半年ぶりの神経内科。
気合いが入りすぎて鼻血出そう。
神様仏様マリア様。
絶対、娘に一番良い道が開ける「意見書」をゲット
する!!
お絵かき、させられませんように……。
(先日の児童精神科では、真っ先にお絵かきさせられた
のです……涙。そして、ひかりちゃん渾身の「かわいい
女の子」の絵が「4歳児レベル」と酷評され、
あっさり軽度知的障害と……。くっそう!)
神経内科のT先生、ニコニコひかりちゃんを迎え入れ
学校の様子をたずねます。
もうこの病院のヌシのようなひかりちゃんは、全く
物怖じすることもなく、わくわくと学校のことを
お話ししていました。だいぶ盛ってたけどね。
そのうち、先生が紙を出して、
8+3=
7+6=
9-3=
「ひかりちゃん、できる?」
「できるー!!」
すらすらと解くと、今度は別の紙を出して、
「漢字やった?知ってる漢字、書いてみて。」
「うん、わかった!!」
何を書くかと思ったら、一番書けなくて毎日練習して
いる「青」を。なんで~。
「もー、書けるの書きなさいよお……。」
思わずつぶやいたら、ひかりちゃんあわてて
「一」「二」「三」
あはは、そうじゃなくて。
先生が笑って「木とか、書ける?」
ひかりちゃんは得意気にうなづいて、
「ホ」
はやしも書けるよ!「ホホ」
あーあ。
まあいいや。
うちの子、こんな感じなんです先生。
「知的級」じゃなくて「情緒級」
いけませんか…… ね?
先生は「僕にはクラスの状況がわからないから、どっ
ちがいいかは言えないし、意見書にも書けないよ。
でも、二年前に70越えてて、今こうなんでしょ?
知的級では物足りないよね。ただ、情緒級で自閉の
強い子と一緒に学ぶのも、無理があるかもね。
学校の先生とよく相談して。意見書には、支援級が
妥当だ、とは書いておくから。」
はい。充分でございます。
ありがとうございます。
今のお言葉、しかと承りまして、副校長とカギノ先生
に伝えます。
盛らないように、気を付けまーす!
晴れ晴れとしてお会計のロビーに行けば、大きな
クリスマスツリー。ああ、また一年経った。
このツリーを見ながら、何回泣いたことだろう。
「アイスかいにいこう!」と跳び跳ねている娘の横に
ケモ中の小さな子がいて、ママと一緒に、じーっと
ツリーの飾りを見つめてる。
時間は流れる。
時間は過ぎ行く。
悲しみも不安も悩みも、どんどん変化していく。
みんな、がんばろう。子どものために。