マニラはフィリピンの首都にある都市で、ルソン島中西部にあり、マニラ湾東岸に位置しています。東南アジアでありながら、異国の雰囲気漂う場所でもあります。かつてスペインの植民地であったことから、スペインの文化を感じることができます。
物価が安いことから観光や、留学に人気が高い場所でもあります。
今回はマニラの気候、服装、ベストシーズンについてご紹介していきます。
マニラの気候は、高温で多湿の「熱帯気候」に属しています。年間を通じて暖かく、年平均気温は26℃〜27℃です。一年中気温の差があまりなく、温暖な気候を維持しています。
2019年のマニラと東京の月別平均気温
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マニラ | 26℃ | 26℃ | 28℃ | 30℃ | 29℃ | 30℃ | 28℃ | 28℃ | 28℃ | 28℃ | 28℃ | 27℃ |
東京 | 5.6℃ | 7.2℃ | 10.6℃ | 13.6℃ | 20℃ | 21.8℃ | 24.1℃ | 28.4℃ | 25.1℃ | 19.4℃ | 13.1℃ | 8.5℃ |
例年(1982-2012年)のマニラと東京の月別平均気温
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マニラ | 25.7℃ | 26.1℃ | 27.5℃ | 28.8℃ | 29.3℃ | 28.3℃ | 27.5℃ | 27.3℃ | 27.2℃ | 27.3℃ | 26.8℃ | 25.9℃ |
東京 | 5℃ | 6℃ | 7℃ | 14℃ | 19℃ | 22℃ | 26℃ | 27℃ | 23℃ | 18℃ | 12℃ | 8℃ |
データ参照:気象庁「平均気温 」、timeanddate.com、CLIMATE-DA.ORG
2019年のマニラの月別最高気温・最低気温
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高気温 | 32℃ | 33℃ | 34℃ | 36℃ | 36℃ | 36℃ | 34℃ | 32℃ | 33℃ | 33℃ | 33℃ | 33℃ |
最低気温 | 20℃ | 19℃ | 21℃ | 18℃ | 23℃ | 20℃ | 23℃ | 21℃ | 24℃ | 23℃ | 21℃ | 22℃ |
例年(1982-2012年)のマニラの月別最高気温・最低気温
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高気温 | 29.8℃ | 30.6℃ | 32.3℃ | 33.7℃ | 33.8℃ | 32.1℃ | 31℃ | 30.5℃ | 30.6℃ | 30.9℃ | 30.5℃ | 29.7℃ |
最低気温 | 21.6℃ | 21.6℃ | 22.7℃ | 24℃ | 24.9℃ | 24.6℃ | 24.1℃ | 24.1℃ | 23.9℃ | 23.7℃ | 23.1℃ | 22.2℃ |
データ参照:気象庁「平均気温 」、timeanddate.com、CLIMATE-DA.ORG
8月と12月の気温の差はあまりなく、どちらも30℃を越える日が多いです。
2019年のマニラと東京の月別降水量
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マニラ | 3mm | 5mm | 3mm | 1mm | 150mm | 280mm | 272mm | 584mm | 293mm | 73mm | 103mm | 121mm |
東京 | 16mm | 42mm | 117.5mm | 90.5mm | 120.5mm | 225mm | 193mm | 110mm | 197mm | 529mm | 156mm | 76.5mm |
例年(1982-2012年)のマニラと東京の月別降水量
月別 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マニラ | 17mm | 8mm | 13mm | 26mm | 125mm | 273mm | 407mm | 441mm | 346mm | 193mm | 135mm | 63mm |
東京 | 47mm | 62mm | 101mm | 122mm | 139mm | 185mm | 132mm | 148mm | 185mm | 174mm | 90mm | 50mm |
データ参照:気象庁「平均気温 」、気象庁「地点別データ・グラフ」、CLIMATE-DA.ORG
6〜11月が雨季、12〜5月が乾季となっています。マニラの年間降水量は2,026mmで、東京の年間降水量の1528.8 mmと比べて、マニラの降水量は多いということがわかります。
雨は午前・午後の1回ずつ1〜2時間ざっと降り、その雨はスコールと呼ばれています。下水道がきちんと整備されていないマニラは、スコールが降った後に洪水が起きやすくなっているため注意が必要です。雨季にマニラへ行く際は折り畳み傘が必須になります。
マニラの紫外線はとても強いです。太陽が上がっている12時から15時の間はできるだけ直射日光を避けておいた方が良いでしょう。曇っていても紫外線は強いので、日焼け止め、サングラス、帽子で肌を守るようにしてください。
マニラは常夏で、年中気温が高いですが、時期によっては肌寒く感じることがあります。行く時期に合わせて適した服装の用意をしてください。
マニラの乾季はとても暑いです。現地ではこの時期を夏と呼んでいます。平均最高気温は35℃前後まで上昇し、最低気温は27℃前後です。この時期は雨が降らず一日中太陽が照りつけます。夜になっても気温が高いままなので、エアコンなしでは眠れないほどになります。
また、湿度が高いため少し外を歩いただけでも汗をかきます。水分補給を忘れずにするようにしてください。
雨季に近づくと朝晩は涼しいので、カーディガンなどの羽織りものを持っていると安心です。涼しくなっても、日差しが強いので紫外線対策はしっかりとするようにしてください。
服装は半袖、またはノースリーブと短パンで過ごすことができます。日差しが強いので紫外線対策をするようにしてください。
マニラの建物内は冷房が強いことが多いです。外で汗をかいた後に室内に入ると寒く感じることがあります。汗ふきタオルと、羽織りものを持ち歩くようにしてくださいね。
この時期は気温が高いことから、マリンスポーツに適しています。海水浴を楽しみたい方は、水着などの用意をしていくと良いでしょう。
この時期からマニラは雨季に突入します。非常に天候が不安定で、雷を伴う雨が1〜2時間降ることも多いです。台風が上陸することがありますのでご注意ください。
渡航の際には必ず折り畳み傘やカッパなどを持って行くようにしてください。
平均最高気温は27℃〜30℃前後と乾季とあまり変わりませんが、雨季に入ると湿度が上がっていき、蒸し暑さを感じるようになります。半袖短パンで過ごすことができ濡れた後に建物に入ると冷房がきつくて寒く感じることがあります。タオルと羽織りものを持ち歩くようにしましょう。
また、雨が続くと道が冠水することがあります。この冠水した水はあまり綺麗ではなく、不衛生で最近や虫がつくことがあります。
水に足をつけてしまった場合は、現地スーパーやコンビニエンスストアで70%に薄めたアルコールを買って、足を水洗いした後アルコールで消毒するとよいでしょう。
雨や冠水がすごい場合には、無理して外出はせず高い場所で待つようにしましょう。スコールは長い時間降り続けることはないため、1〜2時間も待てば水も引いていきます。
雨季も気温は高いため、乾季と同様半袖、またはノースリーブと短パンで過ごすことができます。しかし朝晩は冷え込む日もあるので、カーディガンなどの羽織りものを1、2着持っていると安心です。
ここまで乾季、雨季それぞれの気候とおすすめの服装を紹介しました。ここでは留学生向けに具体的にどんな服装を、どれくらい持って行った方がよいかを紹介します。
留学の場合、多くの学校がランドリーサービスを利用できるので、必要以上に衣服を持っていく必要はありません。洗濯は早くて1日、遅くても3日ほどで返されるため、持っていく服の枚数を抑えたい方は4、5日分の服装を用意しましょう。
・半袖Tシャツ:4〜5日分
・短パン:2〜3日分
・タンクトップなどインナー:4〜5日分
・パーカーやカーディガン:1枚
またマニラでは、以下の場所で服を購入できるので、マニラに到着後に服を買い揃えるという選択肢もあります。
【ショップ】
・スーパーマーケットの服売り場
・H&MやFOREVER21、MANGOなどのファストファッションブランド
・アヤラモール、SMモールなどのショッピングモール
・マーケットの路面店
また値段はすこし高くなるものの、ユニクロも出店しています。
【相場】
・Tシャツ:約200ペソ(400円)〜
・パンツ:約300ペソ(600円)〜
・パーカー:約300ペソ(600円)〜
・ビーチサンダル:約40〜50ペソ(80〜100円)
ビーチサンダルなどは日本の冬に出発しても、現地で購入可能です。
気候とは関係ありませんが、マニラでは派手な服装を避けたほうが良いでしょう。マニラは治安があまりよくありません。
日本人は目立ってしまうことが多く、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。そのため。派手な色の服装や、アクセサリー類などは身につけない方が良いです。
少しボロくなった半袖のシャツやチノパンのような服装で過ごしましょう。足元は歩きやすい運動靴か、ビーチサンダルなどで何かあってもすぐ動けるものにしてください。
マニラはドレスコードがあるお店に行く場合でも、ポロシャツかYシャツとチノパンといった服装で問題ありません。女性の場合は色合いがおとなしいワンピースを一枚持っておくと良いでしょう。
マニラの治安については、下で詳しく紹介しているので現地生活をより安全なものにするためにもぜひ参考にしてみてください。
マニラのベストシーズンは乾季の12〜5月になります。この時期の中でも12月頃は湿度が低くなり、気温が下がるため過ごしやすい時期です。
避けたいシーズンは雨季の6〜11月の時期で、雨が多く冠水することが多いため、快適とはいえません。また、台風がくる時期でもあるので、注意するべきことが多いです。
以上マニラの気候と季節ごとの服装についてでした。マニラを訪れる際は参考にしてみてください。
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