業種 |
機械
商社(機械)/半導体・電子部品・その他/精密機器/その他製造 |
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本社 |
岡山
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F1マシン・フェラーリ・ボーイングのエンジン等、その製造過程には、1マイクロメートル単位の精度が要求されます。
「超高精度領域」の機械加工を実現するため、各メーカーはあらゆる国で作られた数々のマシニングセンターをテスト。結果、それぞれに採用されているのが「YASDA」のマシニングセンターです。
我々は『最大ではなく、最高を目指す。』をスローガンに、世界最高峰の超高精度マザーマシンを開発しています。
◆世界中のトップクラスメーカーが寄せる信頼◆世界最高峰の自動車レースで活躍するレーシングカーのエンジンなど精密部品の加工に導入されている「YASDA」の工作機械。同様に、精密な部品加工が不可欠なスイスの高級腕時計メーカーでも当社の製品が使われています。その他、私たちの普段の生活の中には、携帯電話・デジタルカメラ・半導体製造機械の部品など、当社の製品が持つ精密な加工技術が必要とされるものが数えきれない程あります。アメリカ(シカゴ)・ドイツ(デュッセルドルフ)・中国(上海)に拠点を置き、各国の展示会に出展。“今までにない”最新の製品情報を発信し、世界中のブランドから引き合いを受けています。
◆量産は求めない、精度と品質を最優先◆当社は今年92周年を迎える会社です。創業以来受け継がれてきた、「ヤスダスピリット」があります。それは“最高の製品をつくりたい”という強い思い。どこまでも高精度を追求しながら、常に斬新な製品を世に送り出し、社会の発展に貢献できる技術開発に取り組んでいきたいと思っています。◆人材育成の環境を整備◆最良の機械を生み出すチャレンジを続けるためには、それを担う次代の人材育成の環境整備も必須だと考えています。当社では若手のうちから希望があれば海外勤務も可能です。外国語は流暢に使えなくても、グローバルな視野やコミュニケーション能力・人間力を高めて欲しいと思っています。
◆基準温度は±0.5℃◆例えば、1メートルの鉄は、温度が1℃変化しただけで10マイクロメートル伸縮します。私たちがターゲットとしている超高精度領域の機械加工を実現するためには、この温度差が大きな障害。当社では厳密に温度管理された作業空間を整備し、世界品質のマシニングセンターを完成させています。 ◆更に精度を上げる職人の手業◆機械加工ではどうしても出せない精度の領域があります。そこを攻めるのが高度な “人間の技”。当社のキサゲ職人と呼ばれる熟練者がハンドスクレーパーを使用し、微小な誤差を手で削り測定を繰り返します。極限の平面精度や直角精度が、機械では得られない高い運動性能・耐久性に繋がっています。
事業内容 | 工作機械製造
◆CNC JIGBORER 精密金型(樹脂、鍛造、ダイキャスト、プレス) ダイセットプレート 精密治具 など ◆PRECISION CENTER 工作機械主要部品 射出成型機主要部品 コンプレッサーケーシング 印刷機フレーム など ◆5AXES 試作・レース用エンジン 航空機部品 工作機械主要部品 など ◆MICRO CENTER 医療機器 小型金型 その他微細加工品 など ◆CNC歯車成形研削盤 マスター歯車 プラ金型歯車電極 鍛造・転造用歯車 など ◆周辺機器 浮上油回収装置 など |
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設 立 | 1939年5月10日(昭和14年) 創業(1929年、昭和4年) |
資本金 | 4,050万円 |
従業員数 | 408人(2021年4月現在) |
売上高 | 150億円(2021年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 安田拓人
【創業90周年を迎えて】 創業から90年。当社は1960年代から工作機械に特化し、1マイクロメートルの 精度にこだわり、技術を蓄積してきました。国内はもちろん海外においても 「超高精度工作機械ならYASDA」と、技術力の高さに着目して選んでいただいています。 超高精度工作機械を求めるのは、世界のメーカーの中でもほんの一握りです。 数は多くはないのですが、そういった企業は厳しい条件をクリアした工作機械を 求めることから、技術力が商談の決め手となります。「価格は高いけれど YASDAのマシンでなくては」と繰返し導入される企業や、「いつかはYASDAの マシンをと思っていました」とはじめて導入された企業の喜びの声を聞くと、 「最大でなく、最高を目指す。」という当社の理念に間違いがないことを実感します。 今後は、この技術開発力を礎に、さらに世界へと市場を伸ばしていきます。 というのも、日本の工作機械業界全体の売上の7割が海外におけるものですが、 当社の海外売上はまだ4割ほど。 国内と海外の比率は半々が理想と考えています。 海外市場には、まだまだ伸び代があります。 「一流に触れてみぃ」とは創業者の言葉ですが、そこにも現れているように、 当社が目指すのは最大でなく最高です。高精度、高品質を追求する当社では、 やはりお客様も高精度、高品質にこだわりをお持ちです。 今まで数多くの企業に導入してきて実感するのは、国が違っても エンジニアたちが目指すことは同じだということ。ものづくりの現場では、 海外に出て行くというのは特別なことではないのです。 当社では、英語に関して、語学講座を用意しています。 日常会話から実務に関することまで、ネイティブの先生にチェックしてもらい 語学力の向上にも努めています。 品質の高さを、仕組みだけで実現する方法もあるのでしょうが、 当社では加えて社員ひとりひとりの責任感で実現しています。 より困難な要求に挑戦し続ける企業風土があります。 「最大でなく、最高を目指す。」思いは、今後も変わることはありません。 |
事業所 | 本社工場(岡山)
関東営業所 名古屋営業所 大阪営業所 長野営業所 仙台営業所 ドイツ営業所(デュッセルドルフ) |
現地法人 | アメリカ(シカゴ) YASDA PRECISION AMERICA CORP.
中国(上海) 安田亜司達(上海)机床貿易有限公司 |
企業理念 | 【最大ではなく、最高を目指す。】
創業以来、厳しい品質管理と優れた人材の確保や育成に注力し、今日まで、 高精度かつ高い耐久性を持つマシニングセンターを生み出してきました。 時代は変われども、根本的にYASDAのスタイルは変わっておりません。 また、現場に息づく “妥協しない姿勢” も変わっておりません。 一貫して言えることは、「精度が最優先」ということです。 精度と機能が安定したものでなければ、市場に通用しないと考えております。 |
沿 革 | 1929
創業者であり、初代社長の安田信次郎が、大阪市において 「ストロング商会」を設立。 国内で初めて、自動車シリンダーのボーリング加工及び各種ピストンを製造。 1938 国内で初めて、国内製のシリンダーボーリングマシンの開発に成功。 同時にスリーブ工具も開発。 1939 安田信次郎の個人経営を継承、大阪市において「株式会社ストロング商会」 を設立。 1940 先に開発したシリンダーボーリングマシン及びスリーブ工具を本格的に生産開始。 1944 戦時強制疎開で岡山県笠岡町(現笠岡市)に工場移転。 1945 終戦により、一時休業。 1946 工場を再開、シリンダーボーリングマシンの生産を再び開始。 1960 日本工作機械工業会に入会。 1961 自動ホーニング盤を開発。 1962 中小企業庁長官より、「中小企業合理化モデル工場」に指定される。 以降、連続して6回指定される。 同年、現本社工場(笹山工場)(里庄町)への移転を開始。 1964 横精密中ぐりフライス盤(ジグマスター)を開発。 1966 マシニングセンター(プレシジョンセンター)を開発。 1968 現本社工場(笹山工場) 第1期・第2期工事が完成。 1969 本社工場を、現本社工場(笹山工場)へ移転。 1970 安田信次郎、中ぐり盤の技術開発により、「勲五等双光旭日章」を受賞。 同年、サンドストランド社と、スピンドル工具保持機構及び工具の技術提携。 同年、ATC及び自動パレット交換装置を開発。 1971 中小企業研究センター賞を受賞。 1972 資本金を4,050万円に増資。 1976 役員改選により、「安田之彦」が2代目社長に就任。 1977 マシニングセンター「YBM70N」に関する製造技術をルーマニアに供与。 1978 マシニングセンター「YPC45」の実績により、日刊工業新聞社が主催する、 第8回「機械工業デザイン賞」を受賞。 1980 本社工場及び事務所増築完成。 同年、マシニングセンター「YBM90N」に関する製造技術をハンガリーに供与。 同年、マシニングセンター「YPC50V」を、韓国統一産業と共同開発。 1983 科学技術庁長官より、「科学技術長官賞」を受賞。 同年、マシニングセンター「YPC30」に関する製造技術を英国ブリッジポート社 に供与。 1985 恒温組立工場が完成。 1986 Y-JIT-25(ヤスダジャストインタイム)生産方式を導入。 同年、マシニングセンター「YPC45H」に関する製造技術を英国ブリッジ ポート社に供与。 1989 創業60周年にあたり、C.I.を導入。 1991 板金・塗装の一貫工場、恒温組立工場の増設及び精密測定室を新設。 1995 安田之彦、高精度マシニングセンターの発明考案により「黄綬褒章」を受章。 1997 現地法人会社設立【アメリカ シカゴ】 YPAC(YASDA PRECISION AMERICA CORP.) 2000 第2工場完成。 同年、ドイツ営業所を設立【デュッセルドルフ】。 2001 本社ショールーム及び食堂棟が完成。 同年、マシニングセンター「H40」に関する製造技術をスペイン・コンディア社 に供与。 2005 第2工場 機械工場が完成。 2006 経済産業省 「元気なモノ作り中小企業300社」に選ばれる。 2007 安田之彦、超高精度マシニングセンターの開発製造により「旭日小綬章」を 受章。 同年、シグマスター「YBM50J-S」 日本工業大学 工業技術博物館 第9回歴史的価値のある工作機械の顕彰において「ベストテクニカル賞」に顕彰。 2008 現地法人会社を設立【中国 上海】 安田亜司達(上海)机床貿易有限公司 2009 役員改選により、「安田拓人」が3代目社長に就任。 同年、第3工場(超高精度恒温・恒湿組立工場)が完成。 2011 安田亜司達(上海)机床貿易有限公司 東莞に事務所を設立。 2012 安田亜司達(上海)机床貿易有限公司 大連に事務所を設立。 2013 太陽光パネルを設置(第3工場)。 2016 第3工場を増設。 家族会社見学会を開催。 第2工場第2組立棟及び出荷棟が完成。 2017 事務所棟会議室改装。 第5工場が完成。 |
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