竹島「上陸はあり得ない」日米韓共同が会見中止に

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 アメリカで開かれた日米韓外務次官協議の共同会見が急きょ、取りやめになりました。原因は竹島を巡る日韓の対立です。

 アメリカのワシントンで開かれた日米韓3カ国による外務次官級協議。対中国政策や北朝鮮情勢などが話し合われ3カ国が連携する重要性を確認。

 ところが、結束をアピールするはずの共同会見が急きょ取りやめとなりました。

 アメリカ、シャーマン国務副長官:「以前からそうなのですが、日本と韓国の間には解決すべきいくつかの見解の不一致があります。今回の協議とは無関係のその見解の不一致が理由で記者会見の形式が変更となりました」

 共同記者会見、日本側が拒否していました。

 松野官房長官:「今般の竹島を巡る事案に関し韓国側に強く抗議をしているなか、共同記者会見を実施することは不適当と判断したところであります」

 韓国が不法占拠し実効支配を続ける島根県の竹島に16日、韓国警察のトップ・金昌龍(キム・チャンリョン)警察庁長官が上陸し警備隊員を激励しました。

 これに日本政府は強く抗議しています。

 外務省幹部:「3カ国協議の直前に上陸はあり得ないこと。並んで共同会見なんてしたら何もなかったことのようになってしまう。それは日本としてはできない」

 国際舞台で冷え込んだ日韓関係が改めて浮き彫りとなる形となりました。