wはその2倍近い速度。わずか30分で59%充電を完了。充電に煩わしさを感じる事はなくなるでしょう。

Xiaomi Redmi Note 10 ProはRedmi Note 9Sと同じ電池容量、ディスプレイサイズなのに16gも軽い
電池容量とディスプレイのサイズが同じなのに、重量はRedmi Note 10 Proの方が16gも軽く193gです。なんと200gを切っています。持った時に差を感じられるレベルですね。スマートフォンは片手に持って使用する事が前提となるので、出来るだけ軽い方が良いのは確か。女性ユーザーが増えそうな予感。

Xiaomi Redmi Note 10 Proの有機ELディスプレイは120Hzのリフレッシュレートと240Hzのタッチサンプリングレートに対応
有機ELディスプレイはダークモード設定時に大きな低消費電力効果を得られ、黒の表現が深く美しい
メインアップグレードの一つとなるのがディスプレイ。Redmi Note 9Sは液晶なのに対し、Redmi Note 10 Proは有機ELを採用。有機ELの特長はピクセル単位で発光を行なう事。黒の表示はピクセルを消灯させるので、黒の領域が増えるダークモード設定では大きな省電力効果を得られます。

動画や写真のプレビューでは黒に深みが増して没入感が向上。恐らく沢山の写真を撮ることになるであろうRedmi Note 10 Pro。撮った後も思う存分楽しめます。

応答速度に優れる有機ELは動きの素早い動画を観るのに最適
また、有機ELは液晶と比較して応答速度がはやく、動きの素早い動画を表示した時に残像が残りにくいという特長も。以前液晶と有機ELで実機検証を行ったところ、思っていた以上に大きな差が出ました。最近人気となっている格闘系の動画を観るにも最適です。
Redmi Note 10 Proの最大リフレッシュレートはRedmi Note 9S、iPhone 12シリーズの2倍となる120Hz
Redmi Note 9SやiPhoneのディスプレイは最大60Hzのリフレッシュレートに対応。Redmi Note 10 Proのディスプレイはその2倍となる最大120Hz。1秒間に最大120回の画面切り替えを行なう事が可能です。この120Hzの滑らかさを如実に体感出来るのはスマートフォンをスクロールした時。SNSや情報系の縦長なサイトを頻繁に見る人にとっては最高の閲覧環境と言えるでしょう。

Redmi Note 10 Proのタッチサンプリングレートは240Hz。あらゆる操作が一段と快適に
画面の切り替え速度が120Hzと激速なRedmi Note 10 Proはタッチ感度も優秀。1秒間にディスプレイが反応する回数を示すタッチサンプリングレートは240Hz(公表値は240Hzですが、実測したところ340Hzを記録)。

タッチサンプリングレートが高いと手が触れた瞬間に画面が反応。一瞬の判断で勝敗が決まるFPSなどのゲームを優位におすすめる事ができます。日常的な操作性も体感レベルで向上。今使用しているスマートフォンのディスプレイ反応が鈍いと感じている人は、機種変する価値あり。
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Redmi Note 10 Proのカメラは大型イメージセンサーSamsung ISOCELL HM2を採用
Redmi Noe 10 Proのカメラは1億800万画素で撮れる事がメリットではない
Redmi Note 10 Pro最大のストロングポイントとなるのがカメラです。メインカメラのイメージセンサーには1億800万画素の高解像度撮影に対応するSamsung ISOCELL HM2を採用。

1億800万画素は容量が大きくなるだけで不要。むしろマイナスの要素と感じる人もいるでしょう。しかし ISOCELL HM2が持つピクセルビニングの仕組みを知ると、1億800万画素の解像度で撮る必要はない、むしろ撮らない方が良いという事が分かります。
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ISOCELL HM2は1/1.52インチの大型イメージセンサー
スマートフォンカメラの画質を最も大きく左右するのはイメージセンサーと画素のサイズ。解像度ではありません。ISOCELL HM2のサイズは1/1.52インチ。Redmi Note 9Sが搭載しているSamsung ISOCELL GM2は1/2インチ。iPhoneの最上位モデルとなるiPhone 12 Pro MaxのイメージセンサーSONY IMX 603は1/1.77インチなので、ISOCELL HM2はそれらのサイズを大きく上回ります。

ピクセル統合により1,200万画素撮影時は画素サイズが2.1umに
1億800万画素で撮影する場合は画素サイズが0.7umになりますが、標準モード(1,200万画素)ではピクセルビニング機能により9つのピクセルを1つに組み合わせて2.1umとして認識。つまり画素サイズも1.7umのiPhone 12 Pro Maxより巨大です。

イメージセンサーと画素サイズが大きいと光の取得量が増します。その結果ノイズが低減されて画質が明瞭に。つまりRedmi Note 10 Proのカメラは1億800万画素ではなく、標準モード(1200万画素)でこそ真価を発揮するのです。

先日ピクセルビニングに対応するXiaomiの最上位モデルMi 11とカメラ画質比較を行ったところ、遜色の無い高画質をみせたRedmi Note 10 Pro。オート以外にもプロモード(マニュアル設定)で撮りたいと思わせてくれる本格的なカメラスマホが34,800円(税込)で誕生。今度のXiaomi革命はスマートフォンだけでなく、カメラ業界にも影響を与えるレベルのものになるでしょう。
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Redmi Note 10 Proにお勧めな格安SIM
Redmi Note 10 Proが対応する周波数帯
- 4G:FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66
 TDD-LTE B38/40/41(2545-2650MHz)
- 3G:WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM 850 900 1800 1900 MHz
docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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