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【英検準2級過去問徹底解説】2021年度第2回:リーディング全問題

英検過去問徹底解説

こんにちは。トモです。

今回は、英検準2級の過去問徹底解説シリーズ2021年第2回編です。

待ってました!

英検の語彙問題では、解く際の流れを自分のモノにすることで、

  • 正確に解くことに加え
  • 時間の短縮

が可能になります。

英検準2級の語彙・単語問題の解き方のコツなどは以下の記事でくわしく解説していますのでまだ読んでいない方は先にご覧ください

>>>英検準2級「単語問題」の勉強法を徹底解説

やみくもに過去問に取り組む前に、まずは解き方のコツを知ってください


上記の記事で、解き方について学んだら、いよいよ過去問の演習に入りましょう。

思考の流れに沿ってくわしく解説していきますよ!

過去問の入手方法英検の公式サイトからダウンロードできます。
2021年度第2回問題冊子をクリックして入手してください。

 

直近3回より以前の過去問については、英検サイトからは閲覧できません。
リンク切れの場合は、当サイト「英検独学の教科書」のお問い合わせページからご相談ください。

 

一緒にがんばりましょー

英検準2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(1)〜(5)

(1)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①interest:(名詞)興味
②trouble:(名詞)困りごと、トラブル
③silence:(名詞)静けさ
④memory:(名詞)記憶、記憶力

STEP.2
穴埋め部分には「名詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。
※穴埋め部分が文の前半にある場合は、最初から読んでいってしまった方が早いことも多いです。
「Dana was having (  ) with her science homework」に入れる単語を選ぶ。

「理科の宿題に(  )を抱えていた」なので①か②しか当てはまらない、とこの時点で予測がつきます。また、じつはこの問題は「have trouble with〜(〜に手こずる、苦労する)」という熟語の知識があれば瞬殺できる問題でもあります。

STEP.3
問題文を読む
Danaは理科の宿題に(苦労していた)/昨夜、/だから彼女は彼女の父に助けを求めた。

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:②
今回の問題は少しめずらしいタイプの出題でした。通常、英検準2級の語彙問題の前半は「純粋な単語問題」ですが、これは熟語の知識「have trouble with〜(〜に手こずる、苦労する)」もからんだ問題になっています

でも2文目で「だから助けを求めた」ってあるから、熟語を知らなくても意味からも正解は選べるようになってますね

POINTこのように英検の単語問題を解くコツは、以下のページでくわしく解説しています。
>>>英検準2級「単語問題」の勉強法を徹底解説

(2)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①tough:(形容詞)辛い、困難な
②negative:(形容詞)悪い、消極的な
③sharp:(形容詞)尖った、急激な、頭のいい
④formal:(形容詞)正式な、格式高い

STEP.2
穴埋め部分には「形容詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「it’s a (  ) dinner, so I’ll have to wear a suit and tie」に入れる単語を選ぶ。

「( )dinner」ですから④しかないだろうとこの時点で予測できますし、つづく文章を読むと④で間違いないことが分かります。

STEP.3
問題文を読む
A:Frank、あなたは何を着ていく予定ですか/夕食会に/来週の土曜日の。/B:えーっと、/それは(  )な夕食会だから、/私は着なければならないでしょう/スーツとネクタイを。

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 

この問題は、典型的な穴埋め部分の前後を読むだけで解ける問題ですねー
ただし、正解のあたりがついても、念のため文章を全部読むことは忘れないでください。
手順としては、①選択肢にザッと目を通し意味と品詞を確認する②穴埋め部分前後を読んで答えの予測をつける③全文を読んで予測が正しいことを確かめる、という流れが最も効率的で確実です

(3)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①sail:(動詞)航海する
②stamp:(動詞)スタンプを押す、踏みつける
③produce:(動詞)生産する
④perform:(動詞)上演する、演奏する

STEP.2
穴埋め部分には「動詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「he will(  )in his school play next week 」に入れる単語を選ぶ。

「school play(学校の劇)」とくれば④しかないだろうと、この時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
Jasonはメンバーだ/ドラマ部の/そして彼は(  )する予定だ/彼の学校劇で/来週の。/彼は一生懸命練習している/それに向けて/毎日。

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 

ほんとに、穴埋めの前後をザッと読むだけで正解が選べる問題も多いですねー
もちろん、( )前後で答えを予測したあとに問題文をすべて読んで、予測が正しかったことを確認するのは必須です。でもこの方法を知っているのといないのとでは解答時間に大きな差が出ます。
ライティングにじゅうぶんな時間を確保するためにも、効率的に問題を解くことはとても重要です

(4)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①ignores:(動詞)無視する
②treats:(動詞)扱う
③melts:(動詞)溶ける
④delivers:(動詞)運ぶ、伝える

STEP.2
穴埋め部分には「動詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「He (  ) his students kindly」に入れる単語を選ぶ。

「彼は彼の生徒をやさしく( )する」ですから、②しかないだろうとこの時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
Clarkさんはとても人気のある先生です。/彼は彼の生徒をやさしく( )する、/だから彼らはみんな彼のことが好きだ/とても。

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
問題文も、選択肢の単語も比較的易しいものが多く、確実に正解したい問題です

(5)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①object:(名詞)物体、対象、目的
②position:(名詞)位置、場所
③surface:(名詞)表面
④height:(名詞)高さ、身長

STEP.2
穴埋め部分には「名詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「the(  )of Bear Lake froze, and people were able to skate on it」に入れる単語を選ぶ。

「Bear Lake(湖)の何かが凍って、人々はスケートをすることができた」なので③かなと予想することができます。

STEP.3
問題文を読む
去年の冬、/Bear Lakeの(  )が凍り、/人々はスケートすることができた/その上で。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 
「Bear Lake」という固有名詞が出てきて少し文の構造がとりにくかったかもしれませんが、「the surface of Bear Lake(Bear Lakeの表面)」が主語で、「froze(凍った)」が動詞で、「Bear Lakeの表面が凍った」という形になっています

「froze」が動詞だってことがわかりづらかったです…

英検準2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(6)〜(10)

(6)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①shut:(動詞)閉める
②recover:(動詞)回復する
③protest:(動詞)抗議する、主張する
④march:(動詞)行進する

STEP.2
穴埋め部分には「動詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「It took her more than three months to (  ) from her injury」に入れる単語を選ぶ。

「怪我から( )するのに3ヶ月以上かかった」から、②しかあてはまらないことがわかります。

STEP.3
問題文を読む
Angelaは彼女の足を折った/バスケットボールをしていた間に。/3ヶ月以上かかった/彼女が怪我から(  )するのに/そして再びプレーすることができるまでに。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
正解の選択肢「recover」は「re + cover(再び+補う)」で回復するという意味になります

「injury(けが、負傷)」が分かれば瞬殺できる問題でしたね

 

(7)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①suddenly:(副詞)突然
②hardly:(副詞)ほとんど〜ない
③happily:(副詞)幸せに、楽しく
④immediately:(副詞)すぐに

STEP.2
穴埋め部分には「副詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「he spends hours (  ) playing with them」に入れる単語を選ぶ。

穴埋め部分は副詞なので、「彼はどうやって過ごすんだろう」と考えます。③が当てはまりそうですが、確定はできないので最初から読んでいきます。

STEP.3
問題文を読む
Mrakは彼の2匹の犬が大好きだ/そして、彼は何時間も過ごす/(  )に/彼らと遊んで/毎日。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 

最初の文の「loves his two dogs」などから、ポジティブな内容だと判断できるので、③happilyがふさわしいとわかります

(8)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①recognize:(動詞)認識する
②mention:(動詞)言及する
③establish:(動詞)設立する
④combine:(動詞)組み合わせる

STEP.2
穴埋め部分には「動詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「She did not(  )him at first because he had changed so much」に入れる単語を選ぶ。

「彼がとても変化していたので、彼女は彼を( )できなかった」、と考えると①かなと予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
Deniseは古いクラスメートのひとりと会った/昨日パーティで。/彼女は彼を(  )しなかった/最初は/なぜなら彼はとても変化していたから。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:①
at first」は「最初は」といった意味ですが、大事なのは使われ方です。「at first」を見たら、そのあとに「but〜」のような単語がくることがほとんどです。つまり、「はじめは〜だったが、のちに〜になった」のような、時間の前後で比較する文脈になります

これを知ってるだけで、長文もすっごく読みやすくなりました!

(9)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①orchestra:(名詞)オーケストラ
②attitude:(名詞)態度
③experiment:(名詞)実験
④image:(名詞)画像、印象

STEP.2
穴埋め部分には「名詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「We did an (  ) to find out how light travels through water」に入れる単語を選ぶ。

「光がどのように水の中をすすむのかを知るために、何かをした」わけですから、③だろうなと、この時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
A:あなたは何をしましたか/理科の授業で/今日。/B:私たちは(  )をしました/知るために/どのように光がすすむのか/水を。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③ 
この「did」は動詞「do(する)」の過去形です。

宿題をする、の「do my homework」と同じ使い方のdoですね

(10)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①distance:(名詞)距離
②channel:(名詞)経路、ルート、チャンネル
③belief:(名詞)信念
④rhythm:(名詞)リズム

STEP.2
穴埋め部分には「名詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「I like music with a faster(  )」に入れる単語を選ぶ。

「より速いなにかの音楽」とくれば、④だろうなとこの時点で予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
A:あなたはどう思いますか/この音楽について。/B:あまりにゆっくり過ぎます/わたしには。/私はもっと速い(  )の音楽が好きです・
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
英検では、今回正解ではなかった選択肢が次回の英検で正解の選択肢になったりすることがよくあります。答えが合っていた人も、すべての選択肢の意味がわかるかどうか確認して覚えていきましょう

英検2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(11)〜(15)

(11)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①catch up with:(熟語)〜に追いつく
②come up with:(熟語)〜を思いつく
③think better of:(熟語)(人を)見直す、評価する
④take notice of:(熟語)〜に気づく

STEP.2
穴埋め部分には「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「he is studying hard to (  ) his classmates」に入れる語を選ぶ。

設問「11」ぐらいからは熟語や文法を問う問題が出題されることが多いので、その視点で選択肢を見ていく必要があります。

STEP.3
問題文を読む
Ronaldは風邪を引いた/先週、/だから彼は学校に行けなかった。/今週、かれは一生懸命勉強している/(  )するために/彼のクラスメートに。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 

選択肢のすべての熟語の意味は知らなくても、知っている単語が正解の場合もよくありますよねー
そうですね。そして単語と同様、選択肢の知らなかった熟語はこの機会に覚えてしまいましょう。次の試験で正解の選択肢になる可能性もあります

(12)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①look back upon:(熟語)〜を回想する、振り返る
②look down on:(熟語)〜を見下す
③see through(熟語)〜を見透かす、見抜く
④see about(熟語)〜について考える、考慮する

STEP.2
穴埋め部分には「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「Adam used to(  )people who could not swim」に入れる語を選ぶ。

熟語は「知らなければ解けない」問題も多いので、時間をかけすぎないことも重要です。

STEP.3
問題文を読む
Adsamはかつて(  )していた/泳げない人々を/海で。/しかし、彼は気づいた/とても難しいと/波に向かって泳ぐことは/彼が自分自身でそれをやってみて。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
知らない熟語が出てきた場合は、単語のコアイメージから考えることが有効です。今回で言えば、「look(見る)down(下に)on〜」で下に見る(見下す)イメージが持てれば正解を選ぶことができます

(13)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①of
②in
③for
④from

STEP.2
穴埋め部分は「前置詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「He was ashamed (  ) himself」に入れる単語を選ぶ。

「be ashamed of〜(〜を恥ずかしく思う)」の知識があれば瞬殺できる問題です。

STEP.3
問題文を読む
Josephはあまりいい点が取れなかった/大学の最初の年で。/彼は自分自身を(  )、/そしてより一生懸命勉強することを決めた/2年目の間。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:①
be ashamed of〜(〜を恥ずかしく思う)」は重要熟語です。必ず覚えておきましょう

(14)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①hit
②make
③send
④get

STEP.2
穴埋め部分には「動詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「Let’s (  ) rid of it」に入れる単語を選ぶ。

この問題も純粋な熟語の知識問題です。

STEP.3
問題文を読む
A:私たちは新しいソファをもっている/今。/古いのをどうしましょうか。/B:(  )しましょう。/私たちはもうそれは必要ありません。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 

熟語の問題は、知っていれば瞬殺できる問題がほとんどです。今回は「get rid of〜(〜取り除く、処分する」という重要表現です。
もし選択肢の意味がわからなければ、明らかに違いそうな選択肢を切ったあと、あとは勘で選んでしましましょう

いくら時間をかけて考えてもわからない問題には、時間をかけない!ってことですね

(15)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①instead of:〜の代わりに
②ready for:be ready for〜で、〜の準備が整っている
③according to:〜によると
④same as:〜と同様

STEP.2
穴埋め部分には「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「Gary started bringing lunch from home(  )eating at restaurants.」に入れる単語を選ぶ。

「ランチをもってくるのとレストランで食べることが比べられている」ことが分かれば、①だとこの時点で判断できます。

STEP.3
問題文を読む
。お金を節約するために、/Garyは昼食を持ってくる/家から/(  )レストランで食べる。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 

英検2級過去問解説:大問1【語彙・単語問題】(16)〜(20)

(16)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①into
②above:〜の上に、上方に、〜を超えて
③from
④of

STEP.2
穴埋め部分は「前置詞」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「Rachel often suffered (  ) headaches」に入れる単語を選ぶ。

「suffer from〜(〜で苦しむ)」を知っていれば瞬殺できる問題です。

STEP.3
問題文を読む
Rachelはよく頭痛に(苦しむ)。/彼女の医者は彼女に言った/もっと水を飲むこと/そして、もっとリラックスすること/が、しばしば助けになると。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③
suffer from〜(〜で苦しむ)」は超重要熟語です。知らなかった方は絶対に覚えておきましょう

(17)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①tried on:試着する(の過去形)
②showed up:現れる(の過去形)
③took on:引き受ける、取り組む(の過去形)
④gave up:あきらめる(の過去形)

STEP.2
穴埋め部分は「熟語」が入ることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「Maria (  ) a number of coats」に入れる単語を選ぶ。

「たくさんのコートを何したんだろう」と考えれば、①かなと予測がつきます。

STEP.3
問題文を読む
Mariaはたくさんのコートを(  )した、/しかし彼女は好きではなかった/それらのどれも。/彼女は行くことを決めた/そしてコートを見ることを/別の店で。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:①
熟語を知らなければ「コアイメージ(大元となるイメージ)」から絞りこめるようにしておきましょう

「コートを何するか」だから、「try」だよなぁって感じですね

(18)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①both
②else
③any
④other

STEP.2
文法問題であることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「One is in France and the (  ) is in Germany」に入れる語を選ぶ。

「one is〜 and the other is〜」の形がピンとくれば瞬殺できます。

STEP.3
問題文を読む
A:パリとベルリンは同じ国にありますか。/B:いいえ。/ひとつはフランスに、/別の1つはドイツにあります。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
2者について話す際、「ひとつは〜、(残りの)もうひとつは〜」というときは「one is〜, the other is〜」を使います

(19)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①whatever
②whoever
③whenever
④wherever

STEP.2
複合関係代名詞に関する問題であることがわかる
STEP.3
問題文を読む
Maple高校はスピーチ大会がある/毎年。/その学校は賞を与える/一番いいスピーチをする人に。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:②
複合関係代名詞の知識を問う問題ですが、文法自体がよくわからなくても、「一番いいスピーチをする」などの文脈から「人」に関する単語が入りそうだとわかれば、正解は選べますよね

複合関係代名詞について、詳しく知りたい方はこのサイトが参考になりますよ

(20)

STEP.1
選択肢の単語をザッとチェック
①be cleaned
②clean
③be cleaning
④have cleaned

STEP.2
文法問題であることがわかる
問題文の穴埋め部分前後をチラッと見る。「It needs to(  )」に入れる単語を選ぶ。

STEP.3
問題文を読む
A:この台所の床をみてよ。/(  )が必要です。/B:はい、とても汚いです。
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:①
「need to V」の形はみなさんよく知っていると思います

「〜する必要がある」ですよね
この問題では主語がitで「台所の床」という意味ですから、「掃除をされる必要がある」という受け身の意味になる必要がありますので「need to be 過去分詞(〜される必要がある)」の形が正解となります


ここからは、大問2「会話の穴埋め問題」編です。

この「会話の穴埋め問題」については、
会話でよく使われる表現など、知っておいたほうが良いこともありますが

基本的には、

  • 会話文を素直に読んでいって
  • 穴埋め部分のあとの文章も読んだあと
  • 選択肢から、当てはまるものを選ぶ

といった流れで解くことができます。

ポイントとしてあげるとすれば、穴埋め部分の後ろの文も読んでから選択肢を読むということです。

問題数も5問程度と、それほどボリュームのあるパートでもないので、サクッと終わらせたいところです。

ではさっそく、
解き方を流れに沿ってくわしく解説していきますよ!

英検準2級過去問解説:大問2【会話の穴埋め問題】(21)〜(25)

(21)

STEP.1
会話を上から読みすすめる
A:あなたは何かわくわくすることをしましたか/週末に/Liz?
B:はい、しました。/私は( 21 )に行きました。
A:本当に?どうだった?
B:すばらしかったです。/アクションシーンと音楽がすばらしかったです。

STEP.2
選択肢を読む
①猿を見るために/動物園で
②新しいスーパーヒーロー映画を見るために
③山で歩くこと
④湖で釣りをすること/兄弟と一緒に

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:② 
ヒントはBの最後の発言「The action scenes and the music were amazing(アクションシーンと音楽がすばらしかったです)」ですね

この問題は分かりました!

(22)

STEP.1
会話を上から読みすすめる
A:すみません、警備員(など)さん。/私の息子が見当たりません。/彼はまだ4歳なんです。
B:わかりました、お母さん。/心配しないでください。/あなたはどこで( 22 )でしたか?
A:彼は私と一緒にいました/本屋に/モールの1階の。
B:彼はおそらくおもちゃ屋さんにいったのでしょう。/小さな男の子はみなそれが大好きです。

STEP.2
選択肢を読む
①学校へ行く
②最後に彼を見る
③それを下ろす(落とす)
④あの本を買う

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:② 
穴埋め部分のあとで「He was with me in the bookstore(本屋に一緒にいた)」と言ってますので、「最後に彼を見たのはどこでしたか?」となる②が正解です

(23)

STEP.1
会話を上から読みすすめる
A:いらっしゃい、Jamie。/あなたのサッカーの試合はどうでしたか。
B:( 23 )、お父さん。
A:なんで?/昨夜の雨のせい?
B:いいえ。/他のチームのバスが故障しました、/だから選手たちがサッカー場に来れなかったのです/時間内に。

STEP.2
選択肢を読む
①フィールドはとても濡れていました
②私のチームは6−1で負けました
③キャンセルになりました
④私は2つのゴールを決めました

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:③ 
Bの最後の発言で「バスが故障して選手が来れなかった」と言ってますので③が正解になりますね

(24)(25)

STEP.1
会話を上から読みすすめる
A:おはようございます。ようこそBook forestへ。/ご用件は何でしょうか。
B:Hi、/私は本を探しています/「Under the Ground」と呼ばれる。
A:あなたは知っていますか/( 24 )を。
B:私は思います/それは誰かによって書かれたと/「Mark Stanley」と呼ばれる。
A:チェックさせてください…/申し訳ありません。/( 25 )。
B:ここで注文することはできますか。
A:もちろんです。/1週間から2週間かかるかもしれません/到着に/ですが。
B:大丈夫です。/私は待つことは気にしません。

STEP.2
(24)の選択肢を読む
①その話が何についてのものか
②どれくらいお金がかかるか
③著者が誰か
④いつそれが書かれたか

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:③ 
穴埋め問題は基本的にカッコの前後一文にヒントがあることがほとんどです。今回はカッコのうしろで「it was written by someone called Mark Stanley(Mark Stanleyと言われる人によって書かれた)」と言っていますから、著者を尋ねたと考えるのが自然なので③が正解です

今回は疑問詞(what, how much, who, when)だけでも正解が選べる問題でしたねー
STEP.4
(25)の選択肢を読む
①私たちの店はもうすぐ閉まります
②私たちはそれを持っていません/ただ今
③私はその本を読んだことがありません
④彼は今日ここにいません

STEP.3
当てはまる選択肢を選ぶ
 正解:② 
カッコの前で「I’m sorry.」と謝っていて、それを受けてBは「Can I order it here?(ここで注文することはできますか)」と言っているので、正解は②しかないとわかりますよね


ここからは、大問3・4「長文読解問題」編です。

英検の長文読解問題では、解く際の流れをシステム化することで、

  • 正確に解くことに加え
  • 時間の短縮

が可能になります。

英検準2級の長文読解問題の解き方のコツなどは以下の記事でくわしく解説していますのでまだ読んでいない方は先にご覧ください
>>>英検準2級「長文読解」の勉強法を徹底解説

やみくもに過去問に取り組む前に、まずは解き方のコツを知ってください


上記の記事で学んだ解き方にそって、過去問の答えと解説を行います。 思考の流れに沿ってくわしく解説していきますよ!

 

英検準2級過去問解説:大問3【長文穴埋め問題】(26〜27)

3A

(26)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということを確認する
STEP.2
タイトルから最初の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
彼女たちの道を見つけること
*仮にタイトルの意味がわからなくても、焦らないでください。問題自体は、タイトルが読めなくても解けるようにできています。

昨日、/Jennyと彼女の姉妹であるSophieは行った/車で/彼女らのいとこのBenを訪れるために/田舎の。/彼女らは彼に会うことを楽しみにしていた/なぜなら、彼女らは彼に会っていなかったから/長い間。/Jennyが運転したいた間、/Sophieは地図アプリを使った/彼女のスマートフォンの/彼の家への道を見つけるために。/彼女は今まで一度もそれをしたことがなかった/だから、彼女は少し緊張した/最初は。/しかし、その地図アプリは( 26 )。/それは彼女に最も簡単な道を教えてくれた/そして、Jennyがどこで曲がる必要があるかを。/
 

STEP.3
選択肢を読む
①作るのが簡単だった
②とても役に立った
③たくさんのお金がかかった
④働くこと(作動すること)がとまった
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:② 
文中の「at first」は「最初は」という意味ですが、この表現のポイントは「最初は〜だったが、のちに〜になった」というように、後半に逆説の表現がくることが多いという点です。今回も最初は「使ったことがなかったから緊張した」とマイナスの表現がきていますので、続く文はプラスの表現がくるのではないか、と予測しながら読んでいくことができるんです

たしかに、最終的には「役に立った」って流れになってますね

(27)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということを確認する
STEP.2
第2パラグラフから2問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める

しかし、直前/彼女らがBenの家に着く、/Sophieのスマートフォンの電源が切れた。/彼女は充電器を持っていなかった/だから、彼女は自分のスマートフォンを使うことができなかった。Jennyは車を止めた/コンビニに。/幸運にも、/彼女は書いていた( 27 )を/紙切れに。/彼女はBenに電話した/公衆電話から/コンビニの外の/そして彼に言った/何が起きたかを。/彼はすぐに来た/コンビニに/彼女らに会うために。/彼女らは彼に会えてとても嬉しかった。

STEP.3
選択肢を読む
①Benの電話番号
②Benの町の名前
③彼女の家の住所
④彼女が買う必要のあるもの
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:① 
これも空欄のあとの文章を読むと答えのヒントがあります。

「She called Ben from a public telephone(彼女は公衆電話からBenに電話した)」ってありますもんねー

英検準2級過去問解説:大問3【長文穴埋め問題】(28〜30)

3B

(28)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
短文を穴埋めする問題だということを理解する
STEP.2
タイトルから最初の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
馬の感覚
*仮にタイトルの意味がわからなくても、焦らないでください。問題自体は、タイトルが読めなくても解けるようにできています。

私たちが幸せなとき、怒っているとき、悲しいとき、/私たちは感情を見せる/私たちの顔に。/形を変えることによって/目や、口やその他の部分の/私たちの顔の、/私たちは示すことができる/他の人々に/私たちの感情を。/動物の中には同じことをするものもいる。/犬や猿、馬は彼らの感情を示す/彼らの顔を使って。/他の人の感情を理解することは( 28 )。/もし私たちが怒っている顔を見たら/私たちは気をつけようとすることができる。/もし私たちが優しい顔を見たら、/私たちは友だちになろうとすることができる。

STEP.3
選択肢を読む
①いつも役に立つことではない
②しばしば簡単ではない
③長い時間がかかる
④私たちが安全でいることに役立つ
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
穴埋め部分以降をよめば正解は④だとわかります

If we see an angry face, we can try to be careful(怒ってる顔を見たら、気をつけることができる)わけですもんね

(29)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということを確認する
STEP.2
第2パラグラフ2問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
最近の調査は見つけた/馬は理解することができると/人間の感情を/彼らの顔を見ることによって。/科学者たちは示した/人の大きな写真/幸せな顔か起こった顔のどちらかの/28頭の馬に。/馬が、起こった顔を見たとき、/彼らは怖がった。/科学者たちは知った/馬は怖がっていると/なぜなら彼らはその写真を見た( 29 )。/馬が怖がるとき/何かを、/馬は頭を右に向け/そして左の目を使う/そのものを見るために。

STEP.3
選択肢を読む
①とても注意深く
②何度も
③1秒未満の間
④左の目で
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
もうコツがつかめてきましたよね?この問題も穴埋め部分のあとの文章を読めば、答えのヒントがはっきりと書いてあります

馬は怖がるとそれを左目で見る習性があることを科学者たちは知ってたから、こわがってるってわかったんですよね
POINT
こういった英検準2級の長文問題の解き方は、以下の記事でくわしく解説しています。
英検準2級「長文読解問題」の勉強法を徹底解説

 

(30)

STEP.1
選択肢をチラッと見る
「短文」を穴埋めする問題だということを確認する
STEP.2
第3パラグラフから3問目の穴埋め部分の次の1文まで読み進める
おそらく数千年以上働いてきて/人間と一緒に、/馬は理解できるようになった/人間の表情を。/犬も同じ能力をもっている、/おそらく彼らもまた人間と働いてきた/数千年。/別の説明は/その研究で28頭の馬は地元の乗馬学校からきたからというものだ/(その学校は)多くの違う生徒たちが毎日馬に乗る。/それは可能である/これらの動物が学ぶことは/人間の感情を推測することを/なぜなら彼らは( 30 )だからだ/彼らの生活の中で。
STEP.3
選択肢を読む
①多くの良い友達
②たくさんの食べ物
③多くの場所に行った
④たくさんの人々を見た
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:④ 
馬が人間の感情をわかるようになった理由を説明している文章で、「because(なぜなら)」のあとに続く正しい選択肢を選ぶ問題です

乗馬学校でたくさんの人間に会ってきたから、っていう流れになる④が正解になるんですね

英検準2級過去問解説:大問4【長文読解問題】(31〜33)

4A

(31)

STEP.1
メールのヘッダーを見て内容をつかむ
差出人(from)はCharles Bakerという人からのメールだとわかる

②今回は送信先(To)はAllison Carterという人だとわかります。

「subject」欄(件名)は「Asian tours」アジアへのツアーの話だろうとこの時点で内容が推測できます。

STEP.2
1問目の「設問」を読む
設問:昨日、Ms. Carterは〜?
*選択肢まで読む必要はありません。「昨日、Ms. Carterがどうしたんだろう?」という視点で本文を読んでいきます。
 
STEP.3
問題の答えを探しながら第1パラグラフを読む

Ms. Carterへ
こちらはCharlesです/Wander World Toursの旅行代理人の。/ご連絡ありがとうございました/私への/昨日/アジア旅行についての。/あなたは私に言いました/電話で/あなたは素晴らしい時間を過ごしたと/5日間のRhine River Tourで/ドイツの/去年。/私は考えました/あなたが言ったことについて/あなたが好きだと/そして好きでないと。

STEP.4
選択肢を読む
①旅行代理人と話をした
②ドイツへの旅から戻った
③Wander World Toursを訪れた
④メールを送った/Charles Bakerに

STEP.5
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:①(根拠は赤字部分) 
赤字部分が正解の根拠です。③は「visited」が✕、④は「e-mail」が✕です

「on the phone」で話したんですもんねー
ポイント 最重要事項として、基本的に1問目の答えは第1パラグラフにあります。 こういった解き方のルールは以下の記事でまとめていますので、その方法をマスターしてから過去問にすすむのが効果的です。 >>>英検準2級「長文読解」の勉強法を徹底解説

(32)

STEP.1
2問目の「設問」を読む

設問:Ms. Carterは何が一番好きでしたか/Rhine River tripについて?

*Rhine River tripについて何が一番好きだったんだろう?という視点で本文を読んでいく
STEP.2
問題の答えを探しながら第2パラグラフを読む

私は覚えています/あなたが言ったことを/あなたの好きな部分は/Rhine River tripについての/毎日新しい場所へ訪れたことだと。/あなたはまた好きでした好きでした/あなたが時間を使う必要がないことが/バスで、/そしてそれはよかったです/なぜなら、あなたは動かす必要がなかった/あなたの物を新しいホテルに。/しかし、あなたはまた言いました/3,500ドルという値段/その旅の/はあまりにも高すぎたと、/そして食べ物はすばらしかったが高かったと。

STEP.3
選択肢を読む
①新しいホテルに滞在したこと
②バスで時間を過ごしたこと
③毎日新しい場所へ行ったこと
④素晴らしい食べ物をあじわったこと
STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:③(根拠は赤字部分) 
不正解の選択肢の中にも、本文中で出てきた単語が散りばめられていますが、これはひっかけです

本文に出てきた単語が入ってるからって、すぐにその選択肢が正解だと思わないことが大切ですね

(33)

STEP.1
3問目の「設問」を読む
Charles BakerはMs. Carterに何をするよう頼みますか?
*何を頼むんだろう、という視点で本文を読んでいく
STEP.2
問題の答えを探しながら第3パラグラフを読む
これらのことから、/私はおすすめしたいです/Mekong River Tourを/ベトナムの。/それは8日間で、/たった2,800ドルしかかりません。/また、私たちにはone-city toursがあります/いくつかの都市に対して/アジアの。/これで、あなたは同じホテルに止まることができます/その旅行全体で。/値段はそれぞれの年によって異なります、/だから、私は送っています/あなたに/いくつかの情報を/これらのツアーについての。/それらはこのメールに添付されています。/どうぞご覧ください/そしてお電話ください

STEP.3
選択肢を読む
①彼に情報をメールする
②彼に電話する/アジアへの旅について
③彼に言う/ベトナムのお気に入りの都市を
④2,800ドルを支払う/one-city tourの

STEP.4
当てはまる選択肢を選ぶ
正解:②(根拠は赤字部分) 
メールでも、支払うのでもなく「call me(電話してください)」と最後の文章で伝えています

英検準2級過去問解説:大問4【長文読解問題】(34〜37)

4B

(34)

STEP.1
タイトルを読む
「変わったスパイス」
*仮にタイトルだけでは本文がイメージしにくい場合でも、慌てず、適当に読み飛ばして本文へすすみましょう。タイトルが正確にわからなくても、問題は解けるようにできています。
STEP.2
1問目の「設問」を読む
設問:Hingは〜であるスパイスだ
*「Hingはどんなスパイスなんだろう」と意識しながら本文を読んでいきます。
STEP.3
問題の答えを探しながら第1パラグラフを読む
Hingはスパイスである/インド料理で広く使われている。/多くの伝統的なインド料理はできている/野菜から/じゃがいもや豆などの、/そしてhingは加えられる/料理に/それらに強い香りを与えるために。/しかし、hingはとてもきつい匂いがある/それが加えられるまで/食べ物に、そして熱されるまで。/そのにおいはあまりに悪いので/hingは保存されなければならない/密閉された箱に、/さもなければ、近くのすべてのものは匂い始める/それと同じような。

STEP.4
選択肢を読む
①じゃがいもや豆からできている
②開けた窓の近くに置かれる
③インド料理に使われる/香りを強くするために
④インドで人気である/その素晴らしい香りで
STEP.5
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:③(根拠は赤字部分) 
④と間違えた方はいませんか?「hingそのものが素晴らしい匂い」とは書かれてないので不正解ですよ

長文問題をこのようにパラグラフごとに解いていく方法を、このサイトでは「長文読解問題の短文問題化」と呼んでいます

POINT「長文読解問題の短文問題化」については以下の記事でくわしく解説していますのでまだ読んでいない方はご覧ください。
>>>英検準2級「長文読解」の勉強法を徹底解説

(35)

STEP.1
2問目の設問を読む
設問:何が真実か/asafetidaと呼ばれる植物について。
*asafetidaという植物の真実はなにか?という視点で本文を読んでいく
STEP.2
問題の答えを探しながら第2パラフラフを読んでいく
Hingはジュースから作られる/asafetidaと呼ばれる植物の。/この植物は育つ/乾燥した、日当たりの良い場所で/イランやアフガニスタン、中国の一部などのような。/asafetidaは根を持つ/人参のような。/その植物が4年たつと、/穴が根に開けられ、/濃く、粘り気のある液体が出てくる/これがhingである。/この濃く粘り気のある液体はすぐに乾く/そして固くなる。/そのあと、それはしばしば粉末にされる/売られる前に。
STEP.3
選択肢を読む
①それは濃く粘り気のある液体を放出する/花から
②それは育つ/雨がほとんど降らない場所で
③その葉は粉末にされる/そして売られる
④その根は切られなければならない/4年毎に/成長させるために

STEP.5
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:②(根拠は赤字部分) 
①は「from its flowers」、③は「Its leaves」が、④は「must be cut」がそれぞれ間違っています

前にもあったけど、本文中に同じ単語があるからといって、すぐに「これが正解だ」と飛びつかないようにしないといけませんね

(36)

STEP.1
3問目の設問を読む
設問:なぜhingは西洋料理ではそれほど使われないのか
*「なんでhingは西洋料理であまり使われないんだろう」という視点で本文を読んでいく
STEP.2
問題の答えを探しながら第3パラグラフを読んでいく
hingを調理することで/熱いバターや油で/それを変える。/嫌な匂いは消え、/hingは素晴らしい香りを与える/食べ物に。/多くの人は言う/それは火を通した玉ねぎのような味がすると。/それはそれほど使われない/西洋料理で、/それはおそらく多くの料理人がそれを知らないからだ。/しかし、hingは何年も使われてきた/Worcestershireソースを作るために/それはイギリスのソースである/食べ物に香りを加える。/このソースははじめイギリス人によって作られた/インドに住む。
STEP.3
選択肢を読む

①ほんの少しのシェフだけがそれについて聞いたことがあるから
②多くの人々はオニオンの味が好きではないから
③シェフたちはWorcestershireソースを使うことを好むから
④それを油と料理することはその匂いを悪くする
STEP.4
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:①(根拠は赤字部分) 
only a few〜」で「ほんの少数だけが〜する=〜するのはごく少数だ」という意味になります

(37)

STEP.1
4問目の設問を読む
設問:研究者たちはhingについて何を発見したか
*研究者たちはhingについて何を発見したんだろう、という視点で本文を読んでいきます 
STEP.2
問題の答えを探しながら第4パラフラフを読んでいく
他の理由もある/hingを使うのに。/過去、人々は小さな袋を身につけていた/hingの/彼らの首の周りに/病気を治すために。/また、それは薬として服用されてきた/何百年の間/胃の問題を助けるために。/1918年、hingは使われていた/重い病気と闘うために/スペイン風と呼ばれる。/近年、研究者たちは見つけた/hingは実際に防ぐことができると/病気を/だから、この変わったスパイスはもっと人気になるだろうと/将来。
STEP.3
選択肢を読む

①それでできた小さな袋を身につけることは/昆虫を遠ざける
②それをあまりに多く食べることは胃の問題を引き起こす
③それは実際に効果がある/病気と闘うことを助ける
④それははじめに持ち込まれた/ヨーロッパに/1918年
STEP.4
設問の答えになる選択肢を選ぶ
正解:③(根拠は赤字部分) 
第4パラグラフでは、hingが薬として使われてきたことを中心に話が進んでいますが、設問にある「researchers」が何を発見したのか、についての答えは赤字部分に書かれています

あらためて、長文問題は「短文問題化」の方法を使っていけば正解が選べるようになってましたね
繰り返しますが、長文読解は「短文問題化」して解くことで、こんなふうに読む範囲を限定しながら問題を解いていくことが可能になります。準2級に合格したいなら絶対に身につけておきましょう

>>>英検準2級「長文読解」の勉強法を徹底解説