「就職した会社にはやりたい仕事ができると思って就職入社したけど、実際、やりたいことができない仕事だった…このまま仕事を続けるべきかどうか迷っている…」
今まさに、このようにお悩みではありませんか?
「就職した会社で任されるはずだった仕事を任される気配がない」、「会社説明会で聞いていた話と全然違う…」このような状況ではありませんか?
自分で納得して入社した会社だからこそ、やりたいことができると思っていたのに、蓋を開けてみれば別物だったなんてことは結構あります。
私も新卒で入社した会社が「弊社はこれからは広告代理運用に力を入れていきます!」と言っていたのに、いざ入社してみれば全くやる気がなかったり、そもそも一件も案件が無かったという経験があります。
正直、「え?」とは思いましたね。やりたいと思っていたからこそ入社したのに裏切られた気分でした。
その後は、半年も持たずにその会社を辞めてしまいました。
周りからは「もうちょっと頑張ってみるべき」、「世の中を甘く見すぎている」と言われ続けましたが、最終的には退職する道を選びました。
退職後は、”在職中”から転職エージェントを使っていたため転職活動はスムーズでしたが、フリーランスとして独立する機会があったため、そのまま独立し、生計を立てています。
この経験から『やりたいことができないから仕事を辞める』のは別にいいんだなと考えています。
ということで今回は、『仕事でやりたいことができない』で仕事を辞めても良い理由と4つの対処法についてお話ししていきます。
「やりたい仕事をしたい!」という人は必見の内容になっています!
目次 [show]
やりたいことができない仕事を辞めてもいい理由とは
「仕事でやりたいことができない…こんな理由で辞めてもいいのかな…」
このように思い悩んでいませんか?
実は、やりたいことができないという理由で仕事を辞めてしまう人は意外にも多いことを知っていますか?
出典:エン・ジャパン株式会社 8,600名に聞いた「退職のきっかけ」調査。転職理由は「給与」「やりがいのなさ」「企業の将来性」。―『エン転職』ユーザーアンケート調査 結果発表―
上記のグラフは、エン・ジャパン株式会社が8,600名のユーザーから聞いた『退職のきっかけ』についてのアンケート結果です。
8,600名に複数回答で退職の理由を聞いたところ、上位に『給料が低かった』、『やりがい・達成感を感じない』、『企業の将来性に疑問を感じた』とありますが、グラフの下から6番目をご覧ください。
『やりたい仕事ではなかった』が8,600名のうちの25歳以下は26%、26~34歳は18%、35歳以上が13%となっており、『やりたいことができないから辞める』という人が意外にも多いことが分かりますね。
特に25歳以下の人は26%と一番高い数字になっていることから、新卒入社3年以内は『やりたいことができないから辞めている人』が4分の1以上いることになります。
そのため、「仕事でやりたいことができないから辞めるなんておかしい!我慢しろ!」と言われても、『やりたいことができないから仕事を辞める』のは普通なことだと覚えておきましょう。
実際に、私も退職理由の大きな原因は『仕事でやりたいことができないから』でした。
会社説明会の時は「これからは広告代理店として力を入れていきたいと考えている」と言ったいたのに、いざ働いてみたら全く力を入れている気配が無くて、「え?会社説明会で言っていたことと違うやん!」ってなりました。
正直、すぐにでも辞めてやろうと思いましたが、私がやりたかったWebマーケティングの仕事を獲得しようと奮闘したり、社内で「もっとこうしていきましょうよ!」と提案をしたりできる限りの努力はしてみました。
しかし、上手いこといかず、結局は諦めて退職しました。
特に、新卒の場合は社会人経験がないため、自分にとって合っている会社かどうかなんて分かりません。
「仕事でやりたいことができないから辞める」というのは正当な理由だと私は思います。
仕事でやりたいことができないのを我慢し続ける必要はない
「これからやりたいことができない仕事を続けるべきかどうかわからない。親には最低でも3年は続けるように言われているけど、正直辞めたい…」
私の経験から結論をいうと、やりたい仕事じゃないなら今すぐ辞めても問題ないので、我慢し続ける必要はないです。
なぜなら、やりたくない仕事を続けている時間がもったいないし、自分へのストレスになるため精神衛生上良くないからです。
やりたくない仕事を続けていると「私はこんな仕事がしたいわけじゃない…」と思うわけですが、この状態をずっと続けて歳だけを重ねていくと、本当はやりたい仕事への転職ができにくくなります。
また、ストレスを我慢し続けるとうつ病になる可能性があるため、精神衛生上よくするためにも『やりたくない仕事』を我慢して続ける必要はありません。
私も、新卒で入社した会社を約5か月で退職しましたが、辞める直前まで『やりたい仕事』ができずに、社内ニート気味になって、毎日簡単な作業だけ続けていることにものすごいストレスを感じ、頭痛がひどくなって、うつに近い状態になりました。
『石の上にも3年』ということわざがありますが、3年という時間はとてつもなく貴重な時間で、取り返すことができない今だけの時間です。
特に、20代にとっての3年はたくさんのことを吸収して、たくさんのことを学べるチャレンジ期間だと私は思っています。
『石の上にも3年』を信じるのも良いですが、3年という時間はとてつもなく貴重なことを頭の片隅に置いておいて、ご自身でこれからどうしていくか一度考えてみてください。
今の仕事でやりたいことができない時の対処法4選
「やりたいことができない仕事だけど、今すぐ仕事を辞めるというのはさすがに勇気が出ないなぁ…」
このようにすぐに仕事を辞める決心がつかない人もいると思うので、今の仕事でやりたいことができない時の対処法を以下の4つをご紹介します。
- 上司にやりたい仕事がないか聞きに行く
- 部署異動をお願いする
- 副業を始める
- 数年後にやりたいことができることを信じてみる
それぞれ、詳しくご説明していきます。
上司にやりたい仕事がないか聞きにいく【鉄板】
鉄板的な方法ではありますが、上司に自分のやりたい仕事がないかどうか直接聞きに行くと良いでしょう。
上司も数多くの部下を管理しながら、自分の仕事もこなしているため一人一人の状況を把握しきれていません。
「上司は何で自分のしたい仕事を振ってくれないのだろう…」と思い悩むだけでは、上司には伝わらないので、まずはやりたい仕事が無いか聞きにいってみましょう。
部署異動をお願いする
「自分のやりたい仕事は経理であって、営業ではない!」
このように、入社前には経理でお願いすると言っていたのに、いざ入社してみれば営業部署に配属されたなんてことはよくあることです。
会社側の都合もあるでしょうが、上司や人事に部署異動を掛け合ってみましょう。事情を話せば異動を検討してくれるかもしません。
思い悩んでいても、上司は知らない可能性があるわけですから、一度相談してみましょう。
副業を始める
すべての仕事がすぐに副業できるとは限りませんが、Web関連の仕事がやりたい仕事ならすぐに解決できるでしょう。
本業がやりたいことができないなら、副業でやりたいことができる仕事を取ってくるしかありません。
以下の記事はクラウドワークスで10万円を稼ぐコツについて書いているので、興味のある人はぜひご覧ください。
https://fukugyo-beginner.net/about-crowdworks/
数年後にやりたいことができることを信じてみる
『石の上にも3年』の言葉を信じて、数年後に『やりたい仕事』ができることを待つこともひとつの手段です。
ただ、少し前にもお話しした通り3年という期間はとてつもなく貴重な時間です。
もし、『やりたい仕事』が1年後にできたとしても、1年間時間を無駄にしている可能性もあり、3年後に『やりたい仕事』ができない可能性もあるため、個人的にはあまりおすすめしない方法です。
私のように思い切って仕事を辞めて、転職エージェント使って転職にチャレンジするか、フリーランスとして独立してみると良いでしょう。
それでも仕事でやりたいことができないなら辞めればいい【問題なし】
仕事でやりたいことができなければすぐに辞めればいいと思います。
なぜなら、その会社にずっと勤めるわけではないので、今辞めようが後になって辞めようが関係ないからです。
僕も、はじめはこの会社を辞めると後の人生が苦労すると思っていましたが、実際辞めてみると、転職活動もうまくいきましたし、フリーランスとして独立を果たしています。
入社した会社を辞めることを家族や友人に伝えると、必ず否定されます。
一般的に人と違うことをしようとすると止めてこようとする人が大半なので、否定されますが気にすることありません。
転職したことがない人に転職の相談して、「転職なんてうまくいかないよ、もうちょっと続けなよ」って説得力ないことも言われる時もあるでしょう。。
実際に、新卒で銀行に入行した4つ上の友達がいますが、その人に急に呼び出されて「転職はそんなに甘くない」、「実績がないと難しい」と言われましたが、内心「転職したことがないのに何言っているんやろ、そもそも業界違うねんから転職のハードル全然違うやん」って思っていました。
基本的には人の否定は気にしなくてもOKだと思います。特に転職したことある人以外の言葉はあまり鵜呑みにしなくてもいいです。
人にも仕事を選ぶ権利があります。我慢してやりたいことができない仕事を続けるとストレスが溜まって精神衛生上よくありません。
あなたの人生あなたのものだから誰に否定される筋合いも、止められる理由もないので、自分で決めて自由にしていきましょう!
https://fukugyo-beginner.net/job-change-parents/
やりたいことができない仕事を辞める前に転職準備をしよう
私は転職エージェントを利用して、転職準備をしてから退職した経験があります。
結果は、たった2週間で3社の面接を受けて、2社は二次面接まで、1社は最終面接まで進みました。
最終的にはフリーランスになるきっかけがあったためそのまま独立しましたが、転職エージェントを使うと簡単に転職先が決めるんだなというのが私の転職経験からの学びです。
そして、私が実際に使っていた転職エージェントは以下の3つです。
私は3つの転職エージェントを同時利用していました。その理由は複数の転職エージェントを使うことで企業とのマッチング回数を増やすことができるからです。
マッチング回数を増やすことで、良い企業と出会える確率を上げることができ、企業との面接回数を増やすことで、すぐに転職活動を終えることができます。
「やりたいことができない…どうしたらいいのだろう」と思い悩む時間は非常にもったいないので、次の行動のために転職活動準備を少しずつ進めておきましょう
仕事でやりたいことができないと思い悩む前にとにかく環境を変える努力をしよう
「会社でやりたい仕事ができると思って入社したのに、いざ働き始めてみたら仕事でやりたいことができない…思っていたことと全然違う…このままでいいのだろうか」
今、このような状況だと思いますが、今の会社内で現状を打破するには以下の方法しかありません。
- 上司にやりたい仕事をできるようにお願いしている
- 人事に部署異動できるか掛け合ってみる
- 副業でやりたい仕事をする
- 我慢し続ける
ただ、上司にお願いしたところで何も変わらない可能性もあり、部署異動をお願いしても意味がなかったり、副業が禁止されていたり、我慢し続けていても貴重な時間を失われるリスクがあります。
個人的には上記のような方法ではなく、今すぐにでも転職をして新しい職場でやりたい仕事をできるように努力する方が現実的で、最速かなと思います。
「転職か…自分にできるかな…不安だな」と思う方は下記の記事を参考にしてみてください。
https://fukugyo-beginner.net/job-change-freshman/
私が新卒入社した会社を半年で辞めて、転職活動の実体験と転職活動の対策の話をしています。「転職できるか不安だ…」と思う人はぜひ読んでみてくださいね。
「転職できるか不安だし、今すぐには厳しいかな…」という人は転職エージェントへの登録だけでもしてみてはいかがでしょうか?
登録は3分~5分程度で終わるため、電車のなかや夕方のテレビを見ながらでも簡単にできます。
転職エージェントへの登録が終わったら、専任のキャリアアドバイザーと面談し、どういう企業へ転職したいかを決めます。
面談だけでも済ませておけば、「もうこの会社で勤め続けるのは嫌だ!」と思った時に、すぐに転職エージェントをつかって企業紹介してくれるので、登録して面談だけでもすませておくことをおすすめします。
会社の不満や上司や同僚の不満を聞いてほしい人も転職エージェントへいってみるのもアリかもしれませんね。
次の仕事を決めずに辞めてしまうとお金の不安がある人もいると思うので、以下の記事を参考にすることをおすすめします。
https://fukugyo-beginner.net/job-change-retire/
私の実体験をもとに書かれているので、お金の心配はしなくても大丈夫です。勇気を出しても仕事を辞めましょう。