この記事は Google Developers Blog の記事 "What is Google's Dev Library––a new open-source platform for developers" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Dev Library ロゴのバナー 世界中のデベロッパーが、オープンソースのツールやチュートリアルを作成しています。しかし、それを見つけてもらうのは簡単なことではありません。多くの場合、公開されるコンテンツは、GitHub から Medium まで、たくさんのサイトにまたがっています。そこで Google は、Google のテクノロジーに関連する優れたプロジェクトを 1 か所にまとめて紹介する場所を作ることを決定し ...
この記事は Google Developers Blog の記事 "What is Google's Dev Library––a new open-source platform for developers" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Dev Library ロゴのバナー 世界中のデベロッパーが、オープンソースのツールやチュートリアルを作成しています。しかし、それを見つけてもらうのは簡単なことではありません。多くの場合、公開されるコンテンツは、GitHub から Medium まで、たくさんのサイトにまたがっています。そこで Google は、Google のテクノロジーに関連する優れたプロジェクトを 1 か所にまとめて紹介する場所を作ることを決定し、Dev Library を公開しました。Dev Library は、Google のテクノロジーを使って構築されたプロジェクトや、それに関する記事を厳選して集めたアーカイブです。

このプラットフォームには、ブログ投稿やオープンソース ツールが掲載され、わかりやすい操作で閲覧できるようになっています。プロダクトの領域として、機械学習、Flutter、Firebase、Angular、クラウド、Android を扱っています。

Dev Library がほかと異なる点は何ですか?

皆さんが申請したすべての記事やプロジェクトがサイトに掲載されるとは限りません。Google のエキスパートからなるチームが、それぞれのトピックの正確性や関連性を吟味します。そのため、サイトに掲載されたコンテンツは、Google が承認したことを意味しています。

どのように役立ちますか?

目につきやすくなります。広い専門性を持っているデベロッパーでも、その知識をアピールするのは大変なことです。Dev Library は、皆さんが世界に向かって「ねえ!すばらしいプロジェクトを作ったんだけど、ぜひ見てみない?」と声をあげる方法の 1 つです。

さらに、同じように Dev Library でプロジェクトを公開している貢献者仲間のネットワークを得ることもできます。

貢献者の皆さんによる作業を応援するため、1 人ずつ専用の作者ページを作成して、1 か所でプロジェクトを一覧できるようにしています。

Dev Library ではどんなコンテンツが見つかりますか?

このサイトに幅広いコンテンツが掲載されている証として、公開されているコンテンツや作成したデベロッパーの動画インタビューの一部を紹介しましょう。

最終的な目的は何ですか?

優れた文章を書けるデベロッパーを増やすことです。あらゆる種類のプロジェクトを経験し、知識を備えているにもかかわらず、それを表現するのに苦労するデベロッパーを見かけることは少なくありません。しかし、自分の作業について文章化できるデベロッパーがもっと必要です。経験してきた苦労や実際に書いたコードブロック、プロジェクトを形にする方法といった内容です。

Dev Library を通じて、変化を生み出したいと思っています。

優れた文章を書けるデベロッパーを増やし、マーケティングの質を向上させ、詳しい説明を待っている世界中のユーザーにアプローチしてもらえることを期待しています。

どうすれば Dev Library をサポートできますか?

Dev Library をさらに成長させるために、皆さんにご協力いただける方法が 2 つあります。
  1. Dev Library で公開したい優れたコンテンツをお持ちの方は、こちらからレビューの申請をしてください。
  2. フィードバックも歓迎しています。Dev Library サイトに追加や変更の希望がある方は、こちらの簡単なフィードバック フォームに入力するか、GitHub で Issue を送信してください。
皆さんからの申請やフィードバックを楽しみにしております。

Dev Library が皆さんのオープンソース作品を公開するすばらしい場所になるように、ご協力をお願いいたします。

この記事はプライバシーおよびデータ保護オフィス、プロダクト マネージャー、Sam Heft-Luthy による Google Online Security Blog の記事 "Google Protects Your Accounts – Even When You No Longer Use Them" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

デジタル アカウントが使われなくなったら、何が起きるのでしょうか。これは、私たち全員が自問するべき質問です。使われなくなり、放置された古いアカウントは、サイバー犯罪のターゲットになる可能性があるからです。

実際、最近発生したよく知られている不正アクセスの相当数で、使われなくなったアカウントが狙われています。石油パイプライン会 ...
この記事はプライバシーおよびデータ保護オフィス、プロダクト マネージャー、Sam Heft-Luthy による Google Online Security Blog の記事 "Google Protects Your Accounts – Even When You No Longer Use Them" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

デジタル アカウントが使われなくなったら、何が起きるのでしょうか。これは、私たち全員が自問するべき質問です。使われなくなり、放置された古いアカウントは、サイバー犯罪のターゲットになる可能性があるからです。

実際、最近発生したよく知られている不正アクセスの相当数で、使われなくなったアカウントが狙われています。石油パイプライン会社 Colonial Pipeline が受けたランサムウェア攻撃を調査したコンサルタントによると、この攻撃は、使われなくなり、多段階認証が適用されていないアカウントを通して発生しました。今年の夏に起きた T-Mobile への不正アクセスも、古い請求ファイルを通して、使われなくなったプリペイド アカウントの情報がアクセスされました。使われなくなったアカウントは、深刻なセキュリティ リスクをもたらす可能性があります。

Google ユーザーがこの問題を解決するために利用できるのが、アカウント無効化管理ツール です。Google がアカウントを無効と見なすべきタイミングや、Google がデータを消したり信頼できる連絡先と共有したりするべきかどうかを、皆さんご自身で決めることができます。

動作の仕組み

アカウント無効化管理ツールは、アカウント設定からアクセスできます。登録すると、3 つのことを尋ねられます。
  1. アカウントを無効と見なすべきタイミング : どのくらい未使用の期間が続いたら Google がアカウントの処理を行うかを、3 か月、6 か月、12 か月、18 か月から選択できます。Google は、指定された期間の 1 か月前に、スマートフォンへのメッセージと指定されたアドレスへのメールで通知します。
  2. 通知する対象者と共有する内容 : 皆さんの Google アカウントが無効になったときに、Google が通知する人を 10 人まで選択できます(セットアップ中には通知されません)。ここで指定した人が、データの一部にアクセスできるようにすることも可能です。信頼できる連絡先とデータを共有する場合、通知されるメールには、共有対象として選択したデータのリストと、そのデータをダウンロードできるリンクが含まれます。信頼できる連絡先と共有するデータには、写真、連絡先、メール、ドキュメントなどを含めることができます。さらに、Gmail の自動返信も設定可能です。件名とメッセージには、アカウントを使わなくなったことを説明する内容を自由に指定できます。
  3. 無効になった Google アカウントを削除するかどうか : アカウントが無効になると、Google はそのコンテンツをすべて削除するか、指定した連絡先に送信します。指定した人がコンテンツをダウンロードできるように設定している場合は、削除前の 3 か月間でダウンロードすることができます。Google アカウントを削除する場合、公開しているデータ(YouTube 動画や Blogger のブログなど)も削除されます。自分のアカウントに関連付けられているデータは、Google ダッシュボードで確認できます。アカウントで Gmail を使っている場合は、アカウントが無効になると、そのメールにアクセスできなくなります。Gmail のユーザー名を再利用することもできません。
アカウント無効化プランは簡単な手順で設定できます。これにより、データを保護し、アカウントが無効になっても安全な状態を保ち、皆さんがアカウントにアクセスできなくなったとしても、デジタル遺産は確実に信頼できる連絡先に渡ります。プライバシー診断でも、アカウントのプランの作成を促すようになりました。また、プランについてのリマインダーも、随時メールでお送りします。

Google は、皆さんのオンラインの安全を維持するため、たゆまぬ努力を続けています。セキュリティを強化するその他の方法については、安全性を保つためのヒント トップ 5 を確認するか、セーフティ センターにアクセスしてください。日々 Google がどのようにして皆さんのオンラインの安全を維持しているかについて知ることができます。

この記事はプロダクト マネージャー、Vikrant Rana、グループ プロダクト マネージャー、Badi Azad による Google Developers Blog の記事 "Google OAuth incremental authorization improvement" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。


概要

Google Identity は、データの保護において Google を信頼してくださっている Google アカウント ユーザーに充実した機能を提供すべく、日々努力を重ねています。同時に、ユーザーにすばらしい体験を提供するアプリを作るデベロッパー コミュニティにも貢献したいと考えています。Google とデベロッパーとの連携により、ユーザーは次の 3 つの重要な方法でデータの共有を管理できるようになっています。

この記事はプロダクト マネージャー、Vikrant Rana、グループ プロダクト マネージャー、Badi Azad による Google Developers Blog の記事 "Google OAuth incremental authorization improvement" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。


概要

Google Identity は、データの保護において Google を信頼してくださっている Google アカウント ユーザーに充実した機能を提供すべく、日々努力を重ねています。同時に、ユーザーにすばらしい体験を提供するアプリを作るデベロッパー コミュニティにも貢献したいと考えています。Google とデベロッパーとの連携により、ユーザーは次の 3 つの重要な方法でデータの共有を管理できるようになっています。

  1. 誰が自分のアカウント データにアクセスできるかを決定する際に、ユーザーは対象を細かく制御できます
  2. ユーザーが Google アカウントのデータをアプリと共有することにした場合、簡単かつ安全な操作で共有できます
  3. 具体的にどんなデータをアプリと共有しているかを、ユーザーに明らかにします

現在行っていること

以上の内容を実現するため、ユーザーが簡単にアプリとデータを共有できるようにする OAuth の同意操作についてお知らせします。この操作は、一度に 1 つのスコープしかリクエストできない段階的な認証を使っているアプリで、同意コンバージョン操作を改善するものでもあります。ユーザーは、この種のリクエストに対して、1 回のタップで簡単に共有できるようになります。
サンプルアプリがアカウント情報にアクセスする際のこれまでの画面と新しい画面のスクリーンショットの比較
これまでの画面                                           新しい画面

簡単な復習

OAuth の同意フローに対して行ってきた作業の全体像が把握できるように、これまでの改善内容を簡単にまとめておきましょう。

2019 年の中頃に、同意画面を大幅に改訂し、アプリと共有するアカウント データをユーザーが細かく制御できるようにしました。このフローでは、アプリが複数の Google リソースへのアクセスをリクエストすると、ユーザーには 1 つのスコープにつき 1 つの画面が表示されていました。

2021 年 7 月には、ユーザーが共有するデータを細かく制御できる機能は維持したまま、複数の権限リクエストを 1 つの画面にまとめました。今回の変更は、この操作の改善の延長線上にあります。
サンプルアプリがアクセスできる内容を選択する画面のスクリーンショット
Identity チームは、今後もフィードバックを集め、Google Identity サービスやアカウント データの共有に関する全般的なユーザー エクスペリエンスをさらに向上させたいと考えています。

デベロッパーが行うべきこと


アプリで必要になる変更は何もありません。ただし、段階的な認証を使って、アプリが必要とするときに一度に 1 つずつリソースをリクエストすることをお勧めします。そうすることで、アカウント データをリクエストする必要性がユーザーに伝わりやすくなるので、同意コンバージョン率が増加するはずです。段階的な認証の詳細は、デベロッパー ガイドでご確認ください。

一度に複数のリソースが必要なアプリで一部しか同意されなかった場合は、問題が起きないように処理し、OAuth 2.0 ポリシーに従って適切に機能を縮退してください。

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Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

この記事は Chrome、テクニカル プログラム マネージャー、Paul Rossman による Chromium Blog の記事 "Extending Chrome App Support on Chrome OS" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。 ...
この記事は Chrome、テクニカル プログラム マネージャー、Paul Rossman による Chromium Blog の記事 "Extending Chrome App Support on Chrome OS" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

この度、以前にお知らせした Chrome アプリのサポート スケジュールに関する重要な変更点について発表します。企業や教育関係のお客様やパートナー様からのフィードバックを踏まえ、Chrome OS をお使いの上記ユーザーに対し、Chrome アプリのサポート期限を 2025 年 1 月またはそれ以降に延長することを決定いたしました。

私たちは、プログレッシブ ウェブアプリ(PWA)により、ウェブ プラットフォームでの高度な新機能の実現に向けて大きく前進してきました。この作業は今後も継続するので、Chrome アプリのデベロッパーの皆さんには、できる限り早く PWA に移行することをお勧めします。PWA はモダン API によって構築、強化されており、機能性、信頼性、インストール性が向上しています。さらに、1 つのコードベースで、誰でも、どこでも、どんなデバイスでも利用できます。Adobe Spark などの高度なグラフィックス製品から、YouTube TV のような魅力あふれるメディアアプリ、Zoom などの生産性を向上させるコラボレーション アプリまで、充実した PC ウェブアプリと PWA のエコシステムは拡大を続けています。

Chrome アプリの移行についてのその他のサポート情報は、Chrome OS のウェブアプリに関するページをご覧ください。このページは、プロセスが進展するにつれて最新状態に更新されます。

今回のよりシンプルなアプローチへの変更につながるフィードバックを寄せてくださった、デベロッパーのコミュニティに感謝します。Google は、Chrome アプリの先にある未来に期待しています。そこでは、あらゆるモダンブラウザが参加したオープンなウェブ標準によって、エコシステムの進化が続いてゆくことでしょう。


この記事は Google Maps Platform プロダクト マネージャー Ryan Cassidy による Google Cloud Blog の記事 "Meet the next generation of mobile-optimized maps" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

カスタマイズされた地図は、スムーズなエクスペリエンスを提供するうえでの鍵となり得るもので、ユーザーを惹き付け、ユーザーの関心を集めてくれます。自由度の高い地図は、不動産会社が地図上のスポット(POI)に微調整を加えて、購入者が住む場所を決める際の手助けになるときや、地図のスタイル設定をしている地域の薬局が、自分たちのロケーションを競合他社に比べて目立たせる場合でも同じであると考えます。だからこそ Google は、スポットの密度とフィルタリングの管理ズームレベルのカスタマイズ、さらには業界別に最適化された地図のスタイルといった機能を通した能力の強化を重視してきました。ですが、お客様の地図を次のレベルに押し上げるためのサポートは、これにとどまりません。この度、2 つのアップデートを一般提供します。それは、新しい Maps SDK for Android と、Android と iOS 向け SDK のクラウドベースのマップスタイル設定機能の拡張です。この 2 つでネイティブ モバイル マップ エクスペリエンスを強化することで、すべてのプラットフォームにわたる一貫性のある最適化された地図の提供が簡単に実現できるようになります。また、現在 Google が取り組んでいる追加機能の一部についても紹介します。

Maps SDKs for Android をアップデートしてユーザー エクスペリエンスの強化を実現

世界中のデベロッパーは、ドライバーの配達のサポートや、小売業者が注文の配送先住所を視覚的に確認する際のサポートといった、重要性の高いエクスペリエンスの提供を Maps SDK for Android に依存しています。消費者がアプリに費やす時間は増加し続け、アプリの使用が日常的で欠かせないものになる中、消費者の高い期待に応えられるモバイル エクスペリエンスが、かつてないほど重要になってきています。

今回リリースした Maps SDK for Android のバージョン 18.0.0 では、新たなレンダラによって実現した、より充実した地図描画のエクスペリエンスをアプリユーザーに提供します。新しいレンダラによるタイル表示やレンダリング アーキテクチャの最適化を導入したことで、品質を落とさずに地図データのサイズを軽減できました。これにより、ネットワーク負荷、デバイス上の処理、メモリ消費量が削減され、よりスムーズで安定したエンドユーザー エクスペリエンスにつながります。また、地図のラベルに特化した改善も行いました。今回のアップデートによりラベルの柔軟性が増し、より正確に位置取りできるようになったことで、マーカー管理機能の未来が切り開かれました。さらに、操作の処理全体を強化したことで、アニメーションの向上や、よりスムーズなパンやズームを実現しました。

Maps SDK for Android は引き続き Google Play 開発者サービス SDK の一部として継続して提供されるため、バージョン 18.0.0 にアップグレードしたとしても、APK サイズを増加させることなくすべての改善点を活用することができます。

一貫性があり、カスタマイズされた地図を複数のプラットフォームでデプロイするのは、クラウドベースのマップスタイル設定でボタンを押すだけというシンプルさです。

モバイル向けクラウドベースのマップスタイル設定による一貫性のあるクロス プラットフォーム マップ エクスペリエンス

今年前半の Google I/O にて、Google は JavaScript 向けクラウドベースのマップスタイル設定の一般提供を発表しました。それ以来お客様は、より優れたカスタマイズ機能やクラウドで強化された効率的なデプロイのワークフローを利用して、ミュンヘンのインタラクティブな地図の作成から、Cadbury が主催した仮想イースター エッグ ハントなどの楽しいイベントまで、数多くのマッピング エクスペリエンスを提供しています。この度、クラウドベースのマップスタイル設定機能は、Maps SDK for Android(バージョン 18 以上)と Maps SDK for iOS(バージョン 5.0 以上)の一般提供バージョンでサポートされます。

クラウドベースのマップスタイル設定により地図のカスタマイズに必要なコードがクライアントからクラウドに移動することで、新機能を使用するための修正や、新しい構成のテストが簡単にできるようになります。このようにクライアント コードとカスタマイズ コードを分離したことで、すべての対応プラットフォームにわたる多数のアプリにおいて、単一ブランドの管理や最適化したスタイルの管理がより簡単に実現できるようになります。また、プラットフォームやインストール ベース全体でのマップスタイルの変更が、ボタンを押すだけで同時に公開できるようになります。クラウドベースのマップスタイル設定は、スポットのフィルタリングとスポット利用の促進ズームレベルのカスタマイズランドマーク商業地域用スタイル設定などの、増え続ける新たな一連のカスタマイズ機能の基盤となるものです。

ズームレベルのカスタマイズでは、マップのさまざまなズームレベルでユーザーが目にする情報を微調整できます。

モバイル デベロッパーは、Google Cloud Console で MapID を作成することで、Dynamic Maps におけるクラウドベースのマップスタイル設定機能やシンプルなクロス プラットフォーム カスタマイズが活用できるようになり、Maps SDK for Android または Maps SDK for iOS 内で使用できるようになります。Maps SDK for Android または Maps SDK for iOS を介して Map ID を読み込んだ Dynamic Maps は、Maps JavaScript API(Dynamic Maps)と同じ SKU で請求され、同一の毎月 $200 分のクレジットの利用が可能となり、使用量に応じた料金が適用されます。デベロッパーは、新しい Maps SDK for Android にアップグレードした場合でも、これまでと同様に無料で引き続きクライアントのスタイル付き地図の利用が可能です。

現在取り組んでいる追加機能¹

Google は、差別化されたエクスペリエンスを提供し、ユーザーを惹き付けるうえで、地図のカスタマイズに関して多様なニーズがあることを理解しています。Google は、さらなるクラウドベースのマップスタイル設定機能の開発に取り組んでおり、ご要望に応じたサポートが提供できるように、マーカー機能、マップの要素、データドリブンのスタイル設定に力を入れています。Google は一連の新しいマーカー機能、簡単なピンのカスタマイズ、Marker Collision Management、パフォーマンスの最適化、カスタム マーカー要素などに取り組んでおり、これらはしっかりカスタマイズされ高度に最適化されたマーカー ドリブン エクスペリエンスの迅速なデプロイの実行を可能にするものです。また、より詳細な地図を求めている人向けに、詳細なストリート マップの可用性とカスタマイズをさらに多くの都市に拡大しています。さらに、新しい API を公開し、プログラムで地図要素のスタイル設定を簡単にする機能にも取り組んでいます。これにより、お客様のデータに基づいた Google の保有する行政界データを用いて、スタイル設定機能を応用した階級区分図を簡単に作成することが可能となります。

これは、Google がデベロッパー コミュニティ向けに構築しているサービスのほんの一部です。Google が追加機能の実現に向けて懸命に作業を進めている間に、詳細をウェブサイトでご覧いただき、デベロッパー向けドキュメントを確認し、カスタマイズとモバイル地図の強化をぜひスタートしてください。

¹プロダクトの機能、特長、今後のスケジュールは変更される可能性があります。

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。


Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Developer Relations Engineer



この記事は Google Maps Platform プロダクト マネージャー Alicia Sullivan による Google Cloud Blog の記事 "Enhanced map style rolling out as default basemap in November" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

昨年、地図全体における自然特性の描写を強化したことで、Google マップの外観が進化しました。同時に、このスタイルは Google Maps Platform で Cloud ベースのマップスタイル設定を使用するユーザーのデフォルトの地図になりました。どんな場面でも最新の Google マップによるエクスペリエンスをご利用いただけるようにするため、11 月から API バージョンと SDK バージョンに同じ地図スタイルを展開します。また 2022 年 5 月までに、サポートされているすべての環境でこの地図スタイルをデフォルトとします。


この記事は Google Maps Platform プロダクト マネージャー Alicia Sullivan による Google Cloud Blog の記事 "Enhanced map style rolling out as default basemap in November" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

昨年、地図全体における自然特性の描写を強化したことで、Google マップの外観が進化しました。同時に、このスタイルは Google Maps Platform で Cloud ベースのマップスタイル設定を使用するユーザーのデフォルトの地図になりました。どんな場面でも最新の Google マップによるエクスペリエンスをご利用いただけるようにするため、11 月から API バージョンと SDK バージョンに同じ地図スタイルを展開します。また 2022 年 5 月までに、サポートされているすべての環境でこの地図スタイルをデフォルトとします。

唯一の変更点は、デフォルトのベースマップの自然地形の見え方です。新しく衛星から情報取得したカラー マッピング技術により、Google マップ アプリ、ウェブサイト、そして Google Maps Platform の Cloud ベースでスタイル設定された地図で、より詳細かつ色鮮やかな表示を実現できました。

タイムライン

Maps JavaScript API や Static Maps API に Cloud ベースのマップスタイル設定をすでに使用していて、2020 年 9 月以降にスタイルを作成した場合は、新しいデフォルト地図がすでに有効になっています。

Cloud ベースのマップスタイル設定を使用していない Maps JavaScript API や Static Maps API のお客様の場合、Maps JavaScript API の通常のバージョニング チャネルを通じて新しいデフォルトの基本地図に移行されます。対象は 2021 年 11 月のウィークリー チャネルのバージョン 3.47 以降で適用されます。

Maps Embed API を使用している場合、2021 年 11 月に新しいデフォルトの基本地図が有効になります。

カスタム JSON スタイルを使用しているモバイル SDK のお客様は、Cloud Console の地図スタイル エディタで JSON スタイルのインポート用ツールを使用することで、今回の新しいデフォルト地図での表示を視覚的にプレビューできます。

2022 年 5 月には、すべての環境とすべてのバージョンの SDK で、新しいベースマップがデフォルトでご利用いただけるようになります。対象となる Maps JavaScript、Static Maps、Android SDK と iOS SDK には、デフォルトで新しいベースマップが表示されます。


フィードバックをお寄せください

問題やバグを共有するには、公開されている Issue Tracker から Issue 203429433 宛に送信してください。また、Google Maps Platform API と各 SDK でのテスト方法の概要や、新しいスタイルがそれぞれデフォルトになる時期については、以下の表をご確認ください。

API

テスト方法

新しい地図スタイルがデフォルトになる時期

Maps Embed API

--

2021 年 11 月

Maps JavaScript API

Maps JS ウィークリー チャネル(2021 年 11 月)の v3.47、Cloud ベースのマップスタイル設定

2022 年 5 月

Static Maps API

Cloud ベースのマップのスタイル設定

2022 年 5 月

Maps SDK for Android

プレビュー版のスタイル設定

すべての SDK バージョンで 2022 年 5 月

Maps SDK for iOS

プレビュー版のスタイル設定

すべての SDK バージョンで 2022 年 5 月

Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。


Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Developer Relations Engineer 

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