さ板橋区選出、東京都議会議員の木下ふみこです。
3月13日 13:00-13:40 来年度予算を質疑する、都議会の山場「予算特別委員会」で都民ファーストの会東京都議団の代表メンバーとして質疑に立ちました。
昨年の私の質疑は、自民党の信じられない議事妨害に会い、質疑開始もままならない状況でした。今年も同じ2日目のトップバターの打席とわかり、今年はどうなるか?と心配しましたが、無事滞りなく質疑を終えることができました。
まず、新型コロナ感染症対策。今回の措置で浮き彫りになった、不公平への怒り、皆の不安を払拭を求める質疑を行いました。
2/27 の突然の休校要請を受け、直後の土日の2日で70名以上の板橋区民、都民の皆様から直接お話をお伺いしたご意見が、質疑のベースとなりました。
「声を聴き、声を届ける」ことの大切さを改めて実感しています。
●木下「新型コロナ感染症対策に関する正確な情報や都民に安心感を与える 知事からのリーダーとしての強いメッセージが求められている。」
小池都知事「このような時にこそ、都民の生命と健康を守るためにも、正確な情報を迅速に都民の皆様に届けていく。新型コロナウイルス感染症に関する広報の強化徹底を図るため、先月末に特別広報チームを立ち上げ、関係部局が一体となって迅速に情報を発信。「正しく恐れる」との観点にたち、都民、企業の皆様に対し、正しい情報をもとに行動することをはじめ、感染予防や正しい手洗いを呼びかけるメッセージ動画等を作成し、都のホームページやLINE等のSNSを通じて積極的に発信。新型コロナウイルス感染症に関する様々な情報をワンストップで提供する特設サイトを開設。本サイトはソースコードであるプログラムやオープンデータを公開するとともに、迅速に情報を更新することで、鮮度の高い情報を提供。様々な手段を通じ情報発信を強化し、都民の皆様の不安解消に向け万全を尽くす。
●木下「様々な企業でテレワークを活用する動きがみられるが、「非正規社員が社内のテレワーク制度を活用できない」との声があがっている。都は、正規・非正規の雇用形態を問わず、テレワークができるよう支援するべき」
産業労働局「補正予算により開始した助成事業では、テレワークを初めて導入する企業等に加え、 テレワークを利用する従業員の更なる拡大に取り組む企業等も支援の対象とている。来年度は、テレワークの業務範囲や対象従業員の拡大を図る企業に向けて、専門家を派遣し助言を行うなど、雇用形態を問わず、より多くの従業員のテレワーク活用が進むよう支援。
木下「正規・非正規格差は、こんなところにもあるかと愕然としています。不平等が生じない対策の強化を求めます。」
●木下「都営交通、窓開け、消毒などコロナ対策を強化すべき」
交通局長「駅にサーモグラフィを活用した検温コーナーを設置、地下鉄車内のつり革手すり等多くの方が手を触れる場所を中心にアルコールによる消毒で清掃を強化、窓開けにより地下鉄やバス等の車内換気を実施」
●木下「コロナで朝のピーク時の乗車率は21%削減。混雑緩和に一層努力すべき」
交通局長「都営三田線,R4年度から6両を8両編成にすることで輸送力を増強。車両更新に合わせ ICT を活用し車両情報を収集/蓄積する新システムを導入,車両ごとの混雑状況を把握し緩和に活用」
●また、献身的に社会を支えて頂いている方々への応援、都主催の演奏会・コンサートのネット配信で救える舞台・音楽関係者への配慮などを提案しました。
●木下「休校になっても子どもたちを受け入れている、保育 ●木下「フリーランス・例えば芸能・舞台関係者はイベント 「コロナという見えない敵と戦うことで、見えなかった社会が見えてきた」とは、3月10日我が会派で6度目のコロナ対策への要望書を届けた際の、小池都知事の言葉。 弱い立場にある方々の問題が表面化していることへの対応、テレワークや時差出勤、遠隔会議WEB授業などが新たに多くの人々の体験になっていることなど、コロナの危機を皆で乗り切る中で、社会を前に進める糧にしていく発想が大切だと感じています。
保育人材、福祉人材、看護・医療人材、介護人材といった