概要
おなごのような見た目と、信楽だぬきや阿波狸を彷彿とさせる大きな睾丸がチャームポイント。
いわゆる男の娘であり、身長は155cm、体重は38kgと男性にしては小柄。夢見がちな妄想少年で、
イケメン(キム○クや福山○治似)が夜這いに来ることを日々妄想している。
巨大な睾丸を持っているものの、それに見合わない貧茎なのがコンプレックス。
作者は「畢」氏で、
日本全国に点在する温泉むすめ企画に対して、温泉むすこはいないのか、
と考えたことによって生み出されたキャラクターである。
というのは嘘である
真面目な概要
温泉むすめに対する度重なる誹謗中傷や弾圧、それに伴う議論の過程で突如爆誕した温泉系男の娘。
一見すると日本鬼子に連なる、いつもの「オタクの悪ノリ」で生まれたミームキャラのように見えるが、当キャラは全く真逆の批判側に位置するミサンドリー思想のクリエイターから生まれたミラーリングキャラクターである。
ミラーリングという言葉自体がピンとこない人間もいるだろう。
男女平等や女性権威を主張する団体、コミュニティなどでは昔から「ミラーリング」と呼ばれる抗議手法が用いられており、これはいわゆる「やられて嫌だったことを周りにもやって同じ気持ちを味わわせる」という非常に直接的な抗議活動スタイルである。
この界隈の女性の口が悪かったり、悪辣な活動をするのも基本的には「女性を弾圧してきた社会や男性へのれっきとした抗議」である。
つまり、玉袋ゆたかは「女性を不当に軽視し性的搾取を行う温泉むすめに抗議するべく、ミラーリングによって生み出されたカウンターキャラ」というのが実状である。
つまり、本来は元ネタへのヘイト創作に近い意図だったと言える。
しかし・・・
嫌悪感の象徴として描かれたキャラではあるのだが、その愛らしい容姿や豊満な股間のあれ、ちょっとえっちな設定などが作者の思想に反し一部のオタクたちの性癖で刺さってしまい好評を呼んでしまう。
逆に、(男の娘であるため当然ではあるが)デザインがあまりにも女性的なため、その手の界隈では『ミラーリングになっていないのでは』という困惑の声も上がっている。
温泉むすめに対するミラーリングならば、確かにゲイセクシャル趣向の男性的肉体美を強調したキャラクターにすることも可能だったはずだが、その優れたキャラデザや巧みに男性の中に女性を意識させる男の娘しぐさを使ったポージングなど、男の娘の枠にハマらない職人芸が垣間見られる。
作者の男の娘に対する造詣の深さや職人魂を伺わせる高い完成度が、キャラクターの評価につながったのだろう事が容易に想像できる。
結果として、本来の主題であるミラーリング効果は失敗と言って過言ではなく、むしろミラーリングしたことで温泉むすめのビジネスモデルが一定のコンテンツパワーを持っていたことが証明されてしまったのはとても無念である。
……
要するに「『自分たちはこんな嫌な思いをしてるんだ』と主張するべく男性オタクが嫌がるであろうキャラを作ったつもりが、”男の娘”は既に周知された性癖だった為に普通にウケてしまった」ということである。
仮に筋骨隆々とした成人男性にした所でゲイ趣味の人に喜ばれるのがオチだっただろうが。余談だが「温泉むすめに代わるキャラクター」というミサンドリー思想の人らが提示た話題が大喜利に選占拠された時にたくましい男たちが温泉に入る姿が挙げられておりどのみち袋小路だったと思われる。
ゲイ漫画家の田亀源五郎氏も「男性が嫌う絵柄というのは思いつかない」と首を傾げていた。
彼女がオタクの性癖の多様性を甘く見ていたと言うべきか、げに恐るべきはオタクの性癖の底の無さと言うべきか。
しかしこの成り行きに当の作者は納得がいかなかったらしく、褒め称えるリプをかたっぱしからブロック。
「ミラーリングがミソジニーのカウンターなのも理解できないの」と絶叫。
「なんで画力があるのにフェミになったんですか」と茶化すリプに誤字かわざとかは不明だが「こういうこと人に言っちゃうような生まれつきクソ高い下駄穿かされて攻撃性も凶暴性も無罪化され続けてる睾丸無恥な輩ばかり」と返したためさらなる爆笑とネタ扱いが加速してしまった。(参照)
医療職系のアカウントからは「睾丸があそこまで肥大するのは病気の可能性が高い」という真面目な指摘も寄せられた。(実在する病気でフィラリア感染による陰嚢水腫がある)
プロフィール
性別 | 男性 |
---|---|
誕生日 | 11月19日 |
出身地 | |
身長 | 155cm |
体重 | 38kg |
特技 | 妄想 |
好きなもの | アツギのタイツ |
スリーサイズ | 74/52/76 |
ちんカップ | SS |
玉カップ | F |
人物
普段から妄想ばかりしている
夢見がちな温泉むすこ。
自分のところにいつかキムタクや福山雅治似の
イケメンがYOBAIに来るんじゃないかと
妄想しては金玉をキュンキュンさせている。
貧茎の割に玉が大きすぎるのが
ちょっぴり悩み。
30歳になると消える。
(原文ママ)
その他
ミサンドリーの毒親の元で生まれ育った悲劇のヒロイン的な裏設定があったりなかったりする。
名前の苗字を玉袋でなく金之玉にするかでギリギリまで迷っていた。
「蟻ノ門(ありのと)わたり」というのも候補にあった。
※「浅草キッド」の玉袋筋太郎氏が「玉袋筋太郎」「シロマティ」「蟻の門渡り哲也」の中から芸名を選ばされた逸話を思い出させる。
二次創作について
発信元であるTwitterでは、玉袋ゆたかの二次創作の他、温泉むすこタグでオリジナル温泉むすこ(※男の娘以外もいます)を作る創作活動も見られる。
しかし、作者の「畢」氏は『二次利用』を禁止した後、『二次創作』も全面禁止するツイートを行った。
二次利用が禁止された際に「二次創作が禁止された」というデマ情報が流れたが、それが真実になった形といえる。
話題となった、『二次利用禁止』を批判するツイート
上記のツイートで切り取られている、公式キャラとして採用させて欲しいというツイート
『二次創作禁止』を名言するツイート
余談
作者の居住する韓国は男女間衝突が激しく、過激派女性主義者は陰茎の小ささで男性を揶揄する事が多く、それを表すサインが2017年1月に閉鎖された過激派フェミニズム・サイト「メガリア」のロゴとなっていた。
このサインが公的な場で表示されると男性側から炎上することが多く、2021年5月には、当地のコンビニエンスストア「GS25」が発表されたポスターには当該のサインで表示されること に加え、背景の星そらに当該のサインに見える箇所があるとされた結果、ポスターが撤回を余儀なくされるほか、慶尚北道浦項(ポハン)市による新型コロナウイルスワクチン予防接種広告も注射器を抓むサインが当該のサインに当たるとして抗議されるなどの事例がある。
作者が玉袋ゆたかくんに対し「貧弱な陰茎」と設定した理由は、これかもしれない。
しかし男の娘・ショタキャラの陰茎が小さいのは珍しくもない設定であり、大きい方が良いか小さい方が良いかで解釈の論争が起きる事もある。これがいい体格の青年ならまだ揶揄になったかもしれないが可愛らしい男の娘では性癖のアクセントにしかならないのであった。それどころか「陰茎は小さいのに玉袋は大きい」という設定に感心する声すら上がってしまっている。
さらに「若い男の娘が憧れるイケメンタレント」が既に当時50歳を超えている木村と福山という設定が「作者の歳がバレる」という苦笑を招くことになった。
外国(韓国)に住んでいるミサンドリストのクリエイターが、自身の思想とコンテンツへの誹謗中傷を目的に生み出したキャラクターであるが、当の「玉袋ゆたか」に対しては概ね好意的に受け取られ、すぐに二次創作が作られるなど関係各所で話題になった。
一方、作者である「畢」氏の他作品は特にバズった形跡もなく、そもそもコンテンツ自体も殆ど生み出せていないのが現状である。
「ヘイトを目的にして作ったキャラクターが多くの他人に愛されてしまう」「自身が心血を注いで作った作品は他人の目に留まらない」という、なんとも皮肉な顛末となった。
なお、作者のHNが読みにくいこともあって、既に各所で「玉袋ゆたかの作者」「玉袋ゆたかの人」「玉袋ゆたかのママ」と言われるようになっており、「玉袋先生」とすら呼ばれている。
これもまた皮肉な結末であると言えよう。
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