子どものころ学校の先生から「勉強は人生の選択肢を増やすもの」と教えられた。
勉強を頑張れば職業の選択肢が増え、将来性が広がるというのだ。
これについては理解できるんだけど、大人になるにつれて少しずつ考えが変わってきて、「将来はどうなるかなど誰にもわからない」と思うようになった。
例えば、大手企業に勤めていれば住宅ローンの審査に通りやすく、マイホームの夢を実現できる可能性は高いが、もし働けなくなったら家を手放すしかない状況に陥るかもしれない。
どんなに将来性があろうとも、そこに“絶対”はないのだ。
ゆえに富を手に入れることが大切だと考える。
お金があればローンの支払いに困ることはないし、そもそもローンは不要だ。
将来性より即効性というわけだ。
お金があれば夢を先延ばしせず、早期の実現が可能になる。
例えば……
美容整形を受けられる
数あるコンプレックスのなかでも、容姿コンプレックスが最強だと聞いたことがある。
容姿は常に見られるものだし、隠すにしても限界があるからだ。
例えば、メイクで目を綺麗に整えることはできるけども、
鼻や口元に関しては、骨格や歯が関係してくる問題なので、
医療施術を受けなければ解消できない。
美容整形は健康保険が使えないので高額になるが、
お金持ちであれば難なく資金を用意できる。
身長を伸ばせる
身長が低い悩みも容姿コンプレックスのひとつである。
成長が止まったあとだと、どんなに努力をしても伸ばせないが、
身長を伸ばす手術を受ければ、伸ばすことが可能である。
この手術はメジャーではないが、それは超高額な費用がかかることが一因だろう。
宇宙旅行ができる
今や大金を積めば、宇宙にだって行ける時代だ。
もしお金がなければ、日帰りの温泉旅行でも厳しいはずだ。
お金があればあるほど、人生のスケールは壮大なものとなる。
裏口入学できる?
裏口というと語弊があるかもしれないが、
アメリカの大学の入学資格では、財力を重視するのが現実だそうだ。
アメリカの超一流大学群であるアイビーリーグはいずれも私立だ。
私立大学が高度な教育・研究環境を提供するには、潤沢な資金が必須となる。
ゆえに(多額の寄付をしてくれる)財力がある家庭の子どもを優遇するわけだ。
人助けができる
貧乏でも人助けはできるけども、できることは限られてくる。
当然ながら、お金持ちのほうができることは多い。
「受けるより与えるほうがしあわせ」という言葉は的を射ている。
(与えるほうは)物質的な余裕はもちろん、こころにもゆとりがある。