『けもフレ』騒動再燃!? ダテコー&吉崎観音タッグ結成に「たつきの新作は?」

『けもフレ』騒動再燃!? ダテコー&吉崎観音タッグ結成に「たつきの新作は?」

『けもフレ』騒動再燃!? ダテコー&吉崎観音タッグ結成に「たつきの新作は?」 (C)PIXTA

石ダテコー太郎と吉崎観音がタッグを組んだ3Dアニメーション作品『其れ、則ちスケッチ。』が、YouTube公式チャンネルで公開された。この2人の組み合わせを見て、『けものフレンズ』の監督として一大ムーブメントを巻き起こした〝たつき〟を思い出す人も多いようで、《またのけものにされてる…》などと話題になっている。

石ダテコー太郎といえば、かつて『てさぐれ! 部活もの』シリーズの監督として、たつきと共に仕事をしていたことで有名。しかし彼は同シリーズ3期の途中で監督を降板し、後に喧嘩別れだったことが本人のツイッターで語られていた。

そして吉崎観音はもはや説明不要だが、「けものフレンズ」プロジェクトで、コンセプトデザインを担当した漫画家。たつきがアニメ「けものフレンズ」の監督を外され、ツイッター上で《ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです》と打ち明けた〝けもフレ騒動〟の際には、「吉崎観音によって降板させられた」と黒幕説が広まり叩かれてしまっている。

そんな2人がタッグを組み、新作アニメーションを制作したとあって、ネット上では《ところでたつきの新作は?》《たつき監督に脚本と演技指導させりゃ面白くなるだろうよ》《敗残兵同士がくっついたのか》《なんで吉崎はこんな仕事引き受けたんだろ》といった声が。たつきへの当てつけだと捉える人もいるようだった。

信者VS信者のレスバトルが痛々しい

ちなみに「其れ、則ちスケッチ。」の内容は、無人島で遭難した2人の少女が活動記録の一環として、伝説のお笑いコンビ『フォークダンスDE成子坂』のコントをするというもの。『直球表題ロボットアニメ』や「てさぐれ! 部活もの」など、バラエティー番組の手法をアニメーション作品に取り入れてきた石ダテコー太郎らしい動画となっていた。

しかし作品の内容に関しても、《3DCGのクオリティーが低すぎる》《MMD小学生部門 頑張ったで賞》といった厳しい声が。一方で作品への批判をたつき信者によるものと断定した一部のネット民は、《たつきよりは仕事が絶えず恵まれている吉崎先生》《たつきは吉崎観音にごめんなさいしてもう一回組んでもらえよ》などとたつきを叩き始めている。

たつき監督降板騒動から4年以上経った今になって、信者同士が本人たちそっちのけでレスバトルに明け暮れているのはまさに地獄。そろそろ「けもフレ」騒動のことは忘れて、『ウマ娘』などの新しいコンテンツを追いかけた方が、有意義な時間を過ごせるのではないだろうか。

ちなみに「其れ、則ちスケッチ。」の公式チャンネルは、11月19日現在チャンネル登録者数593人。そして第1話の再生回数は約4000回と、こちらも厳しい現実が付き付けられているようだ。過去のいざこざとは関係なく、VTuberの登場により3Dアニメーションのバラエティーが当たり前になってしまった時代で、石ダテコー太郎の手法がどこまで通用するのか見守りたい。

文=大上賢一

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