これからシアトルに行くにあたって、持っていくべき服装はどういったものがいいか悩みますよね。シアトルは緯度が47度と北海道よりも高いですが、平均気温が夏期24℃、冬期2℃と、気温差はあまりないです。市街地は降雪も少ないため、結論からいうと日本と同じ服装でも問題ありません。
ここではシアトルの気候やおすすめの服装、ベストシーズンについて紹介します。
[目次]
シアトルは日本同様に四季があります。夏でも30℃を超えることはあまりなく、冬でも最低気温が氷点下になることはほとんどないため、日本からの留学生にとって快適に過ごせる気候が魅力です。
2019年のシアトルと東京の月別平均気温
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シアトル | 7℃ | 3℃ | 9℃ | 11℃ | 16℃ | 17℃ | 19℃ | 20℃ | 17℃ | 10℃ | 8℃ | 7℃ |
東京 | 5.6℃ | 7.2℃ | 10.6℃ | 13.6℃ | 20℃ | 21.8℃ | 24.1℃ | 28.4℃ | 25.1℃ | 19.4℃ | 13.1℃ | 8.5℃ |
例年(1982-2012年)のシアトルと東京の月別平均気温
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シアトル | 4.3℃ | 6.1℃ | 7.2℃ | 9.5℃ | 12.7℃ | 15.6℃ | 18.1℃ | 18.1℃ | 15.6℃ | 11.5℃ | 7.2℃ | 5.1℃ |
東京 | 5℃ | 6℃ | 7℃ | 14℃ | 19℃ | 22℃ | 26℃ | 27℃ | 23℃ | 18℃ | 12℃ | 8℃ |
データ参照:気象庁「平均気温 」、timeanddate.com、DLIMATE-DATA.ORG
シアトルでは東京と比べると夏場の気温が涼しく、快適な生活が送れます。冬場の気温も日本ほどとなっているため、寒くて生活に耐えられないということはないでしょう。
2019年のシアトルの月別最高気温・最低気温
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高 | 13℃ | 11℃ | 27℃ | 19℃ | 28℃ | 34℃ | 31℃ | 31℃ | 27℃ | 18℃ | 16℃ | 13℃ |
最低 | -2℃ | -9℃ | -4℃ | 2℃ | 6℃ | 11℃ | 13℃ | 13℃ | 5℃ | -1℃ | -4℃ | -2℃ |
例年(1982-2012年)のシアトルの月別最高気温・最低気温
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高 | 7℃ | 9.5℃ | 11.2℃ | 14.2℃ | 17.8℃ | 20.7℃ | 23.7℃ | 23.5℃ | 20.6℃ | 15.4℃ | 10.3℃ | 7.7℃ |
最低 | 1.6℃ | 2.7℃ | 3.2℃ | 4.9℃ | 7.7℃ | 10.6℃ | 12.5℃ | 12.7℃ | 10.7℃ | 7.6℃ | 4.2℃ | 2.5℃ |
データ参照:timeanddate.com、DLIMATE-DATA.ORG
シアトルでは夏でも朝晩は冷え込み、最低気温が10℃台前半となるため注意が必要です。冬場は最低気温がマイナスになる日もあるため、しっかりとした防寒対策が必要になります。
2019年のシアトルと東京の月別降水量
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シアトル | 97mm | 118mm | 35mm | 90mm | 16mm | 23mm | 29mm | 31mm | 84mm | 93mm | 44mm | 202mm |
東京 | 16mm | 42mm | 117.5mm | 90.5mm | 120.5mm | 225mm | 193mm | 110mm | 197mm | 529mm | 156mm | 76.5mm |
例年(1982-2012年)のシアトルと東京の月別降水量
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シアトル | 151mm | 105mm | 94mm | 63mm | 42mm | 39mm | 21mm | 30mm | 45mm | 88mm | 146mm | 145mm |
東京 | 47mm | 62mm | 101mm | 122mm | 139mm | 185mm | 132mm | 148mm | 185mm | 174mm | 90mm | 50mm |
データ参照:気象庁「平均気温 」、気象庁「地点別データ・グラフ」、DLIMATE-DATA.ORG
シアトルでは、春から夏にかけて湿度が低くカラッとして過ごしやすいです。秋から冬にかけては、雨期に入るため、湿度が高くなりジメジメした気候となります。ただし降水量は少なく、傘をささずに過ごす人がほとんどです。
シアトルへ滞在する場合、どういった服装が適しているのか、季節ごとに見ていきましょう。
ここではシアトルの季節ごとの様子と、おすすめの服装をご紹介します。
春の始まりは遅く、日本の感覚からすると大体4月の終わり頃から5月上旬に段々と春めいていき、6月後半からは一気に夏の日差しに変わっていきます。ただしワシントン大学には桜があり、開花は3月下旬のため、気温に反して桜の開花により、春を先に感じることもできます。
平均気温は、5月で15.4℃、6月で17.5℃、7月で19.3℃となっており、日本の春よりも少し寒い程度です。降水量は冬と比べると減り、5月で24mm、6月で45mmとなります。
4月の最初の方でも冷え込みが厳しくなるので、4月はまだ冬用のコートが手放せません。5月に入ると春っぽくなり、長袖のシャツにパンツ、またはワンピースに1枚羽織るものでも過ごせるようになります。
シアトルの夏は1年を通して最も快適に過ごせる季節です。そのため毎日のようにたくさんのイベントが行われます。気温も暑い日でも28℃ぐらいまでしか高くならず、かつ湿度が低いため、スポーツをやっても少し汗をかく程度で、どのようなアクティビティも気持ちよく行えます。
服装は半袖1枚、または夏用ワンピースなど、日本の夏の格好と同じで十分です。日本の夏よりも日差しが強いため、帽子やサングラスがあると便利でしょう。
最近では、9月の中頃まで半袖で過ごせるほどの夏日になることがあります。日照時間も長く、夜9時まで外が明るいこともあり、外遊びをするには最高の季節となります。夜は若干冷え込むことがあるため、薄手の羽織るものを一枚持っているといいでしょう。
Photo by : visit seattle
9月も後半になると、次第に気温が下がり、雨も多くなっていきます。「エバーグリーン(常緑)」の異名を持つワシントン州ですが、秋になることで、紅葉する木々とのコントラストが楽しめます。服装は日本の秋の服装そのままで、薄手のセーターやジャケット、または秋用コートなどがあれば少し肌寒い時でも安心して過ごせます。
10月の紅葉と共に雨が多くなり、雨が降る度に気温が下がっていきます。9月の降水量は27mm前後ですが、10月には255mm、11月には165mmと雨が多くなります、11月中旬にはぐっと冷え込むことが多く、一時的に氷点下近くまで気温が下がることがあるため、冬用のコートが必要になります。
11月中旬の冷え込みから冬の到来です。日本の冬と似た気候とはいえ、北海道より緯度が高いシアトル。日本より期間が長い冬となります。4月までは、日本の2月の終わりから3月中旬のような気温で、雨がまだ多い季節になります。
ただ気温自体が氷点下を下回ることはなく、12~2月の平均気温は6℃前後と、「シアトル」=「冬は寒い」と想像するほどの寒さではありません。感覚的には、東京の通常の冬に雨が多い日が続くというようなイメージです。そのため服装も、日本の冬用のものをそのまま使えば、寒さ対策としては十分です。
夜の冷え込みは日本より若干厳しいため、手袋や厚手のセーターがあると安心です。また雨が多いため、雨対策として、レインコートや長靴があるといいでしょう。(日本から持ってくる必要はなく、現地で十分購入可能です。)
シアトルのベストシーズンは何と言っても7月〜9月です。カラッと乾燥していて気温も適温のため、外を歩くだけで気持ちがいい季節です。
イベントが多く開催され、独立記念日の花火大会・ランチタイム野外コンサート・アウトドアシアターフェスティバルなど、シアトルの活気が一番楽しめる季節でもあります。ヨーロッパほどの長いバカンスもなく、むしろ夏は観光客が多く訪れる稼ぎ時のため、多くの店が開いています。
ただ雨の多い冬でも、ウィンタースポーツを楽しむことができます。レニア山やカスケード山脈など、シアトルを囲む近郊の山々では雪が積もるため、スキーやスノボー・ジャンプ・ハーフパイプといった、レジャー面でも冬のシアトルが満喫できるでしょう。
ここまで四季それぞれの気候とおすすめの服装を紹介しました。ここでは留学生向けに具体的にどんな服装を、どれくらい持って行った方がよいかを紹介します。
留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。
・Tシャツ:5〜7枚
・タンクトップやキャミソール:5〜7枚
・パンツやスカート:2〜3着
・薄手のパーカーやカーディガン:2〜3枚
・ジャケット:1枚
・スニーカーやサンダル:1〜2足
シアトルでは、以下の場所で服を購入できます。
【ショップ】
・ウォルマートなどのスーパーマーケット
・H&MやFOREVER21などのファストファッションブランド
・GAPやOLD NAVYなどの現地ブランド
・アウトレットショップ
ファストファションであれば、値段は以下の通りです。
【相場】
・Tシャツ:約5米ドル(565円)〜
・ニット:約15米ドル(1,695円)〜
・パンツ:約10米ドル(1,130円)〜
・ジャケット:約50米ドル(1,200円)〜
特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。
以上のように、シアトルの気候は、夏が最も過ごしやすく、冬は雨が多く、春と秋は日本と比べると短いのが特徴です。全体的には日本よりも湿度が低く乾燥しているため、湿気が肌にまとわりつくような不快感はなく、その過ごしやすさが日本人観光客にも人気です。
服装はシアトルだからといって、防寒対策を特別にする必要はなく、日本で着ていた服をそのまま持ってくれば大丈夫です。
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