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東京入管で暴行、腰骨損傷 収容の米国人男性が国提訴へ

共同通信 / 2021年11月19日 21時0分

隔離用の部屋で後ろ手に手錠をかけられるゴードンさんを写した東京出入国在留管理局開示の静止画像(代理人弁護士提供)

 東京出入国在留管理局(東京都港区)で昨年6月、収容されていたハイチ系米国人男性が職員から腰を蹴られるなどの暴行を受けて腰骨損傷の重傷を負い、歩行に支障が出ていると訴えていることが19日、関係者への取材で分かった。男性は月内にも国に3千万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴する。

 男性はマーク・ゴードンさん(52)で今年5月に仮放免された。入管施設では過剰な制圧行為が問題化し、収容者が負傷するケースが相次いでいた。ゴードンさんは日常的に「金を払え」といった暴言も受けていたとしている。東京入管は「個別の事案については答えられない」としている。

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