講師経歴・専門分野 　大学卒業後、事務所開業資金を捻出するため、 １年間バイト生活をしたのち、金なし、コネなし、経験なしの３なし状態から、 平成１７年に行政書士事務所を開所しました。 　その後平成１９年９月に社会保険労務士登録も行い、 現在は行政書士・社会保険労務士事務所として、日々忙しく仕事をさせていただいております。 主に取り扱っている内容 行政書士・・・会社設立、会社変更、建設業許可、内容証明　など 社労士・・・各種保険加入、就業規則作成、労災申請、給与計算、助成金申請　など

開業当初困ったこと 　上記のように３なしの状態からはじめましたので、 現在こそ忙しく仕事させていただいておりますが、当時はすごく苦労しました。 中でもやはり実務経験が絶対的にないということが大きなネックであり、 不安でした。特に他の事務所で下積みをしたわけでもなく、企業の総務部や経理部に居たわけでもありませんので、 すべての事が未経験でした。実務に不安があると、 仕事をとってきてもどうしよう・・・という思いも、恥ずかしながらありました。 仕事に自信がないから積極的な受注ができない ↓ 売り上げが上がらない という悪循環でした。 同じような待遇の方も多いのでは 　税理士は実務経験が２年以上必要ですので、下積みがない方はいらっしゃらないと思います。 弁護士も司法修習、先輩事務所での下積みが一般的ですので、即開業ということは少ないと思います。 　その点、行政書士や社労士は人材を募集している事務所が極めて少なく、 下積みなしで開業される方の方がむしろ大多数ではないかと思います。 私も同じ経験をしておりますので、下積みなしの実務に関する不安は非常によくわかります。 求める教材が見当たらない 　当時、有料でも実務を教えてくれるところがあれば、よろこんで行ったと思います。 何か行政書士・社労士向けに実務を教えてくれる教材があればと探しましたが、ほとんど見当たりませんでした。 　また偶然見つけても、概論だけのまったく実務には、役に立たないものばかりでした。 当時の落胆と不安は切実だったように思えます。 あったらいいなを形にしました 　そこで、今、当時の私と同じように実務に関して不安をいただいている方の不安を 少しでも解消しようというコンセプトで作成したのが、 当社の実務ＤＶＤシリーズ（行政書士・社会保険労務士）です。 当時の苦い経験から まったくの知識なしでも容易に理解できる 明日からの実務に役立てることができる を絶対条件に作成しました。 この２つを満たさないと、開業予定者または実務経験のない 行政書士・社労士開業者の方の不安を解消できないと考えたからです。 当時の私が欲しかったものをそのまま形にしました。 実務に自信がつくと 実務に自信がつくと、仕事にも自信がつきます。 逆に実務に自信がないと、積極的に営業する気持ちも起きません。 本教材は、実務に関する不安を少しでも解消すべく作成しました。 少しでもお役に立てれば幸いです。

これから建設業許可業務に取り組みたい方へ 　本教材は行政書士業務でも中心業務のひとつ、建設業許可申請について取り上げています。 建設業許可申請は現在も行政書士業務のメジャー中のメジャーです。 ＊報酬単価が年々下がっている行政書士業務の中でも、ほぼ単価に変動がありません。 　しかしながら、建設業許可申請は容易ではありません。 難解な許可要件の把握、 膨大な書類、 貸借対照表などの財務諸表などなど 初学者の方が乗り越えるべきハードルは多く、 建設業許可申請に興味があるけど、なんだか難しそうで断念した という行政書士開業（予定）者の方も非常に多いと思います。 そんな複雑難解な建設業許可を、知識０の方でもご理解いただけるよう、 大ボリュームでわかりやすく解説します。 　複雑難解だからこそ、相談や依頼もあり、高報酬も見込めます。 難解であることはチャンスとも言えます。 建設業許可申請を行えることは、貴事務所の大きな強みになります。 食わず嫌い、やらず嫌いは非常にもったいない業務です。 建設業許可申請のススメ 　建設業許可申請は行政書士事務所にとって非常に魅力的な点が多くあります。 上記の安くない代行報酬もそのひとつですが、他にも ○会社設立などの関連業務もお願いされることがある。 ○許可取得後も定期的に業務がある。 （少なくとも年１回の決算変更届＋５年に１回の更新） 　特に単発の仕事が多い行政書士にとっては、許可後も定期的に依頼の発生する可能性の高い、 建設業許可申請は、事務所の安定経営の基礎となります。

魅力いっぱいの建設業許可申請ですが、前述のとおり難易度の高い業務でもあります。 独学で体得するのは相当な労力が必要です。 　そこで、少しでも多くの初学者の方が、実務知識を身に着け、実際に生かしていただけるよう、 難しいとされる要素を３つ（基礎知識、書類作成、財務諸表）にわけて、 それぞれの巻で詳細な解説および資料、実物見本を用意して、知識を身に着けていただけるよう、作成・編集しました。 　全くの初学者の方が理解できることを大前提に作成しましたので、 全くの初学者の方でも安心して取り組んでいただけると思います。