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非常識なメール・アドレス問い合わせ

緊急にアンケートをお願いしたいため、今日は、記事を二本、掲載します。これが一本目です。

非常識な問い合わせ

F爺が日本語講座を受け持っている所の事務所から、こんな内容のメールが届きました。
「こういう問い合わせが来ています。どうしましょうか」

文面に目を通します。たどたどしく間違いだらけのフランス語(*)で、事務所宛てに、ほぼこういう意味のつもりらしいことが書いてありました。

(*) 男性名詞と女性名詞の区別、男性形容詞と女性形容詞の使い分けさえも出来ないのです。最低水準です。

  # 日本人の女子学生です。
  # 貴校の外国人向けのフランス語講座初級リモート講義の受講生です。
  # ゴーイチ・コジマ先生のメール・アドレスを教えてください。


これだけでした。何の用があるのか言わず、それどころか名前さえも名乗らないのです。

それに、外国人向けのフランス語初級講座をリモート受講しなければならない程度のフランス語能力しか無いのでは、正式に大学生になれたはずがありません。どんな資格でフランスに滞在しているのかを隠蔽するやり方です。あ・・・いや・・・居住地がフランスなのかどうかも、実は、分かりませんね。

事務所には
「メール・アドレスを知らせるなど、問題外です」
と返信しました。

折り返し、返信がありました。
「私どもも、非常識な要求だと思います。でも、一応お耳には入れておいたほうが良いと判断して、転送することにしました」
と書いてありました。

アンケートの質問

【「大学生だ」と偽って(←恐らく年齢を隠すため)
身分を隠し、
居住地も隠し、
名前さえも名乗らず、
目的も知らせずに、
「インターネットで簡単に経歴が判明し
顔写真も見つかり
実名でブログを開設していることも判る人物」の
メール・アドレスを要求する】
というこの行動様式をF爺は、非常識であり、無礼の極みであり、犯罪行為でさえあると感じます。

悪意の輩が何かを企んでいるのだろうと疑います。リモート講座ということは・・・もしかしたら、パリ辺りに住んでいるのかもしれません。それとも別の国か・・・。

この自称「女子学生」の正体と意図は、何であり得るでしょうか。

皆様のお考えを自由な形式でお聞かせください。

コメント

悪意しか感じません

F爺さん

最初のメールに用件が書かれていないということは、用件を伝えると無視される様な理由で連絡をしてきた可能性が高いと思われます。
もしくは「メール・アドレスを知ること」が目的で、そこから先が無いのかもしれません。

私はフランス語は全く分かりませんが、「男性名詞と女性名詞の区別、男性形容詞と女性形容詞の使い分けさえも出来ない」ということは、機械翻訳だと思います。
元の文章に翻訳に必要な情報が読み取れない場合、大抵の機械翻訳では、最低限意味が通じる訳し方をします。
試しにGoogle翻訳で「私は日本人です。」と「俺は日本人です。」をフランス語に翻訳したところ、両方とも「Je suis Japonais.」となりました。

フランス語を話せず、それでもF爺さんが日本語講座をしていることを知っていて、更には事務所への連絡方法も見つけ出したとなると、相当F爺さんのブログを読み、手がかりとなる情報を調べたのだと考えられます。
わざわざその様なことをする人となると、F爺さんのブログを荒し回ってるうちの誰かでしょう。
意図は、F爺さんのメール・アドレスを取得して、インターネット空間にばら撒きたいんだと思います。

ちなみに、私ならそれっぽいメール・アドレスを新しく作り、それを伝えて反応を伺います(笑)
用件を伝えてこない以上、返信は来ず、代わりに迷惑メールがたくさん飛んできそうですが。

なんにせよ、インターネット空間だけならまだしも、事務所にまで連絡が来るのは危ないですね。
私が言うまでもなくしていらっしゃるでしょうが、お気をつけください。

「男性名詞と女性名詞の区別」が出来ないとするとフランス語能力は「ひろゆき」と同レベルという事になりますね。
問い合わせのメール文は、まさかGoogle翻訳を使って書いたって事はないですよね・・・?

アンケートの回答前に(考える材料とするため)、
F爺様にお聞き(念のため確認)したい事があります。
F爺様が日本語講座を受け持っている所では、
「外国人向けのフランス語講座初級リモート講義」というものは、実際に存在するのでしょうか?※
そして、フランスに滞在していない外国人でも受講出来るのでしょうか?

※下記の語学コースは、
(リモートではないので)短期滞在という形になるようですが、
そもそもストラスブールで、外国人向けのフランス語リモート(オンライン)初級講座を開いている所が、実際にあるのかどうかという疑問が浮かんだので、(確認のためF爺様に)質問しました。

ストラスブール大学付属フランス語コース | フランス留学センター
https://fra-ryugaku.com/lang/iief/

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Re: 悪意しか感じません

「883s」さん

>最初のメールに用件が書かれていないということは、用件を伝えると無視される様な理由で連絡をしてきた可能性が高いと思われます。
もしくは「メール・アドレスを知ること」が目的で、そこから先が無いのかもしれません。


【自称「女子学生」は、「メール・アドレスを知ること」だけが目的だった】
と、F爺は、思います。

>フランス語を話せず、それでもF爺さんが日本語講座をしていることを知っていて、更には事務所への連絡方法も見つけ出したとなると、相当F爺さんのブログを読み、手がかりとなる情報を調べたのだと考えられます。
わざわざその様なことをする人となると、F爺さんのブログを荒し回ってるうちの誰かでしょう。


その可能性が大きそうですね。

>意図は、F爺さんのメール・アドレスを取得して、インターネット空間にばら撒きたいんだと思います。

それがF爺の真っ先に考えたことです。少なくとも、そう思わせる書き方と内容でした。

>ちなみに、私ならそれっぽいメール・アドレスを新しく作り、それを伝えて反応を伺います(笑)
用件を伝えてこない以上、返信は来ず、代わりに迷惑メールがたくさん飛んできそうですが。


迷惑メールの山で埋まるでしょうね。F爺は、そんなゲームは御免こうむります(苦笑)。

Re: タイトルなし

露堂々さん

>問い合わせのメール文は、まさかGoogle翻訳を使って書いたって事はないですよね・・・?

いや、Google擬似翻訳の可能性が大きいと思います。どう見ても「逐訳」としか思えない文字列でした。フランス語として非常に不自然なのです。

>F爺様が日本語講座を受け持っている所では、
「外国人向けのフランス語講座初級リモート講義」というものは、実際に存在するのでしょうか?


存在します。コロナ禍に対応するための苦肉の策です。2020年の秋の創設です。

>そして、フランスに滞在していない外国人でも受講出来るのでしょうか?

ストラスブールは、国境の町です。昔から、日本語講座受講生の中にもドイツ在住の人がいました。F爺合唱団にも、ドイツから通って来る団員のいた年があります。また、フランス人指揮者で、一時期、毎週国境を越えてドイツの合唱団を指揮していた人を知っています。

事務室では受講を希望する外国人の居住地の真偽や滞在許可証までは確認しませんから、そのつもりなら日本在住でもオーストラリア在住でも受講できます。手続きも、受講料の支払いも含めて、全てオンラインで出来ます。大きな時差がありますから、開講時間に合わせるのは大変だろうと思いますが。

Re: Re: 非常識なメール・アドレス問い合わせ

「屋根裏部屋のAlto弾き」さん

お心遣いありがとうございます。

当ブログのコメント欄では、お申し越しのことを実行している投稿者が「ぴゅろゆき」騒動以前から暗躍しています。

但し、当初は、そうではありませんでした。だから尻尾は、既に摑んでいるのです。

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Profil

F爺・小島剛一

Author:F爺・小島剛一
 F国(= フランス)に住む日本人の爺さん。
 専門は、言語学(特にトルコ語、ザザ語、ラズ語など)、民族学、日本語文法、作曲・編曲、合唱指揮など。
 詳しいことは「Catégories」欄の「自己紹介」という記事に。

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